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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究プロジェクト

【関西電力探究プロジェクト~中学生編~】

中学生を対象に関西電力さまを招いて探究プロジェクトが実施されました。

テーマは「さまざまな発電方式と日本のエネルギー事情を学び、環境問題を考える」です。

日本の電気消費量は世界で4番目です。これは参加した雲雀生は全員正解していました。

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日本は地域によって周波数(ヘルツ)が違います。

関西では60、関東では50となっています。国で周波数が違うのは珍しいとのことです。

電気を送る送電線は日本列島を1本でつないでいることは驚きでした。

電気を送る速さは、光の速さと同じなので福井県でつくられた電気が関西の家庭まで送られるのに1秒もかかりません。

1分くらいかなと思っている子もいたようで、驚いた表情もしていました。

火力発電・水力発電・原子力発電の仕組みについても理解が深まりました。

原子力発電所は54基ありあますが、現在稼働しているのは12基です。

これは2011年の東日本大震災の影響があってのことです。

関西電力は安全に配慮して原発再稼働に尽力しています。

円安による燃料費の値上げで各社の電気代も上がっているのですが、関西電力は値上げせずにいれるのは原発の影響も大きいということでした。

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水力発電は模型を使って説明していただきました。

電気を水の形に変えて貯めておくことができます。

揚水式発電は水を汲み上げる時に発生するのですが7割程度しか発電できないのがデメリットになります。

どの発電方法も一長一短があるのでエネルギーミックスという考え方が重要になります。

講義終了後はミニチュア発電機で発電体験をしました。

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最後に福井県の美浜原発をオンラインで見学させてもらいました。

原子力発電所は立ち入り禁止ですが、オンライン見学会ならではで中を見させてもらいました。

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小指の爪ほどの大きさのウランペレットでドラム缶石油2.5缶ぶんの発電力を持ちます。

ハード面、ソフト面も改良が行われ、事故訓練も行われているそうです。

まさに「さまざまな発電方式と日本のエネルギー事情を学び、環境問題を考える」のテーマに沿った大変有意義な探究プロジェクトになりました。

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