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2013年10月31日

one day college 感想文(29)-関西大学-

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政策創造学部
-講義内容-
「国際交流」について考える
-観光、留学、労働など-
今や国際化、グローバル化の時代を迎え、ヒトやモノ、カネ、情報の流れは、私たちの想像を超えて大量化し、また高速化しています。今回は、特に観光や留学、労働などの分野における国際的な人の流れ、すなわち「国際交流」について考えてみたいと思います。

-生徒感想文-
・世間では国際社会、グローバル化とよく言われているけれど、世界に出ず自分の地域で生活する人が増えているのが意外でした。先生のお話で海外の環境や文化に興味を持つことができて良かったです。(高1女子)

・EU圏内での人の移動は自由だがその一方で外から来た労働者に対する偏見や排除ということを防止することはきわめて重要な問題だと思った。講義の中で海外への関心を失いつつある学生がいるということに驚いた。(高3男子)

・事前のアンケートに、自分の旅行体験や、キャビンアテンダントになりたいと書いたら、先生は、知り合いのキャビンアテンダントの方の話や航空会社について話してくださったのでためになりました。また観光や留学についても実体験を交えて話をしていただいたので分かりやすく参考になりました。たくさんの旅行経験をされていてすごいなと思いました。わたしも先生のようにいろいろな国を旅して回りたいです。(高3女子)

・留学への関心が高まりました。短期でもいいので自分自身の目で世界を一度は見てみたいと思うようになりました。(高1女子)

・今回の講義を聴かせていただいて「国際人流」について興味を持ちました。大学の先生の講義に参加するのは初めてでしたがとても楽しかったです。大学進路ではまだ具体的なことは決めていませんが、この講義はとても参考になったしもっと学びたいと思いました。(高1女子)

・将来、観光系の職業に就けたらいいと思っていましたが、先生の旅行のお話から、ますます旅行代理店で、旅行者に楽しい体験を届けたいと思えるようになりました。旅行が先生の研究テーマだとのことですが、旅行と研究との関連が私にとってはとても難しく興味と疑問がたくさんわきました。(高2女子)

・先生の体験を交えたお話がとてもわかりやすかったです。直接体験するのが大事という言葉が印象的でした。将来大学生になったら留学しようという意欲がますます高まりました。(高2女子)

・国際的な物流の話はよく聞くが人流の視点は聞くことがあまりなかったのでとてもいい体験ができました。(高3男子)

・関西大学政策創造学部がどのようなことを研究する学部かがよく分かりました。先生から旅行した場所について詳しく教えていただきわたしも日本はもちろん海外にも出かけたいと思いました。(高3女子)

2013年10月28日

one day college 感想文(28)-大阪市立大学-

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理学部
-講義内容-
数と演算
〜数を活かす加法と乗法〜
皆さんは今までに,数(整数,有理数,実数,複素数など)とその加法・乗法を習ってきたことでしょう.では 1×1=1, 1×0=0, 1+0=1, 1+1=0
(a, b)+(x, y) = (a+x, b+y), (a, b)×(x, y) = (ax+by, ay+bx) という計算を見てどのように感じられましたか? 実は結合法則や分配法則が成り立つことが確かめられます.今回の講義では「自ら“数”を作り,改めて“加法・乗法”のルールを決める」という立場で,いつもとは違う“数”の風景を眺めてもらいます.そして加法と乗法が数をいかに活躍させるかを説明したいと思っています.また後半では,ラテン方陣や魔方陣を題材にして,足し算や掛け算をしながら“数”と戯れてみましょう.

