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テストは何のために

新しい週です。2月も下旬へと向かっていきます。

今日の放課後に英単語大テストの追試を行いました。
朝には漢字の小テストがありました。
約2週間後には期末考査が迫っています。

テストばかりで気が滅入るかもしれません。
しかし、テストは何のためにあるのでしょうか。
成績をつけるため、選別をするため。色々と見方もあり、教員と生徒でそれは異なるかもしれませんが、実際のところどうなのでしょう。

色々と調べていたら、「システムテスト」という単語に行き着きました。
コンピュータで作動するソフトウェアを開発する際に行うテストで、開発段階ごとに単体テスト、結合テスト、総合テストといったテストがあり、それぞれのテストごとに更に細かいテストがあるそうです。
なぜこれほどテストの回数が多いか。それは考えるとすぐにわかります。
最終段階でのテストだけだったらどうなるか。そこでバグが見つかったら、下手をすると最初の段階まで遡って作り直さなければなりません。

学校のテストもこれと同じだと思います。
たとえば学校でのテストがまったくなく、大学入試を迎えたらどうなるか。勉強を計画的に進められ客観的に自分を見つめられる人は問題ないかもしれませんが、ほとんどの人は困り果ててしまうでしょう。「先生、テストをしてください」と言ってくる人もいるかもしれません。

テストは、どこが分かっていて、どこが分かっていないかを確認するためにあるのです。だからこそ定期的に行う必要があります。
一生懸命テストに臨んでください。