« 2015年03月 | メイン | 2015年05月 »

2015年04月27日

関西大学Kan-Dai セミナー受講者募集

 関西大学でfは、2種類の講座「15セミナー」「ネックレスセミナー」を公開しています。
 今回はリレー講義をおこなう「ネックレスセミナー・春季」の募集です。
 実際の大学の講義を、大学生に混じって同じように受講します。大学生活の一端を感じ取る良い機会になると思います。
 募集学部は、文学部と理工系学部です。興味のある人は、進路指導部 村上先生か各学年の進路担当の先生に相談して下さい。以下に「関西大学ネックレスセミナー」へのリンクを載せておくので、参考にして下さい。
 なお、申込締切は5月7日(木)の8時30分です。学校から一括で申し込みますので、締切厳守でお願いします。

http://www.kansai-u.ac.jp/koudai/sp/event/neck_semi.html

2015年04月24日

「東京大学見学会」のご案内

 今年度も、5月16日(土)17日(日)の一泊二日で、東京大学見学会を行います。
 対象は、高校1年生~3年生までで、最大30名を予定しています。
 16日の夜に、東京大学・千葉大学・東京農工大学・東京学芸大学・首都大学東京に在学中の先輩方と、座談会を行う予定です。大学での授業や普段の生活についてなど、先輩方の経験を聞ける絶好の機会になります。また、17日は、東京大学駒場キャンパスと五月祭が行われる本郷キャンパスを訪問します。日本の最高学府の大学祭を見学することで、進路選択の動機付けになればと考えています。

東京大学HPへのアクセス
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html

春季勉強合宿を終えて 感想文2

CIMG73951.jpg
高2女子
 今回合宿に参加して、これからのモチベーションに繋がったことは先輩からのアドバイスでした。
 私が聞いたのは東京大学と鳥取大学の先輩のお話です。入学の方法や大学が違うのでそれぞれの勉強の方法、取り組み方、モチベーションの保ち方などいろいろなことを聞くことができました。その中でも特に印象に残ったことはどれだけ眠くても勉強をしたくなくても、そこで諦めたらいけないということです。これは2 人とも共通で言っていたことです。合宿中に先生も辛いことを乗り越えて初めて成功が付いてくるとおっしゃっていました。
 私はどうしても勉強しようと思っていても自分に甘く、明日明日とやるべきことを先延ばしてしまう癖があります。しかし、実際につい最近受験を経験した先輩方の話はやはり受験生であるという自分の立場をより分からせるものでした。この勉強合宿を通じて、先輩方の貴重な意見とこれからライバルとして戦う同級生のモチベーションの高さ、これから自分がやらなければならないこと、沢山の人に支えられてることに気づかされました。受験を迎える準備は早い方が良い、参加してなかったらまだ気付いていなかったことを気付けて良かったです。

高1男子
 今回勉強合宿という貴重な機会を僕にいただけましてありがとうございます。この合宿を通じてわかったことは僕はまだまだ自己管理というものができてなく、親に頼ってるということ。自分がまだまだ勉強というものの本質が分かっていないということです。
 正直勉強合宿にいってずっと目の前のことにこだわっていてこの勉強合宿の本質に気づいてなかったです。先生に勉強合宿の最後に色々ありがたい言葉をいただいて、やっと勉強合宿にいった意味を確認できました。いろいろ話をして下さった先生方、ありがとうございました。
 今回雲雀丘を卒業なさった先輩方と話す機会をもらえて日頃抱いていた疑問を大学生の方に質問させてもらいました。僕はあまり積極的にどんな学部なのかを聞きたい人がいなかったので、僕の将来考えている職業に最もいい大学の大学生の方にお話をさせていただきました。センター試験の前どんな心境だったのか、なにをやっていたのか、いつから試験の結果を意識してるのかを具体的に聞かせて頂きました。これからの勉強に役立つ話を色々聞かせて頂きました。最近は時間をはかって勉強に打ち込むことが多くなってきました。ほんとうにいい機会をいただけてありがとうございます。これからも勉強をがんばって将来の夢を叶えられるように頑張ります。

2015年04月23日

春季勉強合宿を終えて 感想文1

CIMG7363.jpg CIMG74001.jpg
去る3月24日(火)~26日(木)の二泊三日で、大阪南港にある、コスモスクエア国際交流センターにおいて、平成26年度春期勉強合宿が行われました。
 高校2年生が45名、1年生が53名の計98名が参加しました。1コマ180分という今まで経験したことがない長さの中での勉強だったので、最初は戸惑いもありましたが、慣れてくると、その時間が短く感じるぐらい、誰もが集中して取り組んでいました。
 また、卒業生も応援に来てくれ、自分の受験経験を話したり、在学生の質問に丁寧に答えるなど、これから受験を向かえる在校生に対して良い刺激になったと思います。

