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探究ゼミ「マーケティングを知ろう」 第4回企業研究「ユニクロ」
探究ゼミ「マーケティングを知ろう」第4回(11/14)のテーマは企業研究「ユニクロ」です。中3~高2の17名の生徒が参加しました。
まず、授業の初めに、10/24にオープンしたばかりにUNIQLO梅田店(西日本最大のグローバル旗艦店)を紹介した映像を見て頂き、新しいことは何か?それのターゲットは誰か?そういう企画をする目的は何か?といった、少し難しい議論をしてもらいました。
グラングリーンで広がった客層にマッチする幅広い品揃えを目指しているのではないか?大阪を代表する企業や梅田の人気店舗とのコラボ商品は外国人に向けてではないか?それは日本ユニクロを海外にアピールする戦略ではないか?など、思いのほか、スケールの大きな視点やマーケティング思考での意見が出て驚きました。良かったです。
次に、ユニクロの決算発表の数字から現在の姿を説明し、そこに至る歴史をたどりました。ユニクロを書いた本は多いのですが、今回の授業は、昨年、日本経済新聞から出版された杉本貴司著「ユニクロ」を参考に組み立てています。テーマは「ユニクロの失敗の歴史」です。創始者である柳井正さんは、「失敗は終わりではなく、成長のための貴重な糧である」と言っています。失敗のたびに、経営陣・社員は大変な思いをされてきたと思いますが、へこたれずに前に進んできたすごい経営者であると思います。
さて、「失敗の歴史」がありすぎて、今回の講義では終わりませんでした。次回は、「ユニクロ」が念願の海外進出をするも、大量閉店に至るところから始まります。同時に、宿題も出させて頂きました。ユニクロを1店舗見てきてもらい、その店が、誰に何を売りたいか?そのためにどんな工夫をしているか?を見てきていただき、ディスカッションしてもらう予定です。
次回は、期末試験後の12/5(金)の予定です。