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2014年07月30日

AcademicSummer in 徳島大学医学部 その3

二日目の様子をアップします。

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 昨日,いろいろな処理をした細胞をヘマトキシリンで染色し,検鏡して遊走を確かめました。予想以上に動いていて,Scratchした跡がほとんど残っていない状態でした。また,増殖アッセイの方はMTT法で595nmでの吸光度を測定して,細胞数の推定をしました。お忙しい中,2日間指導してくださった石澤先生には感謝しています。

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 細胞培養実験の待ち時間に薬理学分野の玉置先生から 「医師と生命科学研究」というテーマで1時間ほど講話をしていただきました。医学部へ入学する生徒には何が求められるのかを,徳島大学医学部のアドミッションポリシーを示しながら説明していただきました。マニュアルを捨てなさい,マニュアル通りにしても最低限度のことしかできないからという言葉には,ハッとしたようすでした。学校の勉強は大事だけれども,視野を狭めてはいけない。いろいろなことに関心をもち,さまざまな経験することも大切だ,留学して異文化に触れることもその一つだとお話ししていただきました。生徒二人だけに聴かせるのはもったいないくらい贅沢な1時間であったように思います。

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 参加した2人の高校1年生には濃厚な2日間になったことと思います。来年もぜひ実施していただき,数多くの生徒に参加させたいプログラムとなりました。写真は宿舎そばの「青藍」の碑です。荀子の「勧学篇」と杉田玄白の「蘭学事始」の一節が彫ってありました。

2014年07月28日

AcademicSummer in 徳島大学医学部 その2

 1時間半くらいの予定のところを2時間近くかかってSkills Labでの実習は終了しました。

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 場所を薬理学分野の実験室に移して,培養細胞実験の指導を石澤先生にしていただきました。実験の原理や方法についての説明もしていただきましたが,ちょっと難しかったかな。

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 血管平滑筋細胞を使って,Angiotensin IIやTNF-αで刺激し,遊走や増殖に与える影響を観察しようという実験ですが,マイクロピペットで薬品を入れたり,チップでScratchするのも初めての体験でした。

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 実験の合間にMD-PhDコース(石澤先生自身が医学研究者養成コースの卒業生です)の話や留学の話をしていただきました。培養実験は明日の朝までインキュベータの中で増殖するのを待つことになります。第1日目は無事に終了しました。(わからない単語がいっぱいで宿舎でこっそり勉強会をしたのは内緒です!)

AcademicSummer in 徳島大学医学部 その1

 今年度から徳島大学医学部でもAcademicSummer(昨年度まではScienceCampと呼んでいました)を実施していただくことになりました。8月に実施する総合科学部が常三島キャンパスにあるのに対し,医学部や歯学部,薬学部など医療系学部は眉山に近い蔵本キャンパスにあります。ここで2日間ですが,医師を目指すための心構えを含め,医学部で何を学ぶのかを体験させていただきます。

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 まずSkills Labにて臨床診療練習を医療教育開発センターの岩田先生に教えていただきました。一番最初は手の洗い方から始めました。蛍光染料を使って,汚れの落ち具合を見るのですが,1分間の洗浄では洗い残しがあって,簡単ではありませんでした。

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 続いて,傷口の縫合を体験させていただきました。器具で針をつかんで縫うのですが,針を思い通りに動かせなくて,戸惑っていました。模型とは言え,皮膚に針を突き刺しているのを見るのは辛い…

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 さらに腹腔鏡手術で使う鉗子をつかって,物をつかんだり,位置を動かしたりしています。モニターを見ながらの作業ではなかなか感覚がつかめません。右の写真はシミュレーターを使って,実際に治療を疑似体験しています。

One Day College(7/5実施) ~感想その3~

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大阪府立大学 工藤 宏司 准教授
「自己紹介の方法論 ~ “自分” の在り処と “社会” の意味~」

・社会という言葉はとても難しいのだなと感じました。今まではほとんど意識したことはなかったけれど、改めて考えるとよくわからなくなりました。また、自己紹介でみんなが当たり前に言わないことをなぜ言わないのか、ということも深く考えるとわからなくなりました。でも、先生の話を聞いていると、自己紹介の話から自分の役割の使い分けを自然に行っていることによって、この現象が起こっているのだなとわかりました。(1年女子)

・先生の話すスピードがちょうどよく、聞き取りやすかった。今まで、男女の違いについて考えたことは何度もあるが、それが役割期待によるものだということを初めて知った。大学の講義は面白いと感じた。今まで教育学部のことをメインに考えていたが、社会学も面白いと思った。(2年男子)

2014年07月26日

One Day College(7/5実施) ~感想その2~

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大阪大学 工学部 中澤 暦 特任研究員 「アジアの環境問題を考える」