-生徒感想文-
・高校で学ぶ数学をうまく利用すれば大学で学ぶ数学もそれほどむずかしいものではないと分かった。数学をうまく使えば、本で見るような難しい数学のパズルを自分でも作ることができるということに興味を持った。(高3男子)

・「数を活かす加法・乗法」の話がとても興味深かったです。ちょっと難しかったけど「ラテン方陣」「ラテンキューブ」の話が楽しく興味を持てました。ラテンキューブ、ラテン方陣は私でも作れそうなので作ってみたいです。(高3女子)

・学校でやっている数学は何か問題が元からあって、その答えを求めているけれど、大学の数学は、それだけではなくて、もっと日常的に使えるようなものに何か法則がないのかを自分で見つけていくんだなと思った。(高3男子)

・数学A、B、Cのような内容が主であった。数学を説いているというよりパズルを解いているイメージだった。数学にはこのような使い方もあるのだなとさらに興味を持った。(高3男子)

・数字が作る無限の可能性に魅了されました。数学は奥を見てみるとすごくおもしろい教科だと思いました。(高2男子)

・はじめて聞く事ばかりで、すべてを理解できたわけではありませんでしたが、とてもおもしろかったです。いずれは自分で魔方陣かマジックキューブをつくるようになりたいなと思いました。自分でルールを探すのが難しいけれどすごいなと思いました。(高1女子)

・最初プリントをもらったとき「むずかしそうっ!」と思ったのですが、とても説明が分かりやすく理解しやすかったです。図形問題はもともと好きだったので100分授業したのにすぐに終わった気がします。マジックキューブは、理解をしているか自分でも分からない状態なのですが、これから問題を解けるようにしたいです。本当に分かりやすくて内容の濃い授業でした。(高1女子)

・最初に受けると思っていた講義とは都合によって違っていたけど、ラテン方陣の話も数の不思議さと面白さや気づくきっかけとなった。これまでブラックボックスだった魔方陣の作り方について分かったのも大きい。とても面白い100分間だった。(高1男子)

・数学の幅の広さに小渡板。まだ知らないことも多いけど、決して理解できない範囲ではないと思う。(高1男子)

・分かるところはけっこう分かって面白かったが、斜交ラテン方陣というものなどはとことん意味が分からなくなってしまった。後半からは魔方陣について学んだ。魔方陣をつくるときにラテン方陣を使うということも知って関連性があってすごいと思いました。(高1男子)

2013年10月25日

防衛医科大学看護学科

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10月19日(土)に防衛医科大学看護学科に数人の生徒が受験いたしました。
昨年度までは、陸上自衛隊看護学生でしたが、平成26年度に防衛医科大学校に4年制の「看護学科」を新設します。
これは、防衛医科大学の防衛省・自衛隊では、任務の多様化・国際化、医療技術の高度化・複雑化に十分に対応し得る資質の高い看護師を育成するための変更です。これにより今年度の入試は昨年度よりも難化することが予想されます。
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大学では、保健師・看護師の国家資格の取得を目指し、4年間の教育を受け、免許取得後は、防衛医科大学校病院に看護師として勤務します。
他の看護大学と違うところは、防衛医科大学校病院看護師を目指してに必要な知識・技術の習得を行ってくれることです。
カリキュラムは、臨地実習を重視し、しっかりと学ぶ場を設け医療現場で即戦力となるべく、実践力がつくところが大きな特徴といえます。
ここを卒業された実践力のある看護師たちは、社会の中でも目覚ましい活躍をされています。
本校からも良い知らせがあることを願っております。

2013年10月24日

one day college 感想文(27)-徳島大学-

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総合科学部
-講義内容-
総合科学部から社会へ
-大学生から社会人になるということ-
この講義は、総合科学部(人間文化、社会創生および総合理数の3学科)1年生の必須科目で、15回を内部の教員、卒業生や外部講師(民間)が分担しています。私の講義内容は、大学で学ぶことの意味や読書の大切さ、友情などについてです。また、日本や世界で働くということを一緒に考えたいと思っています。私は薬学部出身で、現在、大阪歯科大・大学院非常勤講師(薬理学)ですので、最近の医歯薬系の現状もお話します。なお、今回、「徳島大学紹介」のDVDビデオ(17分)を予定しています。

-生徒感想文-
・努力することによって自分の将来が変わったり、自分の好きなことができるようになることが分かりました。私は今まであまり努力したことがなかったので、この講義で将来のために努力しようと思いました。(高1女子)

