探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究プロジェクト
鳥取大学サイエンスプログラムin米子キャンパス〜Day2〜
鳥取大学サイエンスキャンプ2日目が行われました。
本日の午後は、各研究室で3日目に行われる発表に向けて、各実験のまとめを中心に行なっていました。
久郷先生の研究室では、1日目に作製した染色体標本を観察しました。正常細胞とがん細胞の染色体を比較することでその差を知ることができたようです。
また、香月先生の研究室では、1日目に作成した染色体標本を、本日染色した後、光学顕微鏡で観察しました。また、1日目にヒトの細胞とハムスターの細胞を融合させた細胞に、光を当てながら、蛍光顕微鏡で観察しました。
畠先生の研究室では、1日目に行ったオープンフィールドの解析結果が出ました。実験結果から、マウスの滞在時間とあらかじめ決めた定点を通過するまでのスピードの表を作成しました。
初沢先生の研究室では、米子キャンパス内にあるとっとりバイオフロンティアで、白血球が赤色の光を発している酵母と黄色ブドウ球菌を体内に取り入れる様子を、共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察しました。
竹内先生の研究室では、試薬作りの見学と、作成された試薬を用いて、ゼブラフィッシュの卵にインジェクションを行いました。また、1日目にヒレに切り込みを入れたゼブラフィッシュのヒレを観察しました。
尾﨑先生の研究室では、がん細胞と正常細胞の見分け方を教えて頂きました。また、なぜ、がん細胞ができるかの仕組みを分かりやすく説明して頂きました。また、1日目の実習で準備したヘマトキシリン・エオジン染色が完成したので観察しました。
常世田先生の研究室では、2班に分かれて、B細胞とT細胞の性質について研究しました。レーザーを細胞にあてることによって励起蛍光を観察し、抗体の分布を確認しました。
いよいよ明日は、各研究室の研究発表です。短期間の実験結果をどのようにまとめていくのかが楽しみです。