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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究プロジェクト

【探究プロ】Feeding the Future Program④

探求プロジェクト「Feeding the Future Program」は中高生がグループを作り、会社組織を疑似体験しながらコーヒー販売をするものです。10月26日(土)の第三回高校説明会・オープンスクールにて「Zikomo(ジコモ)社」がコーヒー販売を行いました。

販売に先がけて行われた講堂発表では、コーヒー販売の売り上げがすべてマラウィの子どもたちの給食支援になることがアピールされ、なぜ給食支援が大切なのか、なぜ自分たちはこの探究プロジェクトに参加しているのか、が熱く語られました。中でも「Feeding the Future とは『未来を養う』という意味で、この活動を通して私たちはマラウィの未来を創る手伝いをしたい」という言葉は印象的でした。

クイズがあったり笑いがあったり感動したり、素晴らしいプレゼンテーションを見せてくれたZikomo社ですが、中間テスト直前で行われた事前発表では全く違う内容の発表をしていました。それに対し教員からはとても厳しいダメ出しがたくさん出て、今回、すべてのダメ出しに応え、予想と期待をはるかにこえる素晴らしいものを作り上げてくれました。勉強やクラブや他の探究活動で忙しい中、よく挫けずに頑張ったな、と背景を知る者としては感動しかありません。

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さて、この素晴らしい発表を受けて完売なるか...!Hibarista社一同もバックアップし、販売開始です。

今回、Zikomo社はホットコーヒーを飲んでもらいながら生徒たちと自由に話をしてもらうカフェ形式の販売を追加しました。実はこれがまた準備がとても大変で、企画段階から実際に行うまでは本当に生徒たちが試行錯誤を繰り返しました。しかしその苦労が報われ、カフェは大盛況。参加者の皆様と生徒たちが長い時間談笑する光景が見られました。9月の説明会にてHibarista社からコーヒーを買ってくださった受験生の方が、この説明会にももう一度お越しくださり再度購入してくださる姿もありました。

実は今回、オープンスクールの参加者が予想をはるかに下回り、すべての参加者がドリップパックを一袋購入してくださったとしても、完売は難しい計算でした。教員は「完売は無理だな」とはなから諦めていたのですが、社員たちは違います。「売り切ってマラウィの子どもの給食支援にする!」という熱意でたくさんの人たちに懸命に声掛けし、カフェでもてなし、オープン・スクールが終わる5時過ぎまで売り続けました。そして、その苦労が報われ、見事に完売しました!

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今回、コーヒーを購入してくださった皆様に心より感謝もうしあげます。そして、生徒の思いに賛同し、初めてのカフェ設営を許可し、テント設営、ポットの貸し出し、衛生面での指導など、多くの協力を下さった皆様に感謝します。

これで今年度のコーヒー販売は終わりますが、会社はまだまだ続きます!果たして清算後の売上金はあうのか?必要経費をのぞいていくらマラウィに支援金を送れるのか?次回は最終決算とせいぼじゃぱんの山田様への報告の様子をお届けします。

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