探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究ゼミ
探究ゼミ「社会討論会」紙幣
先週の土曜日(8月3日),大阪府にある茨木市立東中学校にて,第27回社会討論会がおこなわれました。
本校は探究ゼミのひとつとして,昨年より継続して参加しています。
今回のテーマは,新紙幣が発行されて1カ月が経ったということで「紙幣をモデルチェンジ~銭の話~」ということで,茨木市立東中学校・大阪教育大学附属池田中学校・雲雀丘学園中学校の3校が,それぞれの視点からお金にまつわる発表をおこないました。
本来は10名講座登録者がいるのですが,夏休みでクラブ活動なども重なっており,本校からは中学3年5名のみの参加となりました。
東中学校は経済をより活性化させるために,さらに高額の紙幣を発行してはどうか,という大胆提案や,仮想通貨を国の法定通貨にしたエルサルバドルの話などを発表。附属池田中学校は新紙幣に使われている技術にまつわる話,政治とカネの話題,国家予算などについて発表しました。
本校のグループは物価上昇について発表しました。
彼女たちが産まれてから現在までの日本の物価上昇について「マクドナルドのハンバーガー・スタバのラテ・ディズニーランドのパスポート」について上昇率を調べ,「われわれ消費者はモノの値段が上がると困るので,安くなってほしいが,果たして物価上昇は悪いことなのか」という考察を加えました。
ちょうど中3は2学期に「公民」の授業で経済の分野を勉強するので,今回の発表は身近な問題からインフレ・デフレの功罪について考える良いきっかけになったのではないでしょうか。
発表後はみんなで昼ご飯を食べて,茨木市の経済を回すことに(少しだけ)貢献しました。
次回は10月末~11月のいずれかの日曜日に実施。テーマはアメリカ大統領選挙直前(直後?)ということで,アメリカについてです。
探究ゼミ「社会討論会」は後期も新規募集をかけますので,興味のある人,特に今のメンバーは中3が殆どで3月に引退しますので,中1・中2を熱烈募集中です。よろしくお願いします。