・進路について考えるといも良いきっかけになりました。この先のためにも今から努力を忘れてはいけないということを改めて感じました。講義の中で読書の大切さというものも何度も出てきました。推薦図書に興味があるので読んでみようと思いました。(高1女子)

・中川先生の講義の中で、学ぶと言うことは一生の宝になることであり、大学に入るのは、大学に行けなかった人たちに奉仕し貢献するものだというお話をうかがいました。おかげで私の勉強に対する考え方が少し変わりました。(高3女子)

・社会の中で生き、幸福になるために何をすべきかという心構えを教えていただきました。いろいろな人の印象的な言葉を学び良かったと思います。(高2男子)

・勉強やしんどいことを楽しく思えるようになることが大切で、そうなるためにはまず自分の限界まで努力することが必要で忍耐と持続が大切だということがわかる講義でした。中川先生は、先生の経験からえられた大切なことや先人の名言を教えてくれ、これから私たちがうまく生きていく心得を教えていただいたような感じがして、とても有意義な時間を過ごせたと思います。大学ではたくさんの友だちができそうで楽しみです。(高1女子)

・一番強く思ったことは、もっと沢山の本を読もうということでした。中川先生の講義では、普段、普通に生活していたら聞けない人生においての大切な言葉を、沢山知りました。講義の中で森鷗外の『高瀬舟』が出てきました。中学生の時に授業で勉強していたのでお話がよく分かりました。これからもっと沢山の本を読み“人の痛みがわかる人”になりたいと思います。未来は今にある、今努力することが将来の自分を作るのだと思いました。(高1女子)

・大学に行く意味や、社会がもとめている力は何か、働くとはいったいどういうことかなど、普段あまり考えたことのないことについて、様々な功績を残した人々の言葉を参考にして考えることができました。先生おすすめの本に大変興味がわき、読んでみようと思いました。(高1女子)

・受講前、総合学部の講義は分からないことが多いのかと不安でしたが、講義では受験勉強で色々迷ったりする私たちにためになることを名言紹介しながら教えていただきました。本を読むことの大切さや友情のすばらしさもわかりました。大学生活では、一人のすばらしい友人といい本一冊に出会えれば成功と聞き、私もいい人間関係をつくりたいと思いました。(高3女子)

2013年10月23日

one day college 感想文(26)-大阪音楽大学-

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音楽(教職)
-講義内容-
宇宙の視点で考える

教員志望者はもちろん,全ての人々に必要な教養として,宇宙を意識しながら物事を考えることが必要だと考えます。現在の地球環境が宇宙全体の歴史の中で起こった様々な偶然の積み重ねによって作られたものであることを学びながら,「今、私達がここにいること」の意味と,未来に何を伝えるかについて考えます。

-生徒感想文-
・とても幅広い分野について講義を聴き、世の中の見方が変わりました。当たり前だけれど普段は考えたこともないようなことが、人生をたのしくしてくれるのが素敵だと思いました。
それと当時色々なことを勉強しなければ損!だと思いました。

・地球ができて運よく人間に生まれた私は短い人生送る中で身の回りのことを知っておく必要があり、何も知らないと充実した人生を送れないことをこの100分で心に刻みこまれました。

・まず一番最初に、海洋生物について話してもらった時には、変わった人だな、と少し思った。しかし、発言されることひとつひとつに意味があり、ユーモラスでわかりやすく、楽しい講義だったと思う。宇宙学に対しても興味が湧いてきた。「短絡的な幸・不幸」で判断してはいけないという言葉は一番心に響いた。

・話を聞いていて最初に思ったのは、すごく愉快な先生だと思った。専門外のことでもすごくよく知っていてびっくりした。とくにオオグチボヤの話は興味深かった。宇宙の話ではスーパーノヴァや、ビッグバンなどの話が聞けて、そういうのは好きだったので面白かった。そして最後に何でもおもしろ半分にやる方がいいという言葉が響きました。

・とても楽しい講義でした。音楽専門の教授の講義とは思えませんでした。宇宙の始まりや、少しの違いが大きな変化を生むことなど、興味のわく話ばかりでした。
また、最後におっしゃっていた、「今の不幸が後の幸せになるかもしれない、不幸をいつまでも嘆くことはない」という言葉は心に残ります。哲学を交えた、すばらしい講義です。

