以下のグラフは、ベネッセの教育、調査、研究機関の『VIEW21』編集部がヒアリング結果より作成したグラフです。
難関国公立大学理系の合格者・逆転合格者・逆転不合格者・不合格者の特徴を系統①~④で表したものになっています。
系統①[合格者]
やはり理系だけあって数学が圧倒的に得意な生徒が多いようです。反対に国語が苦手な場合が多いので、早めに古文・漢文をクリアすれば勝機が見えるとも考えられます。英語は丁寧に学習する生徒が多いようです。
系統②[逆転合格者]
逆転合格者も合格者もどちらも同じ傾向が見られます。特に国語の補填をいかにすぐにするかがポイントになってくるでしょう。
系統③[逆転不合格者]
これは意外な結果かもしれませんが、「英語が得意だ!!」という理系の生徒の不合格者が多いようです。「得意教科は数学&理科」と胸を張って言えるだけの力はほしいところです。といっても英語を軽視してもいいというわけではありません。できて当然の科目だという認識はしておきましょう。
系統④[不合格生徒]
休日の学習時間が6時間以上という意欲があるにも関わらず不合格になる生徒も見受けられるようです。いかに質を高めるかです。集中することや計画を立ててマネジメントすることを意識しましょう。
自分で理解し、整理することが大切です。合格者の傾向でも見られましたが通塾しているからといって実力がつくとも限りません。自ら考えて、自ら問題を解決する能力が特に理系では必要なのかもしれませんね。