高2男子
 勉強合宿に参加してよかったと思ったことは、自分の勉強量の少なさや効率の悪さにきづけたということです。また、みんなが頑張っている姿を見ることで、そして先輩方のお話を聞いたことで、勉強への士気が高まり、もっと頑張ろうと思うことができました。一コマ3 時間というのはかなりきつく、集中力も切れるときがありましたが、それぐらいの集中力も必要なのかなと痛感しました。今回の参加で得られたことを忘れず、これから頑張ろうと思います。

高2女子
 私は昨年に引き続き、今年も勉強合宿に参加しました。昨年と今年、どちらにも言えることですが、皆勉強しようという意気込んでいる人ばかりだったので私も頑張ろうという気持ちになれました。勉強と食事を繰り返す生活なので精神的に辛くも感じましたが、自分の勉強の仕方、密度、姿勢を考え直すとても良い機会だったと思います。1 科目の授業が180 分あったので、授業をした後にしっかり演習ができたり、グループワークでみんなで相談したり、学校の授業ではなかなか届かないところまでできて充実感がありました。自習の時間も多く先生にも聞きやすかったのでよかったです。卒業生との交流では、勉強の仕方や大学の様子を直接きくことができ自分のこれからの勉強の糧になると思いました。

2015年04月21日

サントリー先端科学実験教室に参加して③

DSC_5492.jpg
高1男子
 私は研究所という場所で実験をしたことがなく,いつもの学校の雰囲気とは違うのでとても新鮮な気持ちで実験に向かいました。そこでは,研究員や先輩方が器具の使い方や細かい単語の説明など1から10までいろいろと教えてくださったので,安心して実験を行うことができました。
 どの実験もとても興味深くいろいろな発見をしましたが,その中でも,ホヤの解剖では自分では気づかなかった一面を知ることができました。私は解剖をするのが初めてだったので,できるか不安で触るのもが嫌でした。最初は苦戦しましたが,研究員のサポートもあったので,2,3個こなすうちに慣れた手つきのように解剖をすることができました。解剖することで,教科書ではわからない卵巣や消化管などの大きさを目で見て感じることができたので,さらにより一層生物に対する興味が湧きました。私は「机の上だけで学ぶ勉強だけでは本当に知ったとはならない。」という言葉を聞きましたが,本当にそうだと思いました。実験をすることで今まで知らなかったことを見つけ,学んだことがより一層理解することができるということがわかり,いい学びになりました。
 これらの研究を今後自分がほかの人に伝えられるようにもっと勉強して自分の学びの糧となるように努めようと思います。一日がとても充実していました。ありがとうございました。

2015年04月20日

サントリー先端科学実験教室に参加して②

DSC_5448.jpg
高1男子
 「1日科学実験教室2015」を終えて心からこの行事に参加できてよかった,と思いました。
 その理由は二つあり,一つは科学により一層興味がわいたためです。ふだんの授業での実験では絶対使うことのない実験機器を使用して行う実験に私は興奮し,ワクワクしました。そしてその機器たちを扱っている研究員さんに釘付けになりました。次は何をするのだろうか,どんな機器を見せていただけるのだろうか,と実験室内をしきりに見回していたのでご迷惑になっていたかもしれないと後で思ったほどです。生物と物理の二択なら生物のほうがいいかな,となんとなく選択した「生物」という分野ですが,今回の体験から,生物選択にして良かった,と強く思いました。面白い学問であると気づかせてくれたこの体験を忘れずにこれから生物を学んでいきたいです。
 もう一つの理由は,サントリーの生物有機化学研究所で実際に働いておられる研究員さんにお会いでき,話が出来たためです。本物の研究員さんとお話をしたことは一度もなかったのでなかったので,良い経験になりました。最初は緊張してなかなかお話を聞けなかったのですが,研究員さんのほうから歩み寄ってくださったおかげで,緊張が少しとけ,お話をすることができました。研究員さんたちとお昼をご一緒させていただいた時に話の中で研究員さんがおっしゃった,「ただ勉強ができるより,ほかの人ができないことをできる方がいいよ。いろんなことを勉強したらいい。」という言葉がとても印象に残りました。「研究者」というほかの人ができない職業に就く研究員さんの言葉にはすごく説得力があり,納得できました。自分にしかできない事を見つけることは簡単ではないと思いますが,いろんなことに挑戦し自分を開拓してほかの人にはない自分の「強み」を得たいと思いました。


