中学2年生、3年生の学年懇談会が開かれました。
<中学2年生のお弁当>
6月20日午後、中学2年生と3年生の学年懇談会がそれぞれ開催されました。これは中間考査を終え、これから学校生活が勉強、クラブ活動そして行事が本格化するときに保護者と学年の先生方が教育方針や行事の確認、また日頃の出来事などに対し意見交換をするものです。
私は2年生、3年生の課題として以下のようなことがあることを申し上げました、2年生は中学生活3年間の真ん中で、やや目的意識が薄れ、学校生活を楽に流してしまいがちになる。また3年生は6年間一貫教育で受験勉強がない分、平易に高校1年生を迎えてしまう可能性があるということです。したがって目標をしっかり定め行動する必要があります。特に3年生はこの時期に、高校に入学してからの授業速度についていけるだけの基礎力をつけておくこと、また直接勉強に結びつかないことでも「何をしたか」が振り返ることができるようにしておくことが大切と申し上げました。
私は中学2年生、3年生の生徒全員に、この夏休みから来年の3月までにこんなことに挑戦したいという内容を書いてもらおうと考えています。「チャレンジプラン」です。「クラブ活動での目標」も結構。「本を10冊読む」でもOK, 「『おはよう』を家族のだれよりも先に大きな声で言う」もよろしい。私もこのチャレンジプランを読んで生徒を見守もろうと思っています。
懇談会ではこんなことも申しあげました。「有力企業の採用で人事が見ているのはチャレンジ精神です」。最近の新聞に有力企業5社の人事部長が出て採用面接で見る点はいくつかありますが、チャレンジ精神があるかどうかは共通します。
もっとも生徒に求めるレベルは低いかもしれません。しかしどんな小さなことでも「挑戦しよう」という気持ちは大切であり、それを育てていきたいと思います。