本日は警報発令のため、午後からの授業でした。
突然空いた午前中の時間、有効活用できたでしょうか。
今日は数学の授業を紹介します。
体育直後、しかも女子はプール直後の数学、生徒側にも、教員側にも難しい時間です。さて、どんな授業が行われているのでしょうか。
科目は数学Ⅰ、担当はM先生です。
まず、プロジェクターに今日の予定が示されました。授業のなかで、いつ何をどのように学ぶのか、これらを意識するのは大事なことです。自分が今何をやっているのか、何のために学んでいるのかを意識しながら学んでほしいと思います。
一人でじっくりと問題の解答を考えた後、グループで解法・解答を考えます。ここでも、なぜグループ学習なのか、ということが語られていました。それぞれのグループで教え合い、学び合いが行われていました。クラスには40人以上もの自分以外の他者が存在します。その他者から学ぶことの意義は大いにあることでしょう。
最後には、先生からの解法が説明されて、今日の振り返りです。「振り返りシート」に自分が学んだこと、できたこと、できなかったことを書くように指示がありました。
「振り返りシート」にこんなコメントを見つけました。
「数学が面白いと思えた」、教える側からしたら涙が出るようなコメントです。授業は毎日7時間、1週間で約35時間、年間にすると1000時間を超えます。どうせならその時間、授業を楽しんでほしい。そういう思いで雲雀丘の先生たちは教壇に立っています。