雲雀丘の淵源を知りました
月曜日(11月21日)、雲雀丘の地名の由来を尋ねて「雲雀滝」に行ってきました。「雲雀滝」は雲雀丘学園を北に20分ほど登って行ったところにあります。一般の民家を通らないと行けないので、存在は知っていても実際に見た人は学園にはいませんでした。かねがね学園の名にも関係する滝をぜひ見てみたいと思っていました。
雲雀滝は民家の奥まったところ、小さな山あいに樹木に覆われてありました。高さおおよそ10mくらい、山肌を伝って想像よりも多い水が落下していました。雲雀の名の由来は滝の音が雲雀のさえずりに似ているとのこと、水もきれいで夏になると蛍が飛び交うそうです。この水が流れて雲雀丘学園の中央を流れる小川になります。一度、どこかの生徒が下流からこの川を上ってきたことがあったそうです。雲雀滝を上ってさらに先に行きたいと言ったそうですが、危ないので止めさせたと民家の方はお話でした。多分、雲雀丘学園の生徒でしょう。
雲雀丘の名の淵源を知ることができ、学園を流れる川の水源を見ることができ、何かすっきりした気分になっています。今週は主に文化クラブに活躍の朗報が入ってきました。演劇部が県大会で最優秀賞を取り、近畿大会へ出場、早朝からの練習が実りました。写真部は県の総合文化祭で最優秀賞を獲得、多くの作品を出品しどれもが高い評価を受け、この名誉ある賞につながりました。囲碁将棋部も将棋部門個人戦で高1の女子生徒が優勝しました。ギターマンドリン部も本領を発揮し兵庫大会で優勝、これは順当な優勝です。
雲雀丘学園は勉強もクラブも、そして行事もどれも真剣に取り組んでもらいます。どれもやることで人間的な成長につながると考えるからです。クラブ活動も自らが活動を通じてどれだけ成長・進歩したかです。その意味で雲雀丘学園は勝利至上主義ではなく成長至上主義です。しかし優勝や活躍の報を受けると、思わず「よくやった!」の声を張り上げるのは性分ですから仕方ありません。(2016.11.26)