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2013年03月31日

合格体験記(3)

大阪大学 人間科学部  N君

私は大学受験において常に意識してしまうことがありました。それは高校受験で公立高校に落ちたことです。「まさか・・・」その悔しさをバネに高一の頃は頑張ることができ、まぁまぁの成績でした。しかし二年生の頃には、逃げの気持ちから自分の学力で届きそうな手ごろな大学を選ぼうかと思ってしまうこともありました。さらに、先生や学校への慣れも出てきて、「これぐらいならバレないだろう」と授業の予習をさぼったり、その場しのぎで試験を乗り切るということもしてしまいました。いわゆる”中だるみ”ですね。(そのさぼった科目が最後まで足を引っ張りました。)そのように逃げていたら、いよいよ三年生、受験戦争に突入しました。受験なんだな、と意識するうちに「自分が落ちた高校のやつには負けたくない」という闘争心が芽生え、将来就きたい職業にも最適な、東の横綱を目指すようになりました。結局、夏と秋の大学別模試では実力不足を実感し、センター試験の成績が悪かったので、ダメもとで阪大人科に出願しました。
学校では、年末遅くまで対策をしていただいたおかげでセンター試験の地歴が得意になりましたし、国公立前期の前日まで英・国・数の添削指導をしていただきました。これのおかげで合格できたのだと思います。かなりしつこく質問に行きましたが、丁寧に対応してくださり、先生方には本当に感謝しています。学校だけにしかない強みですね。
英国数理社を勉強する際に気を付けてほしいことがあります。私は当初の志望校の受験に必要な科目をそろえるために、高2の終わりごろから地理を始めました。その大学では地歴2科目の論述があったので、地歴の対策を高3の10月まで集中的にしていたところ、その他の科目の勉強が後回しになり、後々とても苦労しました。その上、受験校変更により地歴の論述が必要なくなったので散々でした。つまり、受ける可能性のある大学の受験に必要な科目を調べ、どの学校でも必要な科目から対策するなど、バランスよく勉強したらどうかと思います。あくまで一個人の意見にすぎないので、先生に相談してみてください。
伝えたいことはまだまだありますが、最後に、ある先生のおっしゃっていたことが印象に残っているので紹介しておきます。「偏差値の高い大学に行くことが成功ではない。自分の頭の中で思う成功が”本当の成功”なんだ」あと、私が受験を通して思ったことですが、勉強に対して謙虚であり貪欲であり続けろ!!!(これも私が出来なかったことです)
私の経験を反面教師にして頑張ってください。

2013年03月29日

最先端科学実験 体験教室2013 感想文

 今回の先端科学実験体験教室2013に参加してみて、正直、不安な事がたくさんあって緊張しました。周りには友達もいましたが先輩もいて、ついていけるか心配でした。しかし、実際に参加してみると研究員のみなさんはとても優しく教えてくださり、少し遅れていても待っていてくださって、丁寧に分かりやすく教えてくださりました。もちろん、私はまだ一年生で学校では教わっていないことばかりでしたが、用意していただいたプリントなどを必死に読み、何とかついていけました。初めて見る機械を使っての実験で、かなり緊張していました。「間違えたら…」と思うと手が震えて上手くできなかったり、周りより遅れてしまったりしました。それでも責めたりせず、本当に優しく接してくれて安心し、また、実験が楽しくて仕方ありませんでした。
 今までは、実験は間違うのが怖くてあまり好きではありませんでしたが、1日、この実験に参加しただけで「もっとやりたい」と心から思えました。私の夢は薬剤師で、なれるかどうかわかりませんし、同じような実験をするとも限りませんが、実験の楽しさを学べたのは夢への大きな一歩だと思います。今回の実験に参加する前、「どうして参加したいか。」等を書きました。そこで「自分の夢のためになると思うから。」と書きましたが、最後のお話を聞いて、“諦めない”という何よりも大切であり、基本であることを教わりました。今回、参加して本当によかったと思います。何よりも楽しかったです。今までなら、こういう呼びかけには参加しませんでした。でも、本当に参加して色んなことを学びました。夢を叶えたいという思いがより一層大きくなりました。これからは今まで以上に自分の夢のために勉強に力を入れ、今回の経験を糧に一生懸命頑張ります。本当に充実した一日でした。(1年 女子)

