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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「法律を学ぶ」第10回虐待

今日の昼休み、探究ゼミ「法律を学ぶ」第10回を開催し、中1~高2の17名が60ホールに集まりました。今日のテーマは、「児童虐待」です。

母親が、門限を守らないなどの理由で、10歳の長男に暴力をふるい、傷害罪で逮捕・起訴されました。わかったきっかけは、目にあざがあるのに気付いた担任からの通報です。

親は「子が思い通りにならず、暴行した。しつけの延長であれば暴力も許容されると解釈していた」とし、弁護側は「子育てに自信がなく、孤立し、相談するところがなかったのが暴行の一因」と訴えたが、頭や顔に1~2週間の怪我をさせたと認定し、懲役1年、保護観察つき執行猶予3年の有罪判決を下しました。

かつては民事不介入であった部分が、DV防止法などで通報義務となり、地域や学校で見守ったり、ソーシャルワーカーが学校に設置されたり、児童相談所の業務が強化されたりする時代になりました。このことについて、意見交換しました。

感想として「どこまでがしつけでどこからが暴力かわかりにくい」「親が相談できる所を作るべき」「子どもには、暴力より経済制裁(スマホ没収・小遣い削減など)が効果的」「互いの精神保護を一刻もはやくするべき」「暴力は絶対にダメだ。地域のコミュニティやご近所関係を強化するのがDVを減らすことにつながるのではないか」「トラウマが残ると心の傷・ひびはなおらないのではないか」などありました。

次回は10月21日昼休みに60ホールで開催します。

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