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2017年06月29日

意気込み・エール・拍手             第30号

中学部活動激励会2017
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6月28日体育館にて中学部活動激励会が行われました。
吹奏楽部の演奏のもとユニホームに着替えた中3部員が行進入場します。写真をとるのはもちろん写真部員です。放送部員の司会で、各部代表者が意気込みを伝えました。りりしく立派でした。そのあと、剣道部の号令と太鼓で、男子バスケ部、女子硬式テニス部、水泳部からのエールが送られました。気合いの入ったエールに私だけでなく後輩たちもびっくりしたと思います。ボルテージが上がって、そのあと、選手宣誓、全員での校歌も盛り上がりました。体育館全体が大きな拍手に包まれました。
今回で4回目となる中学生だけの中学生による激励会です。日頃は高校生の陰に隠れてしまいがちな中学生ですが、原稿を見ないで全員の前でしっかりと話し、周りの方への感謝も伝えることができました。3年間の成長を感じ、大変うれしく思いました。3年生にとっては中学最後の大会、全力でがんばってください!
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私からは、雲雀丘の代表として、ユニホームに刻まれた悔しい思いをした先輩の分まで、そして出場できない仲間・後輩の分まで、がんばれと話しました。また、「雲雀丘の生徒は元気があるなぁ」といってもらえるあいさつをしようと話しました。競技においては、最初にあいさつでフェアプレーと誓い、最後にあいさつでお互いの健闘を讃え合う。これが、スポーツや芸術文化活動のすばらしさであり、オリンピック精神、世界平和にもつながっています。
日頃は自分のクラブのことしか知りませんが、他のクラブの様子が刺激となってがんばってくれるものだと思います。日頃の成果を発揮してくれることを祈っています。

2017年06月26日

環境教育活動                 第29号

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第10回目となる環境フォーラム2017が行われました。中学生が探求の授業での学びや日頃の環境学習・活動の発表、また環境大使の活動を紹介するものです。今回はアカデミックサマーでお世話になっている鳥取大学名誉教授の田中俊行先生に講評をいただきました。
基調講演を気象予報士の木島由利香さんにお願いしました。木島さんは、テレビでも活躍で「地球温暖化と気象」の題でお話しをしていただきました。

本校の環境教育は、平成20年5月29日開催の「第1回環境教育講座」からスタートしました。地球温暖化を扱った「不都合な真実」の翻訳者枝廣淳子さんの講演が行われました。同日に「環境教育宣言」を行い、この日を本校の「環境宣言の日」と定め、毎年6月と7月を環境推進月間として制定し、学校全体として節電などを呼びかけたり、エコ活動の注意喚起を促したりしてきました。また、平成26年から28年度まで、資源エネルギー庁の「エネルギー教育モデル校」に選定され、実践を積み重ねてきました。
環境問題は人間の行為そのものが原因になっているという認識に立って「環境に配慮することは、人に対する優しさや真心を育てることにつながる」と考えています。これは人間力を育てる大きな柱でもあります。知識を習得ばかりではなく、「本物の学び」として、教科、行事などとも連動させ「学び調べ考え行動する」を基本とした主体的対話的な学びにつなげています。
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この日は、中学生が環境フォーラム、高校生がOneDayCollegeと各教科を超えた横断的な学びの一日になりました。
ご来校いただきました各大学の先生方、木島由利香さん、北雲雀きずきの森きずな会、サントリーホールディングスのみなさま本当にありがとうございました。

2017年06月22日

ライフデザイン教育(高校)            第28号

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昨年の様子

6月24日にOneDayCollegeが開かれます。高校全学年を対象にしたライフデザイン教育の一環の出張講義です。今年で第14回となり、30人の講師の先生が大学、大学院や団体から来ていただきます。専門的な内容でありながら、生徒を引きつける魅力ある講義が展開されます。生徒たちは、普段はお目にかかれない先生を前に、大学での研究をイメージすることができ、この講義をきっかけに自らの目標が見つかることができます。この講義がきっかけとなり、志望学部や大学を決めた生徒もおり,全員参加の進路行事をして重要な位置づけとなっております。われわれ教員も専門的な学びに触れることができ、講義を楽しみにしております。

