平成22年度秋季東阪神リーグ戦(団体戦) (平成22年11月14日 於:宝塚北)
1部4校による総当たり戦です。3勝0敗で優勝しました。
4-3 (VS宝塚西高校)
S1 川端 全 (1-6)
S2 中島裕馬 (6-1)
S3 大川喜宏 (4-6)
S4 中原蒼太 (6-4)
D1 豊田晃太朗(6-2)
籔田富也
D2 花原 海 (6-1)
園山大貴
D3 宇野 舜 (3-6)
早川芳斗
6-1 (VS川西北陵高校)
S1 豊田晃太朗(7-5)
S2 中島裕馬 (6-4)
S3 花原 海 (6-0)
S4 中原蒼太 (6-0)
D1 籔田富也 (6-1)
大川喜宏
D2 曻光太郎 (6-4)
石野佑樹
D3 田中巧馬 (4-6)
中岡佑介
5-1-1(VS宝塚北高校)
S1 川端 全 (7-5)
S2 豊田晃太朗(3-6)
S3 花原 海 (6-1)
S4 園山大貴 (3-3)日没打切
D1 籔田富也 (7-6)
中島裕馬
D2 中原蒼太 (7-5)
藤本京太郎
D3 曻光太郎 (4-2)日没打切
荻野 了
今回のテーマは、「高2の団体メンバー以外で優勝を勝ち取る」ということでした。新人大会が終わってからこの方針を打ち出し、約3週間練習に取り組んできました。団体メンバーはサポート役に回り、練習では積極的に球出しを行い、試合に向けてのアドバイスをする姿が見られました。また普段は主に1年生の仕事であるコートや部室の整備にも進んで取り組んでくれました。試合のメンバーについても様々な案を提案してくれ、こちらの意図をしっかりくんでくれていたと思います。しかしながら一方で、「新人大会の緊張から解放された」という雰囲気が強くあったことも事実であり、試合に向けての大きな不安要因となっていました。また「高2の団体メンバーを出さない」という試みも初めてのことであり、「本当に勝てるかな」という不安を持っての試合当日となりました。
山場は2試合目でした。宝塚西高校とは予想通りの接戦となりました。取って取られて3-3。迎えた最終戦S4。副キャプテンの中原がやってくれました。2-0でリードするも、波に乗り切れず4-4に。一進一退の状況は続き、両校全部員が戦況を見つめ、ポイントを取るごとに歓声が上がるという異様な緊張状態の中、流れを取り戻し2ゲーム連取。見事勝利を収めてくれました。掛け値なしに「チーム一丸」となることができた瞬間でした。負けていたら本当に洒落にならない雰囲気であっただけに、本人も心底「ホッ」としたことと思います。副キャプテンとして色々な気苦労を乗り越えて勝ち取ったこの勝利は、本人にとって、試合を決める以上に大きな意味のあるものだったのではないでしょうか。3試合を通じて中原はもちろん、2年生花原、1年生籔田・中島も3戦全勝と健闘しました。団体メンバー6名抜きでこれだけ戦えたことは、全員の大きな自信になると同時に、「チーム一丸」を標榜してやってきたことが実ったという意味でも大きいと思います。新人大会での明石城西戦に決して劣らない感動の時間を過ごすことができました。この良い流れを大切にして、ウインタージュニア大会(12月)に照準を合わせ、頑張っていこうと思っています。