・普段宇宙から考えたりしないけど、今日話を聞いていみて、なるほどなあと納得できることがたくさんあった。宇宙の話を聞いていると、宇宙はとても広いから、今自分が悩んでる事が小さく感じた。先生の人生の話は、すごく参考になったし、こんな風に言えるようになりたいなと思った。

2013年10月22日

JST主催 サイエンスキャンプ

ウィンターサイエンスキャンプの案内を 高校1年・2年にしています。
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これは科学技術振興機構(JST)が主催して,大学や公的研究機関,民間企業などが高校生を受け入れ,研究者や技術者に指導してもらうことができるものです。今回は北海道から九州まで11会場で実施されます。会期は会場によって異なりますが,12月21日~1月8日までの2泊3日(高エネルギー加速器研究機構は3泊4日)で,会場までの交通費+参加費2000円が必要です。

学内でおこなっているScienceCampとは異なり,同じことに興味を持っている全国の高校生と出会えるのが大きな魅力となります。応募締切は11月8日です。
(郵便・必着)
応募書類は進路にもありますし,ネットでも入手は可能です。募集要項
学内で取りまとめはしませんが,参加申込み書についてのアドバイスはしています。


サイエンスキャンプは春・夏・冬の長期休暇中におこなわれます。
次回のスプリングサイエンスキャンプは12月下旬に応募を開始します。

2013年10月20日

今週から後期ブラッシュアップが始まります

10月22日(火)から後期ブラッシュアップが始まります。
塾の先生が本校にて、特進コースの希望者対象に講習授業を行います。

前期と同様、

火曜日(16時30分~18時)
高1:英語発展・英語標準
高2:数学発展・数学標準

木曜日(16時30分~18時)
高1:数学発展・数学標準
高2:英語発展・英語標準

です。

2月まで全9回、しっかり頑張りましょう。

2013年10月19日

卒業生からの嬉しい知らせ

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2010年の春に雲雀丘学園高等学校を卒業した二人の大学生から、嬉しい知らせが届きました。
一人は、私が雲雀丘学園高校に赴任した年に1年間授業を担当した生徒で、公募制推薦によって鳥取大学に進学した女生徒です。志望理由書の添削や、模擬授業と面接練習等をしたことを思い出します。その生徒から、4回生のこの夏、神戸大学の大学院農学科に合格して、来春から神戸大学の大学院生として研究することになったとの知らせが届きました。兵庫県を離れ、一人鳥取大学で勉学に励むのは寂しかったかもわかりませんが、よく頑張ったと思います。
 もう一人は、直接は授業を担当していないのですが、K大学のAO入試出願を望んでいたので、何度も志望理由書を添削した生徒です。残念ながら、K大学には合格しなかったのですが、最も受験者の多い明治大学に進学し、大学で学びたいと言っていた公共政策を研究していました。今年、9月28日にあった「公共政策フォーラム2013」で彼女がリーダを勤めたチームが全国の強豪の大学チーム中から「学会会長賞」に選ばれたのです。その喜びをメールで送ってくれました。

 

2013年10月17日

one day college 感想文(25)-甲南大学-

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マネジメント創造学部
-講義内容-
The Experience Economy
This interactive lecture and workshop introduces the work of Joseph Pine and James Gilmore, and their concepts of progression of economic value and realms of experience. Participants will listen to a mini lecture, take notes and read a short overview of the experience economy. They will then work in groups to synthesize ideas from the lecture and reading into a short poster presentation.
この対話型講義とワークショップは、Joseph PineとJames Gilmoreの功績、また経済的価値および経験の領域の彼らの概念について紹介します。
参加者は、ミニ講義を受けながらメモを取ったり、経験経済の短い概要について読んだりします。 その後、グループごとに分かれてアイデアをまとめ、簡単なポスタープレゼンテーションを行います。