今年度講義をしていただく大学、大学院、団体
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院、京都大学応用生命科学
京都大学地球惑星科学、大阪大学化学応用科学科、大阪大学人間科学部、
大阪大学大学院理学研究科、神戸大学経済学部、
神戸大学国際人間科学部、和歌山大学観光学部、
鳥取大学農学部共同獣医学科、鳥取大学医学部、
京都府立大学生命環境学部、大阪市立大学医学部、
大阪市立大学食品栄養科学、大阪市立大学理学部数学科、
大阪府立大学現代システム科学域、九州歯科大学、
立命館大学国際関係学部、同志社大学スポーツ健康科学部
京都女子大学発達教育学部、龍谷大学植物生命科学科、
関西大学法学部、近畿大学建築学科、大阪医科大学、
大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部、森ノ宮医療大学理学療法学科
神戸薬科大学、神戸女学院大学人間科学部、
甲南大学マネジメント創造学部、日本政策金融公庫

本校では、アカデミックサマーを独自に企画運営し、また高大連携講座(大阪大学、関西学院、関西大学、神戸大学など)への参加を推奨しています。進路指導部より募集案内がなされています。OneDayCollege、オープンキャンパスにとどまらず、自ら積極的に行動を起こしていきましょう。大学は与えられた課題をこなす人でなく、自ら積極的に課題に取り組む人を求めています。
進路を見据えた夏の挑戦を計画し、ひとまわり成長しよう!

2017年06月19日

私の挑戦                     第27号

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各学年の懇談会の冒頭挨拶で「私の挑戦」についてお話ししました。年度初めに、全校生徒が「いつまでに」自らの可能性を広げるために「何に挑戦するか」を書いて提出しています。担任、校長のコメントつけて返却しました。自分で決めた目標に対して努力をし、達成できたものは報告する。次年度のはじめには検証するというものです。自分で決めたとはいえ、忘れてしまったり持続できなかったりすることも多いと思います。保護者のみなさまにもご協力をお願いしました。
私の挑戦の内容には検定試験の合格を目指すものも多いです。トップクラウン、トリプルクラウンを目指してがんばってください。中途半端にならずチャレンジする気持ちを持ってほしいと思います。

17日午後のPTA講演会に講堂満席のご来校ありがとうございました。三浦雄一郎氏の「夢をもつ。あきらめない。そのくりかえし。」という言葉が印象に残りました。まさしく「挑戦」です。

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17日午前はサルーン雲雀丘を行いました。説明会とは趣を変えましてアットホームな雰囲気の中、28名の少人数で本校を知っていただくものです。
まず、小学生と保護者の方で理科教員による実験「身の回りの化学反応」を行いました。炎色反応と高吸水性高分子樹脂を使った実験です。紙おむつ素材を使ったもので「すごい」という声が保護者の方々からも大きく上がっておりました。
そのあと、保護者の方と私でコミュニケーションの重要性や「学校選びのポイント」や「受験生の親として」についてみなさまと意見交換を行いました。アンケートによりますと教員の様子を知り、保護者の方同士が悩みなどが共有でき楽しい会になったといただき、喜んでおります。これから、説明会などでお会いできることを楽しみにしております。今回ご参加いただけなかった方、ご興味を持たれた方には次回のサルーンにも是非申し込みください。

2017年06月15日

今年のパンフレット完成         第26号

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6月10日に「学園を知る会」をプレラにしのみやで開催いたしました。180名を超える方に来場いただきました。今年度のパンフレットを初めて配布させていただきました。生徒たちや先生の生き生きとした表情がいっぱいです。手にとってご覧いただければ幸いです。
私から、本校の目指すべきもの、具体的な取り組み、進学状況などをおはなしさせていただき、入試部長から入試状況と次年度入試についてお伝えしました。ここでも、今春の卒業生59期生4名がかけつけてくれ、先生とのインタビューに答えてくれました。本校を選んだ理由、部活との両立、ここを直してほしい、受験サポート、後輩へのメッセージなど、卒業生ならではの声を届けてくれました。受験生や保護者の方にとっては、学校選びにとって参考になったのではないかと思います。
7月からは、学内にてオープンスクールや説明会を行います。その際には、在校生の生の姿を見ていただきたいと思います。(ホームページ「入学を希望される方へ」を参照してください)