2015年04月15日

サントリー先端科学実験教室に参加して①

 去る3月19日に、「サントリー生物有機科学研究所」にて、新高校3年生6人と新高校2年生23人の計29名が、「サントリー先端科学実験教室」に参加しました。最新の機器を使って科学実験ができるということで、毎年多くの生徒が参加しています。
 これから数回にわたって、参加生徒の感想を載せていきます。

DSC_5449.jpg
高2女子
 今回,実験した電気泳動法やPCR法に関して,私は一度,学校の授業でしくみ・結果を学び,頭では理解していました。しかし,実際に最先端の機械を目にし,体験できたことで,機械の操作手順,実験する際のコツ・注意点を含めた,深い理解ができました。そして,実験の最中,「説明書に書かれた文章の意味」といった初歩的な質問や,「2つの溶液の性質の違い,また,それらを使い分ける理由」といった自分の好奇心からの個人的な質問をさせていただいたのですが,1つ1つに丁寧に答えてくださったので,とても嬉しかったです。
 また,研究員の皆さんの話を聞いて,研究員になるためには,丸暗記力でなく,「これを調べるにはどのような実験をすべきか」という思考力の方が大切だと,改めて感じました。私は今,薬,応用生命科学といった分野の研究員を目指しているのですが,もし,将来,これらの研究員になれたならば,どんな角度から聞かれても丁寧に伝えられるような,そして,思考力を常に働かせられるような研究員になりたいと強く感じました。

進路指導部員紹介①

murakami.png
 進路指導部3年目の村上敦彦(むらかみあつひこ)です。受験指導だけではなく,高大連携講座やAcademic Summerなど,さまざまな場面でみなさんと関わっていくことになります。よろしくお願いします。
 進路を考えるとは大学を選ぶことだけではありません。あなた自身のライフプランを創りあげていくことこそが進路設計だと思います。そのお手伝いをさせてもらうつもりです。
 今年度は高校1年から3年までの生物や化学を担当します。大学での専攻は分子生物学 molecule biology でしたが,高校時代は国語や歴史が得意な文系でした。今でも生き物は苦手です。やっていること,やりたいこと,好きなこと,得意なことが一致しているのは素敵なことだと思いますが,かならずしもそうなるとは限りません。今取り組んでいることに精一杯努力できればいいかなと思います。お互いに頑張りましょう。

2015年04月11日

高知大学土佐さきがけプログラム

P4100022.jpgP4100023.jpg
 4月10日(金)放課後、高知大学の前西繁成教授が来校され、高知大学「土佐さきがけプログラム」の説明会が開かれました。
同プログラムは<グリーンサイエンス人材育成コース、国際人材育成コース、生命・環境人材育成コース、スポーツ人材育成コース>の4コースからなり、前西教授は国際人材育成コースを担当されています。
 16:00からの説明会には高3生約20名が参加し、国際人材育成コースの詳細(A0入試や実際の留学の様子、カリキュラムなど)の説明に熱心に耳を傾けていました。

2015年04月10日

高1オリエンテーション合宿はじまる

IMG_0125.JPG IMG_0128.JPG
IMG_0135.JPG

 本日4月10日から一泊二日の日程で、大阪アカデミアにて高校1年生のオリエンテーション合宿が始まりました。生徒どうしの親睦を図ると共に、高校生活の基本的なルールや進路についての知識を得、各教科科目の学習方法を学んでいます。真剣に話を聞いていました、午後からはクラスに分かれてプログラムをこなしています。E組とG組の交流では、生徒一人一人英語で自己紹介していました。皆、かなりこったユニークで、かつ流暢に話していて和やかな雰囲気に包まれています。

2015年04月07日

新入生の皆さんへ 平成27年度進路指導部をよろしく!!

