
2008年2月20日(水)第50回高等学校卒業式が行われました。
ご列席いただきました保護者のみなさま、ご来賓の方々ありがとうございます。
雪の舞う予行とは異なり、少し暖かくなった日差しに包まれ、221名の生徒が雲雀丘学園を旅立っていきました。
胸にコサージュを付け、晴れやかな顔で入場です。卒業証書授与・皆勤賞(3年間無遅刻・無早退・無欠席)20名・特別表彰(本年度に県大会以上の大会で3位以上の成績を納めたもの)1名が表彰されました。学校長を始め、来賓の方々から祝辞をいただき、在校生の送辞、そして答辞です。
答辞(要旨)
平成の幕開けとともに誕生した私たちは平成十七年、雲雀丘学園高等学校に入学しました。世の中では様々な「偽」が溢れた三年間でしたが、私たちはここで語りきれないほどの思い出を得、強い絆で結ばれ、この卒業式を迎えることができました。
私たち五十期生には人を受け入れ、許し、認め合う優しさがあります。でもそれを自分にもあてはめて厳しくできない甘さもあります。誰かに教えられて進むより、時間がかかっても自分で気付いて進むべきです。今、奮い起こさなくてはならないのは頑張ろうという気持ちです。我慢できずに諦めたり、楽な方向へ進んでしまう甘さからの卒業です。
私たちは十八年間、何度となくくじけてきました。でも思いだして欲しい。あたりまえのように流れていく中でどんな些細なこともひとりでやりとげたのではないことを。どれだけ多くの支えがあったかを。感謝の気持ちが消えなければ、頑張ろうという気持ちも消えない。そしてそれは自分の成長に必ずつながると私は思うのです。最後に保護者に、先生方に、何より友に、心からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。
「ありがとうございました」
全員で声を合わせての「ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べ、式も終盤、最後の学園歌斉唱。そして、笑顔、涙顔の入り交じった退場となりました。
50期生のみなさん、この学園で得たかけがえのないものを大切にしてください。そして、これから大きく羽ばたいてください。みなさんの活躍を楽しみにしています。