昨年のサンデー毎日5月8日号「難関大学合格者ベスト500校」に29位で取り上げられ、続いて先日AERA6月5日号に「突破する人を育てる学校」「アエラが注目する学校全国30選」に近畿からの5校に掲載されました。進学実績だけでなく、今年は、本校での授業や「本物の学び」での取り組みが取り上げられ大変うれしいことです。多くの方々からの反響がありました。しかし、重要なことはメディアに取り上げられるにふさわしい教育内容をしっかりと実践することだと思います。今回の説明会でも、創立の精神「孝道」を踏まえ、人間力のある生徒を育てていきたいと強くお話しさせていただきました。

次回は、6月24日にAP大阪梅田茶屋町(ABC-MARTビル8階)にて、同内容で行います。是非、ご参加ください。

2017年06月12日

みんなで手をつなぎ英語プールへ飛び込め 第25号

    ー中1グローバル研修ー

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今年で3回目となる中1グローバル研修が行われました。表題は開会式で私が英語で伝えたことです。
グローバル社会への対応、英語4技能の統合的育成を目指して、現在の中学3年生63期生より始めました。現在の中学3年生から大学入試が大きく変わるということもあり、文科省の提唱する「グローバル化に対応する新たな英語教育」を意識して始めた行事です。
2日間にわたって10人の少人数で外国人の先生と英語のみで過ごします。ゲームなども取り入れながら、英語を発することの大切さを学んでいきます。いろいろな先生の国籍からその国の文化についても学んでいきます。文法事項などまだ習っていない時期ですが、間違ってもいいからとにかく相手に英語で伝える。伝えることの難しさから伝えたい気持ちを育て、伝える楽しさを実感してもらいます。生徒同士の連帯感も生まれます。今年も中学1年生のがんばりをたくさん見ることができました。
最終目標の自己紹介プレゼンでは、生き生きとした表情で英語を使っていました。2日間の成長を見ることができこれからの可能性も感じました。これを自信にして一層英語に触れてほしいと思います。
11月には2年生全員が2回目のグローバル研修にチャレンジします。今からしっかりと学んで成果を上げてください。
本校では、海外研修として、中2・3年の希望者が夏休みにカナダプリンスエドワード島に研修旅行に出かけます。また、今年度より、中3の1月から3月にカナダ留学(2か月)を行います。現在、留学希望者の中から選考を行っています。

2017年06月08日

ファームスティ                  第24号

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   昨年の北海道ファームスティ       昨年の沖縄伊江島民泊

先日、劇作家、演出家の平田オリザさんのお話を聞く機会がありました。平田さんは、大阪大学COデザインセンター特任教授をはじめ多くの大学で教鞭をとられる一方、小中学校で演劇を創作するワークショップも行われています。
演題は、「グローバル社会に必要とされるコミュニケ-ション術・対話能力とは」でした。演劇を使ったコミュニケーション教育、コミュニケーション教育と大学入試改革、子どもたちのコミュニケーション能力というような内容で英語教育の話は一切なく、大変興味深く聞かせていただきました。
特に印象に残っているのは、コミュニケーション力をあげるためにといわれて、教育現場では、「伝える技術」ばかりを教えることにとらわれているということでした。表現力の向上を目指して、文章力、プレゼン能力、PPTの作り方・使い方、ディベート力とその技術向上に取り組んでいます。しかし、「伝えたい気持ち」「伝えたい意欲」の醸成が行われていないと話されました。単語でしゃべる子どもが多く、家族を中心とする伝わる人だけとのコミュニケーション状態になっている。だから、基礎基本の「挨拶」「NOといえる」「自己紹介」ができていないということです。
これは伝わらない体験が極端に少ないからで、「伝えたい気持ち」を生み出すためにも「伝わらない経験」が重要であると話されました。ライフスタイルの違う外国人やジェンダー、老人や障がいを持つ人とのコミュニケーションをとる体験をもっと活発にしようということです。異文化が強調されるが、それよりも男女間や世代間の方が重要だそうです。人間力としての挨拶、心からのコミュニケーションが重要で、英語や表現技術にばかりとらわれていてはいけないと思いました。
本校では、行事の中の中で異文化交流や世代間交流などを行います。修学旅行や研修旅行での「ファームステイ」もその一つです。現在旅行中の高校2年生には、「伝わらない経験」から「伝えたい意欲」を高め、「伝える喜び」を知り、コミュニケーション力を高めてほしいと思います。ひとまわり大きく成長して帰ってきてください。