-生徒感想文-
・はじめは英語で授業を受けることに抵抗がありましたが、よく聞いていみたらなんとなくは言っていることも分かって、より自分たちが理解しやすいように例なども挙げたりして経済のしくみを説明していただけたので、英語や経済にも興味をもつことができました。自分から意見を発信してグループで交流することも大事だということが分かりました。

・難しかった。というのも授業がすべて英語の上、内容が社会経済などの難しい内容だったので、とにかく難しかった。とにかく難しかったです。でも、プリントが配布されたり、先生もユーモアがあって楽しい授業でした。

・すべて英語の授業でしたが、簡単な英語でしたのでよく解りました。大学授業っていう感じがしました。経験経済というものが最初はさっぱり解らなかったのですが、今の時代は価格より商品を売る環境が大切だということがわかりました。

・すべて英語で、聞き取るのが大変でしたが、経済のしくみがよくわかりました!4人1組でポスターをつくったのが、とても楽しかったです。小麦を例にしたアイディアがほめられて、すごい嬉しかったです。これを機に、もっと経済のしくみに触れたいと思います。たくさん学べてよかったです。ありがとうございました!

・英語での講義だったので、聞き取るのが大変だった。経営学とか商学ではこういう授業をするんだな、ととても参考になりました。

・自分の知ってるディズニーやそういう会社名が出てくると、想像しやすくてとてもよかった。すごく興味深い話ばかりだった。


2013年10月16日

one day college 感想文(24)-名古屋大学-

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理学部
-講義内容-
「近畿で起こる地震とその被害」
近畿地方の南方沖では、みなさんが大人になった頃に南海トラフの地震とよばれる「海の地震」が発生します。この地震が起こるしくみは、2011年の東日本大震災と全く同じです。また、近畿の内陸部では、今後、「活断層の地震」が多く発生します。阪神・淡路大震災は、活断層の地震のひとつです。活断層は、ふだん何気なく見ている風景の中に隠れています。この講座では、過去に発生した地震の様子や今後の発生可能性について、最新の研究結果も交えて紹介します。さらに、地震の被害を受けやすい地域や建物の特徴を紹介し、地震防災について考えます。

-生徒感想-
・日本各地にあるGPSで相対的に海面の高さを観測しているけれど、日本書紀のような昔の書物からも地震発生を予測しているから、文理はつながっていると思うし、それは宇宙についても同じだと思った。次に起こる地震の年を予測するのは楽しかったし、雲雀丘学園には断層が通っているんだという面白い話を聞くことができて、充実した講義だった。(高3 男子)

・地震の発生する仕組みから、それによる被害までよく知ることができました。そのなかでも一番興味深かったのは、上町台地と天皇陵の位置の関係で歴史ともつながりがあることに驚きました。また、地震の周期についてグラフを用いて調べたりして、地震の知識が増えて良かったです。(高2 男子)

・東日本大震災のときに、ときどきニュースなどで地震のことや津波についての記事を見かけましたが、あまりよくわかっていませんでした。しかし、今日の講義を受けて、地震がどのようにして起こるのか、また、地震が起こる周期など、たくさんのことを知ることができました。日本のどこかで地震が起こっても、決して他人事にするのではなく、もしかしたら自分がいる地でも近いうちに起こるかも知れないと思い、地震に備えておくことが大切だと思いました。(高1 女子)

・地震の研究は、理系の人たちがやることだから、文系の自分たちには関係のないことだと思っていたが、統計資料をとるために、古典的な知識をもつ文系の人たちが力を貸していたので、「文系でも名をあげられる」ということを発見した。南海トラフは避けられないことなので、家はしっかりした土壌に、しっかりした家を建てます。(高2 男子)

・最近、地震のことがよく報道されていて、30年以内に巨大地震が高確率で起こるといわれているので、怖いなと思う反面、半信半疑のような気持ちもありました。この講義で、詳しく話を聞いて、どういうことなのかよくわかりました。実際に自分で地震の周期をグラフで予測したりとかして、非常に楽しかったです。内容が深いけれど面白くてわかりやすくて最高でした!!(高3 女子)