2013年03月27日

高1, 2春の勉強合宿-最終日

勉強合宿もいよいよ今日が最終日です。本日も含め, たくさんの卒業生が来てくれました。さらに1, 2年生へメッセージをいただきました。
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朝のラジオ体操
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卒業生からのメッセージ-その1
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卒業生からのメッセージ-その2
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卒業生からのメッセージ-その3
勉強合宿は本日で終了しますが, 受験勉強は始まったばかりです。先輩からの応援メッセージを胸に1年間・2年間頑張ってください。この合宿で培った学習習慣を続けることが大事です。

2013年03月26日

高1, 2春の勉強合宿2日目

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高1で来年物理選択者対象の講義    卒業生が質問にも対応中

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お菓子の差し入れもありました    激励会もあります

本日は、勉強合宿第2日目です。98名の生徒達は、今までこんなに勉強したことがないと言いながら、講習や自習を真剣にこなしています。今日駆けつけてくれた卒業生は8名(京都大学(法)、大阪大学(法、工)、大阪教育大学)で、生徒たちは先輩たちにいろいろと質問したり、大学受験について尋ねていました。また、学園事務局からは山下事務局長が激励に来られ、「楽しく、学んだください」とエールを送られました。少し疲れが出始める頃ですが、頑張っています。

2013年03月25日

高1, 2春の勉強合宿-1日目

今日から3日間, 高1高2生対象に春の勉強合宿が始まりました。
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国際交流センターにて開催    初めにオリエンテーションを行いました

1講座90分の授業もしくは自習を朝から晩まで行います。今年は高2生78名, 高1生20名という大所帯。しかしながら, 過密なスケジュールをこなし, 集中して講義を受け・自習をしています。現在も夕食後の講義中です。
卒業生も応援に来て下さり, 生徒たちは自由に卒業生に質問や相談をしにいきました。
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高2生対象の英語の講義風景    昼食時に卒業生にお話ししてもらいました

お昼は「時間が経つのが早いー!」とまだ余裕のようでしたが, そろそろ疲れてきたかな?あと2日間頑張りましょう!
明日も合宿の様子や生徒の感想などをお届けする予定です。

2013年03月23日

雲雀丘学園高校の国公立大学入試結果

本日、3月23日で国公立大学中期、後期合格発表が終了した。
今年の、雲雀丘学園高等学校の国公立大学の入試結果をのせておきます。
国公立大学、合格者数60(内、現役47) ()内は現役生の数で、2名以上合格した大学をのせておきます。
 主な大学の内訳 北海道大学1(1)、東京大学1(1)、名古屋大学1(1)、京都工芸繊維大3(1)、大阪大8(6)、大阪教育大4(2)、大阪府立大2(2)、大阪市大5(3)、神戸大9(8)、神戸市外大2(2)、和歌山大3(2)、広島大2(2)、徳島大2(2)、愛媛大2(1)他 でした。
国公立大学合格者に占める現役生の割合は、78%で、卒業生235名に対する現役の国公立合格者の占める割合は20%である。つまり、現在は、1学年の生徒の5人に一人が現役で国公立大学に合格したと言うことです。
 今年の55期生は、卒業生が昨年よりおよそ1クラス分少なかったが、村上学年主任を中心に、各担任の先生が力を合わせ、そして、誠実で心優しい生徒がよく努力した結果です。
センター試験で苦戦したが、大学入試に果敢に挑戦し、本校始まって以来の東京大学合格、さらには現役での神戸大学および大阪大学の合格者数14名と、歴代最高記録を出した。
おめでとう。すばらしい結果でした。
 しかし、全員が合格をつかみ取れたわけではありません。「捲土重来」を期し、浪人する生徒も1割ほどいる。来年度、必ず「志望校、合格!」を達成できるよう、進路指導部一同、応援します。
 25日からは、高3年生になる生徒達のうち希望者と、勉強合宿を始めます。
来春に向けて、56期生のスタートです。

