探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究プロジェクト
【探究プロ】歴史学のフロントライン
7月25日(木)、探究プロジェクト「歴史学のフロントライン」を実施し、中学3年生~高校2年生の13人が神戸大学を訪れました。
本年度のこのプロジェクトでは、人種差別やそれに関する問題について、その歴史的背景を考え、未来の社会のあり方を模索することを目指しました。6月以降、事前学習として定期的に集まり、合衆国の歴史に関する文献を輪読しました。そこから各チームで関心を持ったことなどをより探究してまとめてきました。
本日は神戸大学大学院国際文化学研究科の小澤卓也先生を交えたゼミ体験の日。生徒は輪読した内容の発表をもとに、小澤先生のご指導を踏まえ、さらに考えを深めていきました。また、歴史学や人種をめぐる理論についても紹介していただき、グローバルに歴史を捉えることの大切さや、人種問題を考える際に社会や政治の構造に着目する視点についても教えていただきました。
生徒たちはとても充実した1日を過ごしたようです。そして今回の発表をさらに深め、この夏はポスター作りを進めていきます。
末筆ながら、小澤先生にはプロジェクトに多大なご協力をいただき、誠にありがとうございました。