平成26年度終業式 ~先施の心~
本日(3/23)平成26年度の終業式を行いました。
中学、高校の3年生は先日、無事卒業式を終えましたので、これで全生徒が今年度を無事終了することができました。
期末テスト終了後からほんの2週間の間にすっかり春めいてきました。高校校舎前の枝垂桜もいよいよ咲き始めました。明日からの約2週間ばかりの春休みにしっかり充電して4月から良いスタートがきれるようにしましょうね。そして春は新たな出会いとスタートの季節ですが、別れの季節でもあります。今日は本校を去られる先生方の離任式も行いました。寂しいですが、心強いメッセージもたくさんもらえました。先生方の残された教えをしっかり心に刻み27年度をスタートさせたいと思います。
【校長先生のお話】
本校の「校是」は「高志・自律・努力」ですが、もう一つ、ぜひ君達に伝えておきたいことがあります。それは「先施の心」という言葉です。意味は「気づいた者が先にやる」ということです。例えば朝の挨拶。相手から挨拶されてからではなく自分から先ず元気に挨拶をする。きっとすがすがしい気持ちを持って一日をスタートできるはずです。
誰もしていないことや新しく何かをすることは、多分にエネルギーがいるし、勇気が必要です。できれば自分でなく他の誰かにやってもらいたい。目をつむっておきたい。そこを、自ら気づいたのであれば、先ず自分が行う。その気持ちをぜひ持っていて欲しいと思います。
自分自身を振り返ってみてどうでしょう。何事もうまくいかないと周りや環境のせいばかりにしていないでしょうか。このような受け身の心では、あまりうまくいかないことのほうが多いでしょう。不満が多くなるのも当然です。自らを変える、やってみる、行動してみることで実は環境を変えることもできるのです。「先施の心」を持って27年度をスタートさせてください。
【生徒指導部長から】
今年度も素晴らしい1年を有り難う。
今年度のはじめに各クラスで「スリー・プロミス」&「イアリー・ゴール」というクラスメート全員が守る約束事・目標を掲げてもらうことをお願いしました。皆さん、ほんとによく頑張ってくれていたと思います。みんなで実践すること。それが一番大切なことと考えます。自分ひとりではなかなかできないことも仲間と一緒なら頑張れるということは多いです。また、一緒に頑張る楽しさを皆さんにぜひ経験して欲しいという願いがあります。なかなか理想通りにはいかないこともあったと思いますが、こうしてみんなで無事に26年度を締めくくれたことは大きな喜びです。本当にありがとう。
26年度後期生徒会各種委員会表彰
◎ピカピカ賞(毎朝の校内巡回から、最も綺麗なクラス)中3A・中1B・高2B
◎精勤賞(遅刻の少ないクラス)中1A、中1C
◎バッチグー賞(バッジを全員つけているクラス)中1A、高1H
◎Let`s読賞(図書館利用の多いクラス)中1C、高1B
表彰を行ったのは生活の一部だけで、それ以外の面も、皆さん大変頑張ってくれました。
この1年間、できたこと、できなかったこと・・様々あると思います。
ぜひ、この春休み中にしっかり振り返りを行ってください。
そして、事故のない充実した春休みを過ごしてください。
4月9日始業式、気持ちも制服もぴかぴかで、きっちり準備ができた皆さんと会えることを楽しみにしています。