2013年03月22日

先端科学実験 体験教室2013

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 昨年度から始まりましたサントリー生物有機科学研究所での「先端科学実験 体験教室2013」を21日に行いました。朝8時30分に水無瀬駅に集合し、1年生9名、2年生12名が参加しました。
 今回は、「ある生物のホルモンの受容体タンパク質をつくるDNAをPCR法によって増幅させ、電気泳動でどの組織に存在するかを確認する。」、「そのDNAをサンガー法によって塩基配列の解析する。」、「そのDNAに蛍光タンパク質の遺伝子を組み込み、発現させた受容体がどの部分にあるかを共焦点蛍光レーザー顕微鏡で確認する。」という一連の3つの実験とナズナの芽の冷凍切片づくりを体験させていただきました。本当ならば数日かかる内容のものなのですが、操作を体験させて頂きながら、3分クッキングの要領で研究者の方々が先に用意していただいていたものを使って結果を見させて頂きました。
 行った実験の原理は学校の生物の授業で学習する内容なのですが、実際、それを自分たちの手で行うことで、生徒たちは机上では得られない理解を持つことができたと思います。参加したみんなは、眼を輝かせ、マイクロピペットを操作していました。
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 最後に、研究員の代表の方から「失敗を恐れないでください。その失敗以上にみなさんの実力は大きい。最後まで自分の力を信じてつづけてください。必ず夢は叶います。」と激励されました。
 夏には、5日間を使ってすべての過程を自分で行う体験教室を行います。今年度の大学推薦入試で、この教室に参加したことによって佐賀大学への合格を手に入れた生徒が出ました。「ほんものの学び」からこうした結果を得ることはとても嬉しく、これからもそうした生徒たちが増えていくことを願います。

2013年03月18日

合格体験記(2)

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佐賀大学 農学部  特進Ⅰ F君 国公立公募推薦

 私が佐賀大学農学部を目指したきっかけは、自分の好きな「昆虫」を大学で学問として学び、研究したいと考えたからです。もちろん、他にも昆虫の研究ができる大学はたくさんありますが、佐賀大学は農業との連帯が強く、社会貢献に活かせるという点で私の興味を引いたのです。
 一般受験も当然考えましたが、正直受かる自信が当時ありませんでした。そこで、挑戦の気持ちも含めて公募推薦を受けることにしました。推薦の内容は自己推薦書、小論文と口頭諮問のある面接でした。どれも対策と練習が必要で、かなり苦労したのを覚えています。特に推薦文は、担当の先生と何度も練り直し、試行錯誤して作りあげました。また小論文では、過去問を取り寄せて解くことはもちろん、新聞を読んで知識を蓄えました。特に、iPS細胞やTPPなどの農学に関係のある記事を重点的に読みました。そのことによって、小論や面接で相手に、「この子は社会に目を向けているな!」というアピールができたと感じています。これは実際に面接で聞かれたことなのですが、「あなたは大学に入ってどのような研究をしたいですか?」と問われました。その際、私は、「今、食糧問題が社会で問題になっているので、ノブドウミタマバエという虫の虫コブを遺伝子操作し、新たな食糧開発をすることによって解決につなげる研究をしたいです。」と答えました。社会問題と自分の将来の目標を結び付け、具体的に説明することによって、相手を強く引き付けることができたと思います。
 今回私は、自分で言うのもなんですが、見事、佐賀大学に合格することができました。しかしそれは、決して自分の力だけではなく、多くの先生が協力してくれたからこそ勝ち取れたものです。自己推薦文にしろ、面接練習にしろ、一人でできるものではありません。私は多くのアドバイスをくださった先生方にとても感謝しています。

