守破離ー学習のスキルアップについて
「守破離」という言葉を知っていますか?私は茶道の先生から「守り尽くして、破るとも、離るるとも本ぞ忘るな」と教えていただきました。茶道だけではなく,スキルアップを目指すすべての活動で応用できる考え方だと思います。守は基本を教わり,型をまねる段階,破は取得した型に自分なりの考えを加える段階,離は基礎の型から離れ,オリジナルを確立する段階だそうです。小中学生の時期の学習は守の段階でしょう。素直に基本に忠実に学ぶことが大切です。教材を準備する,授業をしっかりと受ける,宿題など復習に取り組んで定着をはかる。この段階が出来ていないのに,次の段階に進むのは誤りだと思います。でも,なぜそうするのかを考えないで,言われたことをするだけでは成長はありません。高校生になってより主体性が求められているのです。(学年主任)