P4070019.jpg
中学1年生157名の皆さん そして、高校1年生301名の皆さん、雲雀丘学園にようこそ!
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。念願かなって入学された方もいれば、第一志望ではなくて本校に入学した方もいると思います。
入って来る前はそれぞれ違った境遇であっても、この雲雀丘学園で出会ったということ、このご縁を大切にしませんか?
「一期一会」は、出会った人、今いる境遇も一生にただ一度きりと考え、常に誠を尽くそうとする姿勢をいいます。
幸運を掴むことができる人は、常に感謝の気持ちを持って、日々自らのできることに最善を尽くしている人です。
平成27年度の進路指導部員は、私を含めて総勢10名で、皆さんの進路実現を最大限の誠意を持ってサポートし、皆さんが幸運を掴めるようお手伝いをします。
 進路指導部長として6年目に入りますが、毎年、新学期は緊張します。
新入生の皆さん、そして、在校生の皆さん、今年の進路指導部はさらにパワーアップしています。
期待してください。

京都・文化体験企画

4月6日(月)、京都・文化体験企画を高2日本史選択者有志により開催しました。
Academic Summerの一貫とはいうものの、時期は春休みということでイレギュラーではありますが、日本文化を育んだ京の都の春・桜を体感することができました。
今回は、学校の授業だけではなかなか生徒が実感することのできない“文化”に興味を持ってもらうことを目指し、“文化を体験する”“文化に触れる”ということを目的としています。


まず、京都五条にある風俗博物館で、寝殿造の構造や平安時代の年中行事などを学びました。

P4060160.JPGP4060161.JPG

今回は曲水の宴や元服の式の様子などが再現されていました。

次に、実際に袿や狩衣の着付けを教えて頂き、生徒達も実際に古代の衣装を互いに着付けてみていました。
本の中の絵で見るだけであった装束がどのようなものなのか、古代の人々はどのように考えて装束を整えていたのか、学ぶことができ、生徒達も非常に興味深かったようです。
最後に装束の畳み方まできちんと教えて頂きました。

P4060170.JPGP4060180.JPG

その横では、平安時代の遊びである偏つぎや双六などに挑戦する生徒たちもいました。

P4060173.JPG


続いて同志社大学に伺い、同志社歴史資料館の若林准教授より同志社周辺の史跡について講義して頂きました。

P4060186.JPGP4060188.JPG

出土した地層の見分け方や出土遺物から伺える調査結果などを説明して頂いた後、実際に同志社大学の敷地内を発掘調査により発見された相国寺の礎石や花の御所の遺構などを案内して下さいました。


同志社大学からは徒歩で京都御苑を北から南まで突っ切り、公家町や御所の大きさを自分達の目で確かめる時間としました。
現在に残る公家屋敷である冷泉家を見た後、公家町の広がっていた京都御苑へ。
授業で扱った蛤御門も実際に目にすることができ、生徒たちは感激したようです。
蛤御門の変で門に付いた銃弾の跡を熱心に見ていました。

P4060191.JPG

閑院宮家や九条家跡を見て御苑を出る頃にはへとへとになっていた生徒達ですが、御所や公家町の広大さを身に沁みて感じたようです。


この後は東山の体験工房EN家で、香道体験をさせて頂きました。
香道は日本文化の中でも重要な位置を占め、古典を読む際にも必要とされる知識でありながら、現在では華道や茶道のようになかなか触れる機会もなく生徒たちには理解が難しいものです。
その香道に僅かながらでも興味を持つきっかけとなれば、と今回企画をしました。
今回は生徒になじみやすい、匂袋作りという形にさせて頂きました。

P4060192.JPGP4060194.JPG

香に使う材料の説明を受けた後、実際に竜脳や白檀、大茴香の香りを聞かせて頂き、自分たちで匂袋に入れる香を調合してゆきます。

P4060197.JPGP4060201.JPG

袋は西陣織・縮緬の布から自分たちの好きな模様を選んでいます。

P4060200.JPG

できあがりです!
やはり生徒たちそれぞれに調香に癖があり、お互いにこの香は爽やかな香りがする、とか甘い香りがする、とか評価しあっていました。
嗅覚に訴える形でそれぞれの個性が出せるところが、香道の魅力であり、面白さですね。


最後に下鴨神社へ。
下鴨神社は葵祭を執り行う社であり、京の地下に存在する豊かな水脈を実感することができる場であもあります。
先ほどまで賑やかな街中にいたというのに、一歩踏み込めば独特の静謐さと水の気配がする下鴨神社、そして糺の森に、生徒たちは何か厳粛な気持ちになったようでした。
そして、糺の森の中の川や森の美しさに見ほれて、あちこちにカメラを向けていました。
都会育ちの生徒たちには、これだけでも良い体験になったのではないかな、と思える良い表情をしていました。

P4060203.JPG

葵祭の行われる社や古代の祭祀の史跡を廻り、ちょうど式年遷宮にあたっている下鴨神社の様子も目の当たりにすることができました。


1日で盛りだくさんの日程でしたが、全員元気に行程をこなすことができ、無事帰途に就きました。