2013年03月16日

合格体験記

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神戸大学 発達科学部 人間形成学科
受験型〈国公立大学前期入試〉S君

高校で雲雀丘学園に入ったときの最初の試験での成績は中の下、偏差値で言えば50強くらいでした。当時の私はまともに勉強もせず、「自分の能力ってこんなもんなんだな」と決め付けてしまいます。ちなみに、私には小学校の頃から教師になるという夢がありましたので、その時から高3の冬まで第一志望を神戸大よりもセンターのボーダーが低い教育大に定め、二次試験である小論文の練習ばかりしていました。他の大学のことをまったく考えることもなく「自分はここに入れば十分だ」と思い込んでしまいます。今思えば、この「決め付け」は本当に馬鹿なことでした。
自分の意識が変わり始めたのは高3の秋でした。苦手科目を早めに克服したためか、模試の成績が少しづつ上がり、やっと他の志望校という選択肢もあるんじゃないかと思えるようになってきたのです。そこで目に付いたのが神戸大の発達科でした。しかし、既にセンター試験まではあと1、2ヶ月に迫っていて、こんな時に志望校を二次試験の方式も異なるような大学に大きく上げるようなことは普 通の人は恐らくしません。周りの人に志望校を上げることを話すと、たいていは認めてくれましたが、今さら冗談だろと笑われることもありました。
私はそれから、二次試験までの3,4ヶ月間センター対策と平行して、これまで手を付けてこなかった記述式の筆記試験対策を必死に行いました。センターは基本的には自分で、記述は先生に添削してもらったり、コツを教えてもらったりしました(先生は遠慮せず徹底的に利用しましょう)。何度かダウンしたり挫折しそうになりはしましたが、合格のイメージを最後まで頭に持ち続けることで、なんとか合格することができました。
私が受験で大事だと思うことは二つあります。まず第一に、色んな大学を視野に入れてほしい、ということです。神戸大と決めるまで、私には、他にもたくさんの大学があるにもかかわらず、先ほどの教育大しか頭にありませんでした。というか、そこしか知らなかったといっても過言ではありません。大学はみなさんが思っている以上にたくさんあります。色んな大学を見て、知ってほしい。上を、上を狙ってほしいと思います。第二に、最後まであきらめない、ということです。もし今成績がわるくても、ギリギリまで志望校を下げないでほしいと願います。というか、上げてもいいと思います。はっきり言って、過去の成績なんて関係ありません。E判定 もA判定も、私の話もぶっちゃけあんまりあてにはなりません。最終的に頼りになるのは自分の力だけです。自分の回答に、自らの選択に自信をもってください。最後まであきらめずに志望校を狙い続ければ、結果は付いてきます。くじけそうになったときは、自分が合格する瞬間をイメージしてください。やる気がでます(多分)。
最後に、受験というものは長期戦です。周りの誘惑を退け、勉強を根気よく続けることは確かに大事です。が、あまりがんばりすぎると、私みたいに本番数週前にインフルにかかったりして体を壊します。時には息抜きをしたり、友達と遊んだりすることも必要です。無理をしすぎず、がんばってください。応援しております。


2013年03月13日

職業人インタビュー発表

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職業人インタビューを中学の発表会で代表者が5つ紹介しました。
図書館司書・歯科医師・薬剤師・製本業・カウンセラーと多種に渡った職業の話でした。
本校のキャリア教育では、大学進学を最終目的ととらえず、大学卒業後までの職業選択までを含めた長期的な将来設計をさせることを目的としています。

創立の精神には
「孝道を人間の根本義と考え
 社会のために尽くす精神を最も尊重し
 よりよい社会 国家を生みだすべく
 心を素直にもち
 すべてに感謝の念を捧げ
 健康な体力とたくましい実践力をもつ
 強い人間を創ることを念願としています」
と掲げております。

よりよい社会をつくるリーダとなるような人材を育成していきます。

2013年03月11日

快挙! 現役 東京大学合格!!

