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【SDGs＃38】質の高い教育を

SDGsブログです。今週は考査期間中のためゼミがありません。そのため、昨年度から続けているSDGs記事を掲載します。

「質の高い教育を」
　日本の初等教育就学率はほぼ100％ですが、世界には学校に行くことができない子ともたちがたくさんいます。識字率で見ると、2016年時点で世界の人口のおよそ２～３割の人々は文字の読み書きができないと言われています。あなたは、子どもたちが学校に行けない理由を考えた時、何が浮かびますか？家が貧しいから、学費が払えないから学校に行けないのでしょうか？それも一つの答えです。例えば他に、そもそも学校がないからという理由もあります。学校はあるが先生がいない、という場合もあります。働き手として他人に雇われているため、そもそも学校という概念すらない子どももいます。その原因は様々あります。この課題に取り組むには、まずはその実態についてたくさん知る必要があるでしょう。しかし、学校に行けたからといって幸せなのでしょうか？世界には、学校が空爆やテロの襲撃対象となる地域もあります。昨日まで共に学んでいた学友が次の日には数百人殺されることもあるのです。また、少年兵を育てるために人を殺すことだけ教える学校もあります。ただ学校が増えれば良い、ただ通える生徒たちが増えれば良いというわけではないのです。「質の高い教育をみんなに」はとても広大なテーマなのです。

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