20日月曜日に、中学2年生の希望者が、宝塚市内の病院を訪ね、職業人インタビューを行いました。生徒の感想の一部をご紹介します。
職業インタビュー 看護師
看護師の仕事を色々と知ることができました。その中で、痛みやショックに対し精神的な補助をするということが印象的でした。医師とは違う側面から、患者さんを支えるというところでとても魅力的です。また、どんなときにも感情を表さないということは、自分にはできそうになく、大変だと思いました。プロとして自分の感情をコントロールできるとおっしゃっていました。誠実さを大切にし、患者さんとまっすぐ向き合うことに意味があるというお話は心に響きました。
看護師は私が想像していたよりもずっと、自分の考えで行動し、治療に携わり、命だけでなく心のケアもしながら患者さんのことを一番に考えているということがよくわかりました。看護師のように医療の力で人々を助け、また社会に貢献できる人になりたいと改めて思いました。その第一歩としてまずは人の気持ちに寄り添える人になりたいと思います。
看護師は体力的にも精神的にも重労働だと感じました。夜勤の大変さは、夜中に働くという体力面だけでなく、病院中の患者さんを少ない人数でお世話するという責任感を伴い精神面でも大変です。そして患者さんとの死に直面することもあります。看護師をやったことのない私でさえそのつらさは分かる気がします。仕事として受け止め、感情を抑えなければならないというのは大変なことです。その一方、やりがいがある部分を伺うこともできました。患者さんからの「ありがとう」という言葉と、患者さんの状態がよくなっていくことです。患者さんとのコミュニケーションで励まされ、また仕事を頑張れるのだろうと思いました。