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探究ゼミ「ビブリオバトル」第9回
3月17日、ビブリオバトル第9回を行いました。今年度の最終回です。
今日のバトルは何と豪華二本立て!です。それというのも、ついこの間卒業した高3生と去年卒業した卒ゼミ生が来てくれたからです。というわけで第一部が現役ゼミ生バトル、第二部が卒ゼミ生バトル「the legends battle」となりました。
まずは第一部、現役ゼミ生のバトルです。バトラーは4名でした。
1「ふたり、この夜と息をして」(北原 一)中3
2「虹色ほたるー永遠の夏休み」(川口 雅幸)中1
3 「パンダを自宅で飼う方法 珍獣ペット化シュミレーション」(白輪 剛史)中3
4 「本を守ろうとする猫の話」(夏川 草介)高2
中1の生徒は今回初めてバトラーに挑戦しました。「緊張しています」と言いながらも立派な発表でした。中3の2人はもうお馴染みの2人、高2の生徒は兵庫県大会で準優勝した彼です。投票の結果、今回のチャンプ本は「本を守ろうとする猫の話」でした。「お金の話ではなくて、今日読んだ本の話をしましょう」というセリフが印象的で、彼の発表は県大会以後、凄みが増してきました。
そして第二部、the legends battleです。(現役生よりも多いバトラーたち!)
1「オートリバース」(高崎 卓馬)
2「阪神園芸の神整備」(金沢 健児)
3 「そのときは彼によろしく」(市川 拓司)
4 「美女と竹林」(森見 登美彦)
5 「君がいて僕はいない」(くらゆいあゆ)
高3生は「去年の3月以来、1年ぶりのビブリオです」、卒ゼミ生は「本当に久しぶりです」、さらには「3年ぶりのビブリオです」という人までいて、雲雀を一歩出ると発表の機会がなくなるのではと思われることを口にしていましたが、それでもそこはさすがのlegendsでした。それぞれに味のある、癖のある、笑いのある、後輩たちが感嘆する発表でした。チャンプ本は多くの票を獲得した「美女と竹林」でした。
卒ゼミ生に現役ゼミ生バトルの感想を聞いてみると「みんなの発表のレベルが高くて、ビブリオバトルという場がこうやって続いていることを嬉しく思います」と語ってくれました。実はそう言った彼女は、この雲雀でビブリオバトルが始まったときの創立メンバーであります。彼女たちが築いた雲雀のビブリオバトルは高3生も含め、後輩たちがこれからも続けていってくれることと思います。
みんなまた来てください。待ってます。
雲雀のビブリオバトルは次年度も開講予定です。また図書館で会いましょう!