2016 One Day College 感想 C
大阪市立大学 理学部数学科数学研究所
松下𣳾雄 数学研究所専任所員
「曲線の秘密 --- 円から楕円へ」
・ (高1男子)
理系とひとくくりにすることなど、とてもできないような世界が、数学や理科には拡がっていると思いました。また、理論物理と実験物理の考え方がこれほどまでに違うとは、想像もできませんでした。千年も2千年も隔てた、ありとあらゆる研究者の研究が繋がっていて感動しました。難しい内容もあり、自信をなくしましたが、研究してみたいと心から思いました。
・ (高3男子)
昔の人は、コンピューターもない中で複雑な計算を行い、何人もの学者の考えを踏まえて、正しい答えに近づいていったことに、改めて感動した。そんな長大な内容を、教科書では、数ページもしくは数行でまとめていると考えると、理解することが難しいことに納得がいった。物理的に考える数学に興味がわいた。
・ (高3男子)
楕円のことだけではなく、楕円曲線や楕円数学等、いろいろな話があり、好奇心がそそられました。バーゼル問題やライプニッツの公式を初めて見たときの衝撃は凄まじいものでしたが、今回の講義でも登場したことで、その公式の美しさを再認識しました。