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避難訓練を実施しました。

本日は地震災害を想定した避難訓練を実施しました。

阪神淡路大震災から22年が経ちましたが、その後も東北、熊本、鳥取と大きな地震が起こり、昨年の秋には兵庫、大阪でも身の危険を感じる揺れを体感しました。
決して、地震は過去の話ではなく、いつ、どこで起こるのか予想できない災害です。
普段からの訓練の大切さを我々ひとりひとりが真剣に受け止めておかなければなりません。

訓練は、地震発生の非常ベルとともに始まりました。
避難誘導指示があるまでは、机の下に身をかくして転落物等から身を守り待機。
避難誘導放送後からは、校舎内移動中は頭部を守りながら、そして、校庭へ避難しました。

ほとんどの生徒が小走りですばやく階段を降り、すばやく校庭へ避難することができました。避難経路、避難集合場所等しっかり確認してくれたことと思います。※もう一度、年度初めに配布している「安全・健康ハンドブック」を確認しておきましょう。

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【校長先生のお話】
今日も整然と避難訓練を行うことができました。
皆さんの真面目な取り組みは素晴らしいと思います。
さて、地震は、残念なことに人間が予測できることも難しく、自然に起こる災害です。
大きな地震がもたらす被害は皆さんもよく知っていることでしょう。

しかし、だから何もできないということではありません。
地震が起きたためにおこった建物の倒壊や落下物による被害、火災。また、避難が遅れて命を落としたり、ケガをしたりということもあります。これら地震が起こった後の人災については、日頃から我々が危険を予知し、改善できるところは改善しておくことはできるはずです。また、避難についてもとっさの行動を迅速に行う為には、地道な訓練がとても大切なことなのです。

毎年行われる訓練を通して、災害が起きたらどのような行動をとろうか。どうすべきか。各自がしっかり今日の自分の避難状況について振り返っておきましょう。