中学3年生 エネルギー教室
本校では、環境学習を積極的に行っています。学校にソーラー発電システムを設置したり、中学1年から高校2年までの有志が、環境大使として、丹波篠山での畑作体験や地域の方々と共に行う「きづきの森整備事業」により里山での保全活動などを行っています。また、2年生では夏の林間学舎の中で「サントリー奥大山ブナの森工場」の見学と植樹活動、3年生では沖縄研修旅行で「サンゴの種付け」、高校修学旅行では北海道の「ひばりの森」の植林活を行うなど、6年間を通じてさまざまな環境学習に取り組んでいます。
昨年度より「エネルギー教育モデル校」として指定を受けました。その一環として、10月14日(水)15日(木)の2日間、原子力安全システム研究所の方に来ていただき、中学3年生を対象にして「エネルギー教室」の講義をしていただきました。圧力鍋を用いた火力発電システムの説明や、手回し発電機を用いて、安定した電力を供給するためにはどのようにすればよいのかを、体験して考えるといった楽しい講義でした。
エネルギー問題は、将来に向かうほど重要な課題になっていきます。この体験授業を通して、これからの環境問題について考える契機になればと思います。