2013年10月15日

one day college 感想文(23)-鳥取大学-

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地域学部
-講義内容-
光を使って見る、測る
-その医学への応用を中心に-
光(電場と磁場を伴う波の1種)は物質との間で、発光(光を発する)、吸光(光を吸収する)、蛍光(光を吸収して、波長の異なる光を発する)という現象を示します。これらの現象を使って、医療・環境・産業などの広範な分野で、様々な物質が測られています。この講座では、まず光を利用して検査したい物質を測ることができる理由と、その医学検査への応用(血液検査やMRI検査など)を中心にお話します。また、法医学で血痕の検出に使われるルミノール発光を体験してもらいます。

-生徒感想-
・私は光のことはよくわからなかったので、この講義を受けて光には電磁波の1種で光はただ信号のように記号としての役割だけでなく医療の現場、血痕の検出などに用いられることがわかった。私は将来、医療関係の仕事に就きたいと思っているので今回の講義を受けて良い経験になったと思う。(高3女子)

・光の基本的な性質から教えてもらって、その性質による応用が、鳥取の水質や血液検査、細胞検査に作用する構造を少々わかりにくいところもありましたが、理解することができて良かったです。もう一度資料じっくり読んで理解を深めたいです。ありがとうございまあした。(高3男子)

・講義では高一ではまだ習ってなかったけど高三で習ったことがよく出ていて分かりやすかった。ルミノール反応の実験では私は実際に血を入れました。青色に発光しているのがすごくきれいだった。先生の途中にする話が面白かった。運動はしている方が老廃物を汗によって出す体をつくるようになるから、していた方がいいらしいです。(高3女子)

・あまり聞いたことのない単語や話がでてきましただ、先生が分かりやすく話して下さったので、とても楽しく聞くことができました。講義だけでなく、実験もできたので実際に、血液のルミノール発光を見るなどとても貴重な体験ができたので良かったと思います。(高1女子)

・今回の講義を受けて光が見えるのにどのように発光や反射をしてみえているかを知りました。光がおいしい水を見分けるのに使われていることを初めて知りました。最後の発光の実験では血液を入れたのにとてもきれいな青色の蛍光色をしていたのでとても感動しました。まだまだ難しいこともたくさんあったのですが、知らなかったことをいっぱい知れたので楽しかったです。(高1女子)

・光について詳しく教えてもらった。まだ習っていない単語があったけど図などでわかりやすく教えてもらいました。実際に顕微鏡を使い人間とマウスの染色体をみたので楽しかった。(高1男子)

・最初、光の説明を聞いて、自分は光のことをごくわずかしか知らないが、光は奥が深いと思いました。光が電磁場の1種だと知ってとても驚きました。放射線の1つが光に分類されるのは何故だろうと、とても興味が湧きました。MRIの写真を見て、自分の体もMRIで撮ってみたいと思いました。レントゲンでいろんな所を撮ってみたいと思いました。
今回の講義でいろんなことに興味が湧きました。(高1男子)

2013年10月12日

one day college 感想文(22)-奈良女子大学-

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理学部

-講義内容-
共生科学入門:生物共生の分子生物学

微生物と動植物の相利共生を中心に、共生の実例、共生を成立させる遺伝学的土台について概説した上で、共生と寄生の連続性や地球環境について概説します。まず、生物学における『共生』の定義づけ、成立要因にもとづく分類、多様で階層的な共生系の実例を紹介します。次に、マメ科植物と根粒菌が営む窒素固定共生について、共生成立に必要な遺伝子とその研究法を説明し、根粒菌と病原細菌の類似性についての最新の研究結果を照会します。また、地球上の物質循環における窒素固定共生の意義、そして環境問題との関連について考えます。

-生徒感想-
・去年、奈良女子大学のオープンキャンパスに行ったので、この講義を選びました。生物共生についてはよく聞いたりしますが、ここまで踏み込んだ話を聞いたのは初めてでした。互いに利益を与えながら生存し、一方が働なくなったら、逆に敵対関係になることがあるとは知りませんでした。遺伝子のゲノムを調べることで病気などの原因遺伝子を調べられる正遺伝学はおもしろいと思いました。本当にありがとうございました。(高2女子)

