今年度のPTA文化講演会は9月17日に兵庫県立美術館館長の蓑 豊(みのゆたか)氏をお招きします。
蓑氏はハーバード大学博士課程を修了され、アメリカやカナダの美術館にもお勤めになられました。当時からシカゴ美術館では家族連れの方が多かったようです。日本では子供の姿を見かけないことに違和感を抱かれたようです。
2004年に金沢21世紀美術館の初代館長に着任された際も「子供たちとともに成長する美術館」というコンセプトを掲げられ、日本はもちろん、世界が注目する現代美術館へとその評価は年々高まりました。(2004年9月ヴェネチア・ビエンナーレ(国際建築展)の展示部門最優秀賞・金獅子賞を受賞、2006年10月「ルーヴル美術館」の使節団来館)
また、兵庫県立美術館においても「地域の人々が、普段から気軽に行ける美術館」という思いを大切にされ、散歩にいくように「ぶらっと行く場所」に変えたかったそうです。
人生における出会いの大切さ、小さいころから「本物」に触れて感受性を育む大切さなど興味深いお話をお聴きすることができることでしょう。
皆さま、お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。
講演者 蓑 豊氏(兵庫県立美術館館長)
(金沢生まれ アメリカ・カナダの美術館で東洋部長・大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長などを歴任 全国美術館館長も務め、著書に「超・美術館革命 金沢21世紀美術館の挑戦」等)
演題 「美術館が宝石箱から公共の広場に」
日時 9月17日(土)10:30~12:00(受付は10時~)
場所 雲雀丘学園講堂
※ ご来場者、先着20名の方々にはチケット(ポンペイ展)のプレゼントがございます!
また、先着300名の方にはポンペイ展の割引券もお渡しする予定です。
※ お車は駐車スペースがございませんのでご遠慮ください。
※ 保護者証をご携帯ください。
※ 講演中の携帯電話使用、ビデオ撮影、録音等はお控えください。
※ 一般の方もご来場いただけます。