高校男子硬式テニス部 試合結果
平成28年度兵庫県高校総合体育大会団体戦 (平成28年4月23・24日 於:仁川学院会場))
以下のような結果となり、兵庫県団体BEST16になりました。
2回戦3勝0敗(VS滝川高校)
S1 高1池田善孝 (6-2)
S2 高2中山翔斗 (6-4)
D1 高3後藤啓大 (6-2)
高3竹一憲太朗
3回戦2勝1敗(VS伊丹北高校)
S1 高1池田善孝 (6-1)
S2 高2中山翔斗 (6-4)
D1 高3後藤啓大 (3-6)
高3竹一憲太朗
4回戦0勝3敗(VS西宮甲英)
S1 高1池田善孝 (1-6)
S2 高2中山翔斗 (1-6)
D1 高3松本一馬 (1-6)
高2滝澤 龍
総体団体戦。59期生にとっては最後の団体戦です。今年もノーシードから勝ち上がろうと思っていましたが予想に反して16シードとなりました。仁川学院に9:00前に集合しましたが、2回戦から出場のため初戦は14:00過ぎとなりました。選手がだれているのではと少し心配でしたが、杞憂に終わりました。東阪神の教訓を生かし、気持ちの準備がしっかりできていたと思います。今年の総体団体はベスト8をかける試合で兵庫県第1シードの西宮甲英と当たることもそうですが、そこに至るまでに、シードがついていない学校で最もやりたくないと考えていた滝川高校と伊丹北高校が同じブロックというドロー運のなさでした。しかし、気持ちのこもった試合・応援・審判で昨年に続く素晴らしい大会になりました。
2回戦(雲雀丘にとっての初戦)は今年度兵庫県新人大会BEST16の滝川高校です。9月に行った練習試合でも大いに苦労させられ「当たりたくないなぁ」と思ったことをよく覚えています。緊張感いっぱいで迎えた滝川戦ですがダブルス高3竹一・後藤が自分たちのペースで試合をして流れを引き込みました。S1・S2もスコア以上の圧勝感があり、まずは第一関門突破です。
続く3回戦も強敵伊丹北高校です。東阪神大会に備えて10月に練習試合を行いましたが、7本団体形式ではフラフラ状態での辛勝でした。その後の個人戦形式の練習試合でも、泥臭く粘り強いテニスに辟易させられ、かなり「嫌なイメージ」を植え付けられて迎えたこの試合は、予想通りもつれた展開になりました。ダブルスは2-1リードとなり波に乗れるかなぁと思いましたが、強烈なボレーを要所で決められ思い通りの試合をさせてもらえませんでした。S1スーパー1年生池田に託し、4-1と安定した展開でしたが降雨のためハードコート使用不可となり試合中断。良い流れであっただけに手痛い雨でした。そしてオムニコートで行っていたS2高2中山に全注目が移りました。徹底的につなぎのテニスを強要してくる相手のペースでの試合展開となり0-2。次取られると「かなり厳しくなる」ところでしたが、新人大会をはじめすべての団体戦でチームのポイントゲッターとして大きな修羅場を超えてきた強者は気持ちを乱すことなく淡々と、しかし強い意志をもって一進一退の激しい攻防を制しました。これまで格上の本格派を相手に実績を積み重ねてきましたが、今回は調子が今一つの中、課題としていた技巧派の凄いやつを倒したことでさらに力をつけてくれたように感じます。1-1となり中断されていたS1の試合をオムニコートで再開。安定した良い流れを途切れさせることなく完勝でした。
翌4月24日(日)、同じく仁川学院会場で兵庫県第1シードの西宮甲英と対戦しました。はるか格上の相手にどれだけ戦えるのか、何とか凌いで1ゲームでも2ゲームでも取りたいという強い気持ちを持って試合に臨みました。実力差は明白で勝負は見えていたのですが、最後まで試合をあきらめず、「何とかしよう、少しでも長くコートにいよう」という気持ちが十分伝わる良い試合内容でした。昨年同様(明石城西と対戦しました)レベルの違う強豪との対戦を通して「本物の学び」ができたと強く感じます。兵庫県No1の強豪校と対戦でき、本当に幸せでした。この経験を60期新体制でしっかり生かして良いチームを作りたいと思います。まだまだ粗削りですが、その素地は十分にあると感じています。5月3日(火)から総体個人戦が始まります。この総体団体の経験を生かして頑張りたいと思います。