3月10日(日)に東京大学の前期試験合格発表があった。
見事、本校の現役生が東京大学 理科Ⅰ類に合格した。雲雀丘学園高等学校始まって以来の快挙である。
雲雀丘学園に4年前に赴任し、進路指導部長になって3年目の今年、やっと東京大学に現役合格する生徒が誕生した。赴任以来、現役で、東京大学や国公立大学医学科の合格者を出したいと考え、雲雀丘学園の先生方と努力する日々を送ってきた。
 赴任後の2年目と3年目の連続で、現役で国公立大学医学科合格者が誕生したが、東京大学だけは志望する生徒がいなかった。2年前から、東京大学見学会を企画するなどして、東京大学の良さや東京大学の学生と直接交流し、東京大学を意識してもらえるようになって来たこともあって、今年初めて一人、東京大学を受験した。
東京大学合格できたのは、その生徒の努力がすべてである。それを支えた、担任の先生、学年団、そして、プロジェクトの教員メンバーの協力も大きな力になったと思う。
 これで、本校の授業をしっかり受けて行けば、国公立大学の医学科も東京大学も合格できることが、証明できた。
次は、東京大学、京都大学、国公立医学科に複数の生徒が合格していくための援助をしたい。
国公立大学の前期の合格発表が、昨日ですべて終了した。
今までのところで、AO・推薦入試合格4名、前期試験合格 現役34名、過年度生(浪人)11名の合計49名である。
しかし、残念ながら前期で合格することができなかった生徒もいる。明日からの、後期試験に向けて、できるだけの応援・指導をして、55期生の躍進を実現したい。

2013年03月09日

3月9日15時までで判明した、「前期 国公立大学合格者数」

3月9日15時までで、東京大学および京都大学以外の、国公立大学の前期試験の合格発表があった。
センター試験が難しかった中、現役生は果敢に挑戦した結果が発表されている。難関をくぐり抜けて、運良く合格を手にし、学校に報告に来てくれた生徒は満面の喜びを表し、うれし涙を流している者もいます。しかし、一方で、涙をぐっとこらえて後期に向けて頑張ろうとしている生徒もいる。毎年この時期に見られる光景だが、胸に迫るものを感じます。もっと、成績を上げた上げることができたのではと・・・・。
 毎年のように、ある先輩の保護者の方から千羽鶴が届けられています。
その方の気持ちに応えるかのように、また祈りが通じたかのように、雲雀丘学園高等学校の大学受験成績が上昇してきている。
 本日、15時までに判明した主な大学の合格者数をあげておきます。
 大阪大学 8名(うち現役6名) 神戸大学 5名(すべて現役) 名古屋大学 1名(現役)、など前期国公立大学 合格者数 現役32名、一浪生9名、と公募制推薦・AO入試で国公立大学に合格した生徒4名を合わせて、45名が合格している。
 今年は卒業生数がここ4年間で最も少なかったが、現役生で前期合格者数は、現時点で最も多かった52期生の32名に達している。
 明日、東京大学、京都大学の合格発表がある。55期生が記録を塗り替えてくれることを祈りたい。
私立大学の合格者数でも、同志社大学と関西学院大学が増えたように、今年の現役生は難関大学に挑戦し、その狭き門を突破して行っている。
 前期試験では残念ながら合格を手にすることができなかった生徒も、多くの先生から励まされ、後期試験に向けて、気持ちを切り替えて頑張ろうとしている。逆境こそ、成長のチャンス。頑張ってほしい。
 

2013年03月07日

春の勉強合宿参加希望人数、決定。総勢98名!!

