クラブ活動のすばらしさ 第9号
本校が会場の囲碁将棋部 兵庫県代表決定戦兼段級位認定大会
新学期になり、4月5月にクラブの春の大会が数多く行われています。一方、入学式での勧誘にはじまり、クラブ紹介、ポスター掲示、歓迎の公演など、新入生への入部働きかけが行われています。大会と勧誘の2つの大切な取り組みの中で進級した生徒たちが先輩として成長する場面の1つでもあります。
先日の全校朝礼でクラブについて以下のお話をしました。(当日は簡略化して話しました)
クラブ活動について3つのことをお話しします。
まず第1に、クラブ活動に是非参加してください!
昨年度の入部率が、中学で約90%、高校で70%弱です。
自分の目で見て体験して、自分の学生生活にあった部活動を選んでください。クラスは自分で決めることができませんが、クラブは自分で選ぶことができます。自分の選んだクラブでしっかりと活動をしてください。そのクラブと出会い、顧問の先生や仲間と出会い、人生が変わった先輩もたくさんいます。
2つめ、クラブの質を高めよう!
学習との両立が大事。時間をかけるだけでなく質も大事。クラブ活動は自主的な活動です。顧問の先生が作るのではありません。生徒、先輩・後輩、先生と相談しながら、作り上げていきましょう。うまくいかないことを、人のせい、お互いのせいにしていてはいい活動ができません。「報告、連絡、相談」をしっかりしてください。
3つめ、クラブで感動しよう!
学校や人生では感動することが、人間を成長させると思います。クラブ活動で選手としても顧問としても感動する場面をたくさん見てきました。そのたびに、私自身も成長させていただいたと思っています。大きな大会で優勝できなくても、小さな大会でも、練習試合でも、大差の負け試合でも、日々の活動でも感動はできます。自分を主人公にドラマを作ってください。
クラブに限らず、公欠で校外の活動に出かける人は、校長室に来てください。行く前でも行った後でもかまいません。全員でも代表者だけでもかまいません。みなさんのがんばる顔を見せていただいて、エネルギーをもらおうと思います。
今年1年、クラブでの活躍のニュースもたくさんキャッチできれば思います。
よろしくお願いします。
学校生活を充実させ人間力を高めるものに部活動の役割は大きいと思います。学習の両立ができることをクラブ活動参加の条件にしています。今年度より、平日は1日のクラブなしの日や土日祝日の休養日を採用しました。大会での活躍もたくさんあり、限られた時間の中で充実した活動によって成果を上げているのはすばらしいことだと思います。県大会3位以上の成績を上げた個人団体には理事長から表彰をしていただいており、昨年度は25種114人が表彰されました。一方、表彰されるまでは行かなくてもみんなで力を合わせて目標に向かっていくその過程がとても大事だと思います。結果も大切にしますが過程も大切にし、勝利至上主義でなく生徒達の努力を進んで賞賛したいと思います。「各部からのお知らせ」もご覧ください。
中学男子テニス部が大会前と後に、高校女子バレー部が意気込みを、高校女子テニス部が大会結果を校長室に報告に来てくれました。みなさんとてもいい顔でした。たくさんのエネルギーをもらいました。クラブ活動ができる状況に感謝してがんばってください。体育大会のクラブ行進を楽しみにしています。また、大会・公演などの応援にも行かせていただきたいと思います。