・生物はお互いにかかわりながら生きているのだなと思いました。虫、植物や海藻が、このよ
うな特徴をもっているのをきいて、私たちの身近でもたくさん共生植物を発見することができることを知りました。また、菌についても、私たちの体には何万個の菌がついていて、菌ときくと悪いイメージですが、それを除菌しすぎるとかえって良くないことも教えていただきました。生きているものは同じように見えても全く違う性質を持っているということがよくわかりました。(高2女子)

・この講義を聞いて、私は生物に対する興味や関心を改めて持つことができました。
私たちのための特別講義に加え、実際に大学でされている講義まで、いろいろな経験ができてとても有意義な時間を過ごすことができました。また、このような機会があれば、積極的に参加していくことで、実際に受験する大学の選択にも役立てていきたいと思います。(高2女子)

・共生には、相互的に利益を得られるものばかりだと思っていましたが、この講義を受けて、競合や拮抗などの相互利益的でないものがあると知り、とても驚きました。ずっと共生していても、一定の利益がなくなったら捕食対象になってしまったりするということも知り、生物界の厳しさも感じました。(高2女子)

・佐伯先生の授業を受けて「共生」についての理解が深まりました。また、具体的には、植物のリン酸が炭酸を取り込む仕組みを教えていただいたり、大学での勉強のあり方も知ることができてよい経験になりました。自分は、将来、マメ科の植物を研究したいと思っていますので、とても役立つ授業になったと思います。(高3男子)

・生物Ⅱの授業で最近習った「共生」を大学教授から教わったらどんな感じなのだろうと思って受けてみましたが、本当に有意義な100分になりました。私は以前サントリーの研究体験に参加したこともあるので、実験内容の用語も理解でき、とてもわくわくして楽しい時間でした。生物の資料集を見ながら受けたのですが、資料集にも載っていない詳しい共生の仕組み、種類をいろいろ説明していただき、とても勉強になりました。(高3女子)

2013年10月11日

指定校推薦者対象 模擬面接指導

本日は指定校推薦者対象に、模擬面接指導を行いました。

まず60ホールに全員集合して、立ち方や座り方、自己紹介の仕方など、基本を確認。

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そのあと各教室にわかれて、模擬面接を行いました。

今日の反省点や先生たちにもらったアドバイスは、貴重なものです。無駄にすることなく、本番ではしっかりいかしてください。

2013年10月10日

ScienceCamp・研究者体験発表会 No.16

タンパク質の定量と電気泳動 H1A A.O,H1A N.O
指導 徳島大学総合科学部 中川先生

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 一番最後に発表したのは徳島大学総合科学部でタンパク質の定量と分析をした高1の2人でした。比色によってタンパク質の量を測定し,SDS-PAGEによってタンパク質の分子量を求める研究体験ですが,まだタンパク質の構造も分子量も習っていない状態だったので,ScienceCampが終わって学校へ戻ってきてから基本的な知識を勉強することになりました。幸い,データがきれいに出ていたこともあって,2人ともしっかりと内容を把握して発表することができたと思います。


 今夏のScienceCamp・研究者体験の発表は以上でした。朝から夕方までぶっ通しでおこないましたが,時間はぎりぎりでした。来年度はさらにレベルアップを目指すことになります。夏に行けば何とかなるのではなく,体験する前からしっかりと準備して参加して欲しいと願っています。そのためにも早い時期から高い志を持って,より自主的・積極的に学問に取り組む姿勢を持って欲しいと願っています。

