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2006年03月26日

高校2年国際科第11 回ニュージーランド比較文化研修

平成17年度の比較文化研修は1月12日から9週間にわたり、ワイカト大学語学センターで実施されました。過去10 回の研修の積み重ねを振り返り、さらに充実した語学研修とホームステイのプログラムが組まれました。
 学習面においてはスピーキング・ライティングに加えて、大学入試も意識したリーディング・リスニング練習などにも重点が置かれました。研修中には何度か実力到達テストが実施され、達成感を持って取り組めるように工夫されていました。また先生方に最高の評価をいただいた英語のドラマ、ニュージーランドの文化を説明した英語プレゼンテーションなどの活動を通じて表現力や創造性を養うこともできました。
 課外活動では、日本文化を紹介しながら現地の大学生と交流したカルチャーセミナー、マオリ族の村で先住民文化を学んだマラエ訪問などは貴重な交流体験でした。乗馬・カヤック・トレッキングなどの自然体験活動も充実していました。
 ワイカト大学の先生方やスタッフのみなさん、日本から暖かく見守ってくださった保護者のみなさんに感謝申し上げます。
 ここでは参加生徒の研修レポートの一部を抜粋して紹介させていただきます。

(中略)私はこの9週間の研修を終え英語力だけでなくいろんなことに対する考え方も学べたと思います。私のホストは、私に辛い事があってもいつも「あなたにとってこれも一つの良い経験なのよ」と教えてくれました。日本に居たら気がつかなかった小さな親切が私にはとても大きくて温かなものに感じられるようになりました。生活の仕方も文化もまるで日本とは違うけれどそれでも私を受け入れてくれたニュージーランドの人々に感謝の気持ちでいっぱいです。また、いつも日本で私を支えてくれる人の大切さが痛いほど身にしみました。今、私には研修をやり遂げたという達成感と将来への希望があります。将来は日本とニュージーランドをつなぐ架け橋のような人になれればいいなと思います。

(中略)9週間、本当の娘のように私を受け入れてくれたホストを始め、ニュージーランドに行かせてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。私はこの研修を通して本当にたくさんの事を学んだ。国が違えば文化の違いもたくさんある。それをお互いが受け入れ、尊重し合ってこそ意味があるのだと思う。違う国の人と生活することによって本当に世界の文化の多様性を身をもって感じた。
 そして私はこの9週間で何かが大きく変わった。これからも一生懸命英語を勉強して将来またこの地を訪ねたいと思う。そしてこの
ニュージーランド研修は、これからもずっと私の心の中で生き続けることだろう。
I can't thank you enough!    

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