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2016年09月23日

バスツアーのお知らせ

 今年度PTA・丘友会バスツアーは、以下の通り実施します。
 日時:10月26日(水) 8:30学校集合 17:30ごろ帰校
 行き先:奈良方面(ならまち・奈良ホテル・正倉院展)
 
 保護者の皆さまには、来週半ばに、お子様を通じて、申込方法が書かれたプリントを配布いたします。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。
 参加される方は、申込用紙に必要事項を記入の上、10月12日(水)までに担任を通じてご提出願います。会費は参加人数分を、用紙に書かれている口座に10月17日(月)までにお振り込みください。お振り込み確認をもって、申込完了とさせていただきます。

2016年09月21日

文化講演会を行いました

9月17日(土)に兵庫県立美術館館長の蓑 豊氏をお迎えし、貴重なお話をお聞きすることができました。
DSC03503.JPG蓑氏が語られた子どもたち、若者へのメッセージとして、世界の中で「自分は日本人」という意識を高く持つ重要性を語っておられました。海外に行く時には自身の専門分野を極めるとともに、日本の歴史や文化についてもしっかり勉強してから行って欲しいし、外国の人が日本に来られた時もきちんと説明できる人であって欲しいと言われていました。
そして超一流の人物になるには、子どもの頃から本物を見て感性を磨くことが必要であると仰っていました。
次に、美術館のこれからの役割やあり方についても熱く語っておられました。
大英博物館や金沢21世紀美術館において、子どもたちのための体験的な取り組みやトリックアートに引き込まれる魅力ある作品の展示など、美術館を身近な存在にする工夫を具体的に映像で紹介されていました。
「街と共栄する美術館」は、人々が日常的に集まり、経済を救い復興し、人を育てる力を持っているということです。
また、子ども時代の体験・感動の大切さについては、ご自身が一枚の絵との出会いがあったことを話されていました。
中学1年生の時に学校から行った「フランス美術館」で、クールベの《 追われる鹿 》という作品を見たとき衝撃的な感動を受けられ、今でもその感動は脳裏に残って忘れられないそうです。蓑氏のパッションの源、原点を感じられました。
「良いものをみてもらいたい。感動してもらいたい。」というお気持ちで日々邁進されておられます。
終始なごやかな笑顔でお話しされ、まだまだお話は尽きない中で、時間となりました。

蓑 豊氏の著書 「超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦」「超・〈集客力〉革命―人気美術館が知っているお客の呼び方」(角川書店) など
兵庫県立美術館では、10/22(土)に佐渡裕氏と蓑氏の対談、ポンペイの壁画展(10/15~12/25)も開催予定です。
休日には、ご家族、ご友人と一緒に美術館に行って、素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

2016年09月12日

PTA文化講演会のお知らせ

 今年度のPTA文化講演会は9月17日に兵庫県立美術館館長の蓑 豊(みのゆたか)氏をお招きします。
蓑氏はハーバード大学博士課程を修了され、アメリカやカナダの美術館にもお勤めになられました。当時からシカゴ美術館では家族連れの方が多かったようです。日本では子供の姿を見かけないことに違和感を抱かれたようです。
2004年に金沢21世紀美術館の初代館長に着任された際も「子供たちとともに成長する美術館」というコンセプトを掲げられ、日本はもちろん、世界が注目する現代美術館へとその評価は年々高まりました。(2004年9月ヴェネチア・ビエンナーレ(国際建築展)の展示部門最優秀賞・金獅子賞を受賞、2006年10月「ルーヴル美術館」の使節団来館)
また、兵庫県立美術館においても「地域の人々が、普段から気軽に行ける美術館」という思いを大切にされ、散歩にいくように「ぶらっと行く場所」に変えたかったそうです。
人生における出会いの大切さ、小さいころから「本物」に触れて感受性を育む大切さなど興味深いお話をお聴きすることができることでしょう。
皆さま、お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

講演者  蓑 豊氏(兵庫県立美術館館長)
(金沢生まれ アメリカ・カナダの美術館で東洋部長・大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長などを歴任 全国美術館館長も務め、著書に「超・美術館革命 金沢21世紀美術館の挑戦」等)
演題   「美術館が宝石箱から公共の広場に」
日時   9月17日(土)10:30~12:00(受付は10時~)
場所   雲雀丘学園講堂

※ ご来場者、先着20名の方々にはチケット(ポンペイ展)のプレゼントがございます!
また、先着300名の方にはポンペイ展の割引券もお渡しする予定です。
※ お車は駐車スペースがございませんのでご遠慮ください。
※ 保護者証をご携帯ください。
※ 講演中の携帯電話使用、ビデオ撮影、録音等はお控えください。
※ 一般の方もご来場いただけます。