探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

【探究プロ】日本航空②

日本航空訪問２日目は「Droneチーム」と「Flight Operationチーム」に分かれて活動しました。主に「Droneチーム」の活動報告です。

日本航空株式会社ではエアモビリティ創造部という部署でドローン事業を展開されています。まずはその内容の説明とドローンの飛ばし方の説明をしていただきました。

その後、ドローン操縦ブースを見学しました。普段どのようにドローンを飛ばしているか（ほぼ遠隔操作）を実際の機材を見ながら説明していただきました。生徒の皆さんも興味津々で活発な質疑応答がありました。ちなみにドローン１台一式で3,000万円だそうです！

午後はワークショップを実施しました。課題テーマは「瀬戸内町が掲げる『誰もが住み続けたいサステナブルなまちづくり』に貢献するため、離島向けドローン配送サービス以外のドローンを活用したサービスや施策を企画してみよう！」でした。
瀬戸内町の特徴を調べながら面白いアイデアをたくさん出せました。

JALのドローン事業について最も印象に残ったことは、目先の利益に囚われない懐の深さと挑戦スピリットです。現状ドローンで運べるモノは限られていますので、ドローン事業がJALに大きな利益をすぐにもたらしてくれるわけではありません。しかし、台風などで船が欠航すると離島の人たちは医薬品や給食食材などが届かなくて困っています。そういった人たちのためにドローンを飛ばし、そして将来の新たな空の移動価値を創出しようと挑戦するJALという会社・その部署で働く皆さんの姿勢に感動した２日目でした。