探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
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探究ゼミ「数論の世界(第4回)」
毎週火曜日放課後に数学科の教員2名がついて「数論」のゼミを実施しています。
「数論」とは、簡単に言うと「1, 2, 3, ...」という自然数に関する理論です。
皆さんはピタゴラスの定理(三平方の定理)をご存知ですか?
先週のゼミでは a^2+b^2=c^2 を満たす自然数 (a, b, c) の組(ピタゴラス数と呼びます)を各グループで作ってもらいました。
(3, 4, 5) や (5, 12, 13) などは有名ですね。
一番大きな数を作ったグループのピタゴラス数は、なんと (14340, 2056331, 2056381) でした。
どうやって作ったかはここでは割愛します。
また、ピタゴラス数についてのいくつかの性質:
① a, b, c のうち、どれかは 3 の倍数になる
② a, b, c のうち、どれかは 4 の倍数になる
③ a, b, c のうち、どれかは 5 の倍数になる
ことを生徒たちが証明しました。
昨日のゼミからは「素数」の話に入っています。
数の世界は不思議がいっぱい!