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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」第9回社会実験

今日の昼休み、「日本の交通網」が社会科教室で開催され、中2~高3の8名が参加しました。今日は第9回、内容は「社会実験」です。

宝塚市山本地区、安倉地区で宝塚市立病院等への移動について実証実験を実施します。市では人口減少や高齢化が進展し、公共交通利用者数の低下による交通事業者の収益が悪化しているほか、運転手不足の深刻化、さらには新型コロナウイルス感染症の影響等により公共交通事業者を取り巻く環境は非常に厳しくなっています。市内を運行する阪急バスは、地域の交通維持のため2022年4月に利用状況に応じた路線改編を実施し、一部地域は宝塚市立病院への路線バスが減便となりました。このような課題解決を図るため、宝塚市立病院や福祉施設、公共施設等への移動手段の確保を検討し、宝塚市立病院等への移動手段の確保に向けた実証実験を実施します。としてバンを病院まで走行する実験を2ヶ月間実験します。

また、山手住宅地域に位置する宝塚市売布地域の一部で、現在運行する路線バスよりも小型の車両を利用したAIオンデマンド交通に切り替え、よりきめ細かな運行とエリアの拡大を行うことで、高齢者の方などの移動手段の確保を図るための実証実験を行います。利用者の予約に対してAIによる最適な運行ルートを設定し配車をリアルタイムで行い、運行エリア内の乗降場所(ミーティングポイント)であれば、どこでも乗降が可能な次世代の交通システムです。

この記事を読んで意見交換しました。「利用本数・コスト面で課題はあるかもしれないが実験として考えてみるのもいい。こういったニュースをこのゼミで情報発信するのも大切ではないか」「車の免許を定年制にして公共交通機関を利用せざるを得なくすると確実に利用者は増える」「前日予約制も一つ」「コンパクトシティみたいに駅に全施設を集中させたらバスは必要最小限ですむ」と、様々な意見がでました。

次回は9月26日に会議室で開催します。多くの方の参加をお待ちしています。

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