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高校2年生(56期生)と高校1年生(57期生)対象に、この3月25日から2泊3日、大坂南港になる国際交流センターにて勉強合宿の案内をしたところ、高校2年生78名、高校1年生は20名の参加希望がありました。
 昨年の春は、リーダー育成も兼ねて、55期生の選抜特進コースの15名ほどの生徒と56期生の希望者の計50名程度が、受験に向けての基礎力および応用力養成をめざした講義を一緒に受けました。
今年は、57期生が新課程導入の最初の学年なので、高校1年生と高校2年生が、席を同じくして一緒に受講すると言うことはありませんが、自習の時間などは一緒に学習しますので、高校1年生の諸君は高校2年生の真剣に学んでいる姿をみて、啓蒙されることと思います。
 56期生は、雲雀丘学園高校の教育改革の第二ステージに入った最初の学年です。つまり、中学校で一貫コースをつくり、6年間大学進学を視野に入れてじっくりと学んできた学年で、雲雀丘学園の中学・高等学校の一貫コースの真価が問われる学年でもあります。その生徒達の内、78名が積極的にこの勉強合宿に参加し、3日間、勉強に打ち込んでみようとしている意気込みに、学年の先生方や生徒達の並々ならぬ決意を感じます。
 なお、3日間の合宿中、京都大学、大阪大学、神戸大学などに在学している先輩達も来て、勉強やさまざまなアドバイスもしてくれるように企画しています。
 有意義な合宿になるよう、今から教材つくりなども含めて、しっかり準備し、生徒諸君が参加して良かったもらえるようにしていくつもりです。 

2013年03月06日

平成24年度の進路の取り組み

前回のブログで進路指導部の目標を掲載しました。
今年度の進路指導部の取り組みについて報告します。

高1・高2勉強合宿、夏期講習   選特・一貫の夏の強化勉強会
PU・BUゼミは火曜、木曜 
3/26~3/28春の勉強合宿(高校2年+高校1年)(許容最大50名参加)

・夢ナビ参加(6/23(土)高校1年、2年
   全国150大学参加、約1.5万人   今年は6/22(土)
・慶応大学・東京大学見学 5月26日~27日
・1 day college( 7/7(土) 国公立私立 32校出張講義)
   *阪大(工)、神大(文)、鳥取大、徳島大 等 国公立11大学
・センター対策、私立入試対策、国公立二次対策
・先端科学実験教室開催( 3/21 サントリー生物有機科学研究所)
  *高校1,2年 許容最大の30名参加。 PCR,蛍光顕微鏡、組織切片作成
・研究者体験(7/30~8/3 5日間 参加者 7名 内高3生 4名) 
   *参加者の一人は、公募制推薦で佐賀大学 農学部合格 

2013年03月03日

55期生の皆さん、ご卒業おめでとう(3)

55期生の皆さん, ご卒業おめでとうございます。4月から新しい生活がスタートしますね。
皆さんが想像している以上に”世界は広い”です。バイトや留学, 趣味の活動, 長期の旅行など様々なことにチャレンジしてください。勉強も今までよりもっと様々な分野に触れることができます。
しかし, ”様々なこと”をするには”自分から”動かなければなりません。自分から動かなければ今までよりもっともっと新しいことに触れる機会は無くなります。これからは全て自分で考えてやることを決めていきます。自分がどうなっていくのかは自分次第。頑張ってください。そしてちょっとつまずいたり恋しくなったら, いつでも雲雀丘学園を訪れてくださいね。
  三村 麻梨乃


55期生の皆様ご卒業おめでとうございます。「成長」のときだからこそ、いっぱい「悩み」がある。「希望」と「悩み」との戦いが青春時代です。人生には寒風の日もあるが、温かな心ではねのけ、希望の日々を送ってください。
  谷川孝彦

アンパンマンの歌
アンパンマンの歌詞に「なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ!」という歌詞が冒頭に歌われています。
この答えを探し求めて人間は、生きているのではないかと思います。
これからは今まで教えられたような「正解」はなく、様々な答え・価値観が渦巻く世界へと進んでいきます。
自分の出した答えが、間違っていると判断されてもいつもその後の歌詞にある「今を生きることで 熱いこころ燃える  だから君はいくんだほほえんで」の言葉のような人生を歩んで欲しいと願っております。
                     和田 由起子

2013年03月02日

55期生の皆さん、ご卒業おめでとう(2)

