探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究プロジェクト
探究プロジェクト「文学模擬裁判」3日目
『羅生門』に登場する、老婆から着物を奪った「下人」に、どのような量刑を与えるべきかを、様々な視点から考える「文学模擬裁判」。
3日目となった今日は、学校の会議室に法廷が出現しました!
昨年度の3日目の様子はこちらです。
今日は、六甲法律事務所の松田昌明先生をお招きし、法律的な観点から、お話をして頂きました。
今回の『羅生門』裁判の争点である、「緊急避難」についても詳しい解説をして頂きました。
質疑応答でも、良い時間が過ごせたのではないでしょうか。
そのあとは、いよいよリハーサルに移ります。
昨年度同様、場面が進むごとに、先生の熱く丁寧な演技指導が入ります。今年は、昨年のものを経験している人がいることもあり、リハーサル段階から、筋書きのない論戦が繰り広げられました。ただ、相手を倒すことだけ考えると「知的ゲーム」に成り下がってしまいます。「発する『ことば』を、誰に向けて届けたいのか、をきちんと意識して話すように」という、札埜先生のお言葉の重要性を、改めてみんなが実感した時間だったのではないでしょうか。
各グループ、今日でポイントは掴めたように思います、明日の論戦に期待しています!