探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究プロジェクト
【産経新聞で新聞記者入門】
本日は産経新聞社を訪れて、1日新聞記者体験を行いました。
この探究プロジェクトの最終ゴール地点は、「号外をつくること」です。
記者の方々は少しでも疑問に思ったことを、積極的に質問をします。
与えられたものでなく、自分から掴みにいくことが大切です。
その姿勢を持つように!とアドバイスをいただきました。
新聞記者の方が使っているメモ(手のひらサイズでスーツのポケットにも入るサイズ)をいただき、記者体験スタートです。
まずは、SNSやネットが普及しているなかで新聞が必要か否か、紙である必要があるのか、ということを考えました。
「自分で知りたい情報を検索できるからいらない」「紙の新聞で見ることで、自分の興味を持ったもの以外の情報も知ることができる」などの意見が出ました。
産経新聞の方からは、紙の新聞はプロダクトで在庫として残るのですが、紙のよさもあるということを伝えていただきました。自分で取材して書いたものが、最終的に形あるものになる嬉しさを感じてほしいとのことでした。
また、新聞は「社会弱者の立場にたち、法律や社会通念をアップデート」していく使命があること、新聞の配置の理由を脳の構造と関連して教えていただきました。
現役の新聞記者の方にも質問をさせていただきました。
「新聞記者とジャーナリストとの違いは?」
「1つの新聞に関わっている人数はどれぐらいですか?」
「なぜ新聞記者になりたいと思ったのですか?やりがいは何ですか?」
記者の方は1つひとつに丁寧に答えてくださりました。
特に「情報の源にいって確認作業をする」ことを重視していました。
午後からは実際の現場の見学をさせていただきました。
校閲部、編成局、写真報道局の見学では、お忙しいなか説明と質問の回答をしていただきました。
本日を振り返って5W1Hを意識しつつ新聞を作成しました。
本日の学びをまたアウトプットをしっかりしてほしい、読んでくれる人のことを思って書いているとのお話をいただきました。
このような機会をいただいた産経新聞のみなさま、本当にありがとうございました。