 この一年、皆さんと進路のことを真剣に考え、話し合ってきました。それは私にとってもとても充実した時間でした。それぞれの将来を見定める為に「憧れ」を「志」に高めていく作業をしているのだな、と感じながら一緒にディスカッションしていました。その作業を通じて、私自身が高められているのを感じていました。「高志 自律 努力」、そして「日々に新たに」毎日を過ごしてください。そして、自立して、人の役に立ち、多くの人に感謝されたとき、今日まで育ててくれたご両親への最高の孝行となります。そのときまで、多くのことを学び、また、雲雀丘に戻ってきてください。後輩たちとともに待っています。
 荒木田義人


 于武陵の絶句『勧酒』を紹介します。下につけたのは、井伏鱒二の『厄除け詩集』からの訳です。
「 勸君金屈卮 コノサカズキヲ 受ケテオクレ
  滿酌不須辭 ドウゾナミナミト ツガシテオクレ
  花發多風雨 ハナニアラシノ タトエモアルサ
  人生足別離 サヨナラダケガ 人生ダ 」
 旅立つ友に贈る詩ですが、特に最後の句は名訳と言われています。訳だけを読めば「別れに満ちた人生」を明るく歌い上げているようにも感じます。考えてみれば、別れは出会いと同じ数だけあるんですね。この当たり前には、なんだか不思議な気がします。新しい出会いに胸をときめかしているみなさんには申し訳ないですが、またいつか別れる日が必ず来ます。でも大丈夫。寂しくなったら、また会えばいいんです。卒業おめでとう。学校にもときどき遊びに来てくださいね。
 川村護

卒業おめでとうございます。
卒業後はさまざまな人生が待っていると思います。
思いどうりに行かないこともあるでしょう。
でも、これが自分の道だと思って、
素晴らしい「自分史」を描いてください。
            進路 佐藤 

2013年03月01日

55期生の皆さん、ご卒業おめでとう(1)

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55期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。雲雀丘学園から飛び立つ日が来ましたね。
長かった高校生活も、今振り返ると、光陰矢の如く、あっという間ではなかったかと思います。
雲雀丘学園で築いてきた人格と知力、精神力を基礎として、これから社会に貢献する人になっていってください。「大学」は、大人(たいじん)になるため、つまり人のため、社会のために活躍する知恵を学ぶところです。大学で遊べると思っている人がいるかもしれませんが、今世界で認められつつある大学では、高等学校時以上に徹して学ぶことを求めています。
 卒業式予行終了後、言われてもいないのにトイレの床までもピカピカになるように掃除してくれた55期生。その思いやりを持った行動は、きっと、天が皆さんを祝福してくれると思います。
これからの人生の中で、苦しいこと、つらいこともあると思いますが、逆境こそ「成長できるチャンス」です。苦しかったら、つらかったら、いつでも話しに来てください。皆さんは雲雀丘学園の大切な教え子です。
 僕も「一燈照隅」の精神でこれからも生きて行きます。
皆さんも、一人一人が「一燈照隅」し、その結果、隅々まで照らされる社会が形成されることを願っています。 これからも、勇猛に、そして誠実に歩んでください。 卒業おめでとう。 (進路指導部長 大森)

55期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
長かったようで短かった一年間、あっという間に卒業式が来ましたね。一年のときにB組だけ教え、学年担任をしてから、2年ぶりに教えましたが、みんな数学が分からなくなっていて、一から教え直しました。途中であきらめた者もいましたが、よく最後までがんばったと思います。私は、みんなに後悔だけはしないでほしいと思っています。失敗なども多々あると思いますが、いつも前向きに進んでほしいと思います。まだ、受験が続く者もいますが、最後の最後に何があるか分かりません。最後まで、後悔しないよう突き進んでください。皆さんのこれからのご活躍をお祈りいしております。本当に卒業おめでとう。(櫟原 英伸)


ご卒業おめでとうございます。
次のステージも「一意専心」、輝かしいものにして下さい。
選ばれてある君の前途に栄光あれと心から祈ります。
長塚英治