先日、新聞では「若者のネット依存症」の問題が取り上げられていました。携帯電話、パソコン、ゲーム機などインターネット環境の中で、メール、SNS,ゲームに夢中になって中毒症状に陥っている中高生が全国に広がっているというニュースでした。具体的にはネットの乱用により睡眠障害・栄養障害などの健康面や生活面において問題になったり、情緒不安定や集中力欠如などで学校や家庭生活に支障をもたらしているようです。またネット上での人間関係のトラブルなどで人間不信に陥ったり、実際に事件に巻き込まれたりするなど幅広く問題が広がっているようです。
下記は、ネット依存度を調べるための質問の一部です。参考にしてみてください。
1.ネットに依存していると感じたり、ネットを使う時間が長くなることがある。
2.ネットを使う時間を自分でコントロールできなかったり、決めた時間より長く使ってしまうことがある。
3.ネット使用を制限しようとしたが失敗したり、ネットに夢中になっていることを隠すために周囲に嘘をついたり、隠れて使用したことがある。
4.ネット使用の制限に対してイライラしたり、ストレスを感じたり、周囲にストレスを当てつけたりしたことがある。
5.ネットが原因で人間関係のトラブルや、学校や家庭生活に支障をもたらしたり影響したことがある
6.ネットを使用しないと不安になったり、他のことに集中できなくなったりすることがある。また落ち込んだり不安になったりするのを避けるためにネットを使うことがある。
人間関係を大切にしたいという強い気持ちから、さまざまな相手とのメール・SNSサイトを一日中チェックし続けなければ精神的不安になってしまう症状も多いようです。インターネットの不可欠な時代になりつつありますが、ご家庭でももう一度その使い方を考えてみましょう。