・環境汚染の研究は、どこでもできるものではなく、特定の場所でしかできないことがわかった。大気汚染を観測する機器としてはインパクターや自動観測装置があるということを知ることができた。また、PM2.5などの現在の世界が抱える環境汚染の最新の情報も教えていただき、とても役立ちました。また、「環境」もいろいろな分野に分けられていることを知り、さらに興味を持ちました。(高3男子)

・今、テレビなどでとても話題となっている大気汚染についえとても詳しく教えていただき、とてもありがたく思いました。大気を計測する装置も初めて見ることができて、その計測システムを理解することができ、感動しました。環境汚染の歴史については、これまでは、ただ、漠然と考えていただけなのですが、具体的な物質の名前を挙げていただき、それぞれの時代によって、汚染物質が異なっていることも知ることができました。(高2女子)

2014年07月22日

One Day College(7/5実施) ~感想その1~

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京都大学 農学部 奥公秀助教
「オートファジーってなに?細胞が自分の一部を食べる理由」

・生物を選択しているので、リソソームなどについて少しは知っていたのですが、オートファジーができることによって栄養がないところでも何日も生きられたり、逆にそれができないことによって細胞が多く死んでしまったりするのには驚きました。また、オートファジーのはたらきをうまく活用すれば、がんなどの大きな病気の進行とも抑えられるのはすごいと思いました。そういった素晴らしい研究が進んで、よりよい薬品が生まれ、できるだけ早く病気で苦しんでいる人たちにとって身近な存在になればいいなと思います。(3年女子)

・オートファジーという言葉はまったく知らなかったけど、とてもわかりやすく教えてもらった。実際に実験を見せてくれてとても良かった。オートファジーによっていろんな病気が治る可能性があると聞いてとても驚いた。そしてもしその可能性が実現したら、とても未来は明るくなるなと思った。(2年男子)

2014年07月20日

「Kan-Dai ネックレス・セミナー」テーマ修了証授与

関西大学高大連携プログラム「Kan-Dai ネックレス・セミナー」とは、千里山キャンパスで高校生を対象に、複数名の大学教員が各々の専門分野を踏まえ、わかりやすく講義や実習を展開していく、一貫性・継続性を重視したリレー講義型プログラムです。

本校の高校1年生3人、2年生2人が受講し、7月18日(金)、テーマ修了証を授与されました。(下の写真は生徒1名不在のため写っていません。)
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2014年07月18日

「東京大学見学会(5/17,18実施)」 ~感想その8~

たくさんの雲雀丘の卒業生に来ていただき、とてもありがたく感じました。この東京大学見学会に積極的に参加して良かったと思います。行きの新幹線で、進路指導担当の谷川先生の隣になることができて、進路のことや大学のことなど、とてもたくさんのことを話してもらえ、自分の進路選択の際に役立てたいと思います。谷川先生に貴重なお話をしていただいたので、感謝したいと思います。

大学生との交流会は、本当に良い機会だと思います。高校での過ごし方は、それぞれ異なり、やはり東大生は中学生のときからなど、早い時期から意識して勉強していました。高校生活のテストや過ごし方などのアドバイスをしていただいたので、とても良かったです。たくさんのことを聞くことができて良かったです。これからも学んだことを生活に活かしていきたいと思いました。(高1)

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「進路だより」夏号の訂正とお詫び

先日配布しました「進路だより」夏号ですが、前橋工科大学の合格体験記に、「後期入試」とありますが、正しくは「前期入試」です。申し訳ございません。訂正させていただきます。

2014年07月17日

中3 「職業人インタビュー」アポイントのお電話

先日から、班のメンバー全員集合して、代表の生徒が訪問先にアポイントのお電話をかけています。
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さっと電話をかける生徒や、緊張してなかなか電話をかけられない生徒など、様子はさまざまでした。
でもみなさん、いざとなればしっかりお電話できていましたよ。頼もしく見えました。

2014年07月14日

中3 「職業人インタビュー」の説明会を行いました

7月14日(月)、本校でキャリア教育の一環として行っております中学3年生対象の「職業人インタビュー」の説明会を行いました。「職業人インタビュー」とは、高校進学を控えた中学3年生の時期を、職業観や自己の将来像を形成する大切な時期と捉え、多くの方々のご理解とご協力によって継続できている取り組みです。

実施内容は、生徒たちが4~5人のグループで、直接アポイントメントをとって、職場へお伺いし、職業の内容についてインタビューさせていただきます。時間は30分~60分です。

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下の写真は、アポイントをとるために先生と電話をかける練習をしている様子です。

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「東京大学見学会(5/17,18実施)」 ~感想その7~

始めはより多くのことを学ばなければという思いから、緊張と不安でいっぱいでしたが、帰りの新幹線に乗るときには、「東京大学見学会」に参加して本当に良かったと思うことができました。

