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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
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探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「経済を学ぶ」第0回

8年目を迎えた探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第0回を開催し、中1~高3の38名が多目的ホールに集まりました。

今日は、初回ガイダンスということで、2つの話題を考えました。

最初は、センター試験の過去問(2017年政経追試)です。「いま,1500円の料金を支払ってカラオケで遊ぶことができる。同じ時間を使って,アルバイトで1800円の給与を得ることや,家事を手伝うことで1000円の小遣いを得ることもできる。この三つの選択肢のうち一つしか選べない場合,機会費用を含めたカラオケで遊ぶ費用はいくらになるか。①1500円②2500円③3300円④4300円」皆で考え挙手したところ、大多数の人が正解でした。この問いから、経済学ではある選択に対してさまざまな費用がかかることを考えました。

次に、ペットボトル飲料の24年ぶり20円値上げのニュースを取り上げ、理由として原油価格・コーヒー豆や砂糖などの原材料の高騰の背景として、需給のひっ迫や急激な円安があることを挙げました。

次回から、夏の為替相場を予想する「円ドルダービー」を行うことを予告し、感想を書いてもらいました。

感想として「中高生にとって20円値上げはきつい」「収入は変わらないのに値上げされると不安」「基本給を上げる対策を取れれば一番良いがそれも厳しいのかな」「紙を使えば値上げしなくてよい」「ペットボトルの代替容器開発してみたい」「環境問題あるので、ペットボトル製造を抑えるべし」「カラオケ費用は提示の1500円と思っていたので、見方変えれば費用も変わるのが面白い」「難しいイメージの経済だったが面白い・楽しそうというイメージがあった」「昨年に続き楽しく参加します」「円高円安の仕組みを学んでいきたい」などがありました。為替相場だけでなく、値上げに対しての代替案を考えるなど、発想が広がってきました。

1年間、経済を見ながら、世の中について考えていきたいと思います。

次回は6月1日、60ホールで開催します。多くの方の参加をお待ちしています。

なお、最初の問題の正解は、③です。

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