2017年06月05日

公開授業旬間     第23号

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5月29日(月)より6月17日(土)まで公開授業旬間が行われています。目的は、1.教員が多くの授業を見学することによって,自らの授業方法,内容を点検し,授業力の向上を図る。2. 新学習指導要領,新大学入試に対応した授業を研究する。の2点です。
教科内での研究授業は行われますが、この期間は教科を超えての授業見学を行います。担任の先生にとっては、教科によって生徒の違った活躍の姿を見ることができます。現在、教育実習期間でもありますので、実習生に指導していることが教員にとってもブーメランとして返って来ることになります。
学校にとって「授業が命」であり、学園の姿として「研究的な教師」も掲げられています。若いときには「おごりたかぶることなく自分を磨き、生徒と向き合う」と先輩の先生から教わりました。というものの、自分の授業の点検が行われず、外部の目にさらされることが少なかったり、新しい授業スタイルへの挑戦が行われず、停滞しているケースも見られます。
本校においては、授業力の向上のために、公開授業と生徒による授業アンケートを実施し点検を行ってきました。その結果を、管理職や教科主任よりフィードバックするようにしています。また、昨年度より、指導主事をおき、日頃から授業での課題を相談、指導できるようにしています。
新しいスタイルの授業については、教員研修や学校視察、校内外研修会の参加、研究図書の充実などを行ってきました。また、昨年度より「授業改革プロジェクト」を設置し、リーダー的メンバーを配置しました。公開授業についてもこのプロジェクトで企画しております。今回の課題は、「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)とICT機器を積極活用した授業をより推し進めるものです。全教室にプロジェクターが設置され多くの授業で活用されていますが、よりよい使用法を研究しようとしています。生徒のみなさんに「挑戦」を掲げていますので、先生方にも「いい授業への挑戦」を掲げ、若手、ベテラン関係なく授業公開の中から一層レベルを上げ、活発な授業力向上期間となることを願っています。
各学年ブログの授業紹介をご覧ください。

2017年06月01日

校長室への報告                第22号

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女子テニス部2名が試合結果の報告に来てくれました。5月28日に行われた県大会の個人ダブルスでベスト4になったそうです。3年生にしては幼い感じでしたので、学年を聞くと2人とも中学1年生だそうです。「1年生大会じゃないよね」と聞いたところ、全国大会につながる3年生主体の大会だそうです。よく頑張りました!全国大会をかけて、6月に京都で行われる近畿大会に出場するそうです。コンディションを整えてがんばってほしいと思います。

6月にかけて高校総体県予選に出場するクラブも多いです。考査が終わり、朝練や休日の練習試合など各部とも大会モードになってきました。3年生にとっては最後の大会になるクラブもあります。ベストを尽くせるようがんばってほしいと思います。
一方、勝者のうらには敗者あり。大会で力が発揮できなかったり、くじ運などの強敵と早い段階で当たってしまうなど敗退した人もあるでしょう。その悔しさを練習にぶつけ次の大会に活かしてください。
また、この大会で引退してしまう人には、感動の勝負は後輩たちに引き継がれていきます。最後まであきらめない戦いがクラブの伝統になります。
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6月実施の公式戦予定(現在聞いているもの)
 高校総体 テニス、バレーボール、剣道、柔道、水泳
 高校水泳 県夏季公式記録会、阪神高校選手権、
 高校放送 NHK杯コンテスト県大会
 高校囲碁 文部科学大臣杯県大会
 中学テニス 県春季大会、近畿大会
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学校や人生では感動することが、人間を成長させると思います。クラブ活動で選手としても顧問としても感動する場面をたくさん見てきました。そのたびに、私自身も成長させていただいたと思っています。大きな大会で優勝できなくても、小さな大会でも、練習試合でも、大差の負け試合でも、日々の活動でも感動はできます。自分を主人公にドラマを作ってください。応援しています。また、それぞれのドラマを校長室へ報告に来てください。楽しみにしています。