その一番の理由は、今の私たちと同じように自分の将来について考え、進路を決定し、受験を経験している大学生にたくさんの話を聞かせてもらえたことです。高2の今、しておくべきことについて具体的に教えてもらい、すごく参考になったし、大学卒業後の進路についても、それまで自分が思っていた以上の可能性があるのだということがわかり、様々な分野で自分が興味をもてることをこれからも探していこうと思うようになりました。また、毎日の勉強方法について、色々なやり方とそれぞれの利点を、何人もの大学生に教えていただき、自分に合った方法を探すためにも、すぐに実践してみたいと思いました。なにより、大学生の方々は誰もがどんな質問にも丁寧に真剣に答えてくださってとてもうれしかったです。(高2)

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2014年07月10日

「東京大学見学会(5/17,18実施)」 ~感想その6~

一番楽しかったのは「五月祭」です!東大生といえば勉強ができて少し暗い人たちが多いのかなぁとそういうイメージを持っていましたが、今回の見学会で全くそう思わなくなりました。みんな生き生きとして楽しそうで、むしろ憧れの存在になりました。特に感動したのは、ダンスの発表です。自分もダンスをしているので少し見てみようと思い見に行くと、かわいくてかっこよくてダンスが上手なお兄さんやお姉さんが楽しそうに踊っていました。衝撃でした。やっぱり努力したからこそ、こんなにも楽しい大学生活を送られているんだなと感じました。ですので・・・私は東京大学を目指して頑張ります!!(高1)

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2014年07月09日

「東京大学見学会(5/17,18実施)」 ~感想その5~

僕が参加した理由としては、「とりあえず東京大学に行ってみたい!」という気持ちからでしたが、終わった今となってはとても充実しており、より大学選びの視点が広がったり、勉強のモチベーションが上がったりして、非常に有意義でした。自分からしっかり積極性をもって行動すれば、もっと良くなっていたかも知れないと思いました。固くならず、それでいてしっかりした大学生の方々の座談会も「生」の意見が聞けて良かったです。東京大学に本気で行ってやろうと思いました!!もちろんそのためには努力が欠かせないですが・・・。

明治大学を見たことも非常にためになりました。公立と私立の違いを見るのは大変良いことだと思います。なにかと「公立>私立」という考えがある気がします。ただし、そんなことはない!と強く思い知らされました。自分にぴったりな大学に行くためがんばろうと思います。(高2)

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2014年07月08日

One Day Collegeを行いました

7月5日(土)、高1~3年生対象に「One Day College」を行いました。
生徒たちにとって、大学の先生方の授業を受講することで、志望学部を考えたり、志望動機を高める機会となったことかと思います。

生徒たちの感想は後日ご紹介したいと思います。保護者のみなさまもお忙しいなかご来校いただき、ありがとうございました。

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左上写真:宝塚市立看護専門学校「高齢者の看護」
右上写真:近畿大学 農学部「Welcome to the world of fisheries!」
左下写真:鳥取大学 医学部「世界を変える日本の医療機器発明」 
右下写真:崇城大学 工学部「飛行機の世界について」

2014年07月04日

明日、One Day Collegeを行います

illust1770.png明日、高校1~3年生を対象に、One Day Collegeを行います。保護者のみなさまもぜひご参加ください。

10時20分頃から受付を始めます。予約は要りません。
50分講座 10:45~11:35,11:45~12:35
100分講座 10:45~12:35 (途中で適宜休憩を取ります)

詳しくは、6月26~28日の進路ブログをご覧ください。

2014年07月02日

「東京大学見学会(5/17,18実施)」 ~感想その4~

「東大ってどんなところだろう?」「五月祭ってどんなことをするのかな?」「将来の夢の幅が広がればいいな」と思いこの東京大学見学会に参加しましたが、自分が想像していた以上に楽しく、ためになることばかりでした。自分の考え方もがらっと変わりました。特にためになったのは、大学生との交流会です。国公立に行った先輩からは、どんなテキストを使ったら良いか、毎日どれくらい勉強していたかなどを教えていただきました。私立に行った先輩からは留学についてや、定期テストの対策法を教えていただきました。自分の将来のことを具体的に考えられるようになりました。(高1)

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2014年07月01日

「東京大学見学会(5/17,18実施)」 ~感想その3~

東京の大学に初めて行って、大学とはどういうところで何をしているのかが少しわかって良かったです。滅多にできない経験ができましたし、自分の勉強への意識が変わったので、この経験をこれからの生活に活かして将来に向けて頑張りたいと思います。参加して一番良かったことは、大学生との交流会です。志望学部についてまだ迷いがありましたが、同じ道を考えている先輩がいらっしゃって、話を聞くことができました。まだ具体的に志望大学は決めていませんが、これから自分が本当に行きたい大学を見つけ、進路実現に向けて準備していきたいと思います。 (高2)

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