秋も深まっています
この樹登らば 鬼女となるべし 夕紅葉 三橋鷹女
校庭の紅葉が真っ赤です。
高校一年生は、現代文で詩歌を勉強したところです。
古来、美しいものと魔力のイメージは重ねられてきました。
真っ赤な紅葉の樹の下に立つと、その樹は枝分かれしていて上れそうです。
そしてその燃えるような赤い葉が光を透かしている美しさは、容易に言葉に喩えることができません。
その感動を端的に、短い言葉で表す、俳句を詠むような力を身につけてほしいと思います。
生徒は放課後、熱心に勉強をしています。
教えあう姿、壁に向かってする姿、など、それぞれのスタイルが見受けられます。
試験まであと少し、落ち着いて取り組んでください。