2013年10月09日

センター試験まであと100日

本日で、平成26年度(2014年度)大学入試センター試験の日まで、ちょうど100日となりました。

・1日目(1月18日(土))の出題教科は
「地理歴史」・「公民」、「国語」、「外国語」

・2日目(1月19日(日))の出題教科は
「理科」、「数学①」、「数学②」

です。

現在、本校では、センター試験の出願が無事にすみ、出願受理通知が届いたところです。12月には受験票が届き、試験会場がわかります。

2学期中間考査で忙しい時期ですが、過去問を何度も解いてしっかり対策しておきましょう。

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2013年10月08日

ScienceCamp・研究者体験発表会 No.15

血液を調べる H1E Y.M,J3E H.O
指導 鳥取大学農学部 岡本先生

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 鳥取キャンパス農学部附属動物医療センターでおこなった血液検査の体験や白内障手術の見学を発表してくれました。施設の見学ではCT検査だけではなく,撮影したデータを3Dプリンターで模型にすることもみせていただいたようでした。血液検査では慢性腎不全の検体から得られたデータを分析するのに,まだ腎機能を授業で扱っていない学年なので,いろいろと教えていただいたようです。白内障の手術に来られた東京工業大学の先生にも指導していただいて,たくさんのことを学んだことがわかります。

2013年10月07日

ScienceCamp・研究者体験発表会 No.14

屈折法による地下構造の推定 J3E T.M,J3E K.K
指導 名古屋大学理学部 田所先生

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 今年度初めて実施した名古屋大学での研究体験2つ目の発表は,ハンマーで地震波を起こし,それを直線上の地震計で測定することで,地下の構造を推定するというものでした。P波とS波ならば授業でも習いますが,ここでは直達波と屈折波の速度の違いを利用して,どの深さから異なる地層が現れるのかを推定しています。現地ではわずかな地震計の波形を累積することによって速度を求めることにも苦労していましたが,発表ではどのようにして求めているのかをホワイトボードも使ってしっかりと説明できていたように思います。

2013年10月05日

面接指導の様子をレポート3

AO入試で問われるのは、受験生が大学のアドミッションポリシー(受け入れ方針)に基づいた「求める学生像」に合致しているかどうかという点。そのために、各学部・学科が求める学生であることをアピールする「志望理由」が重要です。
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パンフレットや大学のホームページを見たり、オープンキャンパスに参加するなどして、学校を理解し、どんなことを大学・学部で学びたいのかを明確にして、しっかりと伝えることが合格への第一歩です。

2013年10月04日

面接指導の様子をレポート2

毎日のように、面接指導が行われています。

なぜそこの大学に行きたいのか
ほかの大学ではだめなのか
大学でどんなことをしたいのか

想いを言葉にすることは、決して簡単ではありません。思うように表現できず悔しくて泣いてしまう子もいますが、練習です。

一緒にがんばりましょう。

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2013年10月03日

高校3年生講習授業紹介 -古文 センター過去問演習-

センター過去問題演習として、漢文(火曜7限)、古文(木曜7限)を開講。

国語に関していえば、センター試験対策は、センター過去問に若くはなしと思っています。

事前に問題あたり、講習では、センター問題の素材文の傾向、設問方法、読解法を本文と設問に即して解説しています。
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2013年10月02日

面接指導の様子をレポート

AO入試など、時期の早い入試を受験する人のために、面接指導がスタートしました。

面接試験を受けるにあたって、4つの資質があります。それは、①意欲 ②適性 ③社会性 ④人間性 です。

①と②は具体的に、「学問・研究分野に対する意欲や適性を見る」ということです。自己アピール、過去の活動実績、志望分野の知識などから確認されます。

③と④は具体的に、「その人物の社会性や人間性を見る」ということです。面接中のマナー、振る舞い、印象などから評価されます。

自分の説明は主観的なものではなく、他者である面接官が「なるほど」と納得できるものにする必要があります。

しっかり準備して臨みましょう。
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2013年10月01日

高校3年生講習授業紹介 -国公立大 記述対策 文系数学-

木曜の早朝に行われている数学の講習ですが、難関国公立大の文系の2次対策を目的に行っています。

参加生徒は13名ですが、理系の生徒も含まれています。授業ではできないようなレベルの問題や難問を中心にして、手作り教材(プリント)で行っています。

1学期から夏休み、2学期と継続しており、メンバーもほぼ固定しています。解けるようになってきているという実感が少しずつ出てきました。

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