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10/1 創立記念日「親孝行の日」に向けて

今日のLHRは、講堂で、本校の指導主事である 守本 より
「親孝行について考える」というタイトルで特別講義がありました。

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【以下、担当による講義ノート】
親と一緒に住んでいる人もそうでない人も、
みんなに親がいる、支えてくれる人がいる。

1. 童謡「ぞうさん」の子象
「お鼻が長いのね」長い鼻を不具だという歌詞
子象の気持ちは?「お母さんと同じ長い鼻を自慢する気持ち」
親と子は一つ


2. アニメ「魔女の宅急便」

キキの旅立ち、飛び立つときの4回の鈴の音
13歳で自立する魔女 子どもから大人へ
大人になる=親と距離ができること

物語後半で飛べなくなる
旅立ちのときの「子ども」の表情
自分を乗り越え、やっと飛んだときの「大人」の表情

自分から最も遠い存在は自分である。
自分の家の匂いがわからないように、
自分は自分のことを客観的に見ることは難しい。
それに気づくことが大人への第一歩。

3. アニメ「千と千尋の神隠し」
豚に変わってしまったお父さんとお母さん
たくさんの豚を前に「ここにはお父さんお母さんはいない」
様々な苦難を乗り越えて親子を見つめ直した千(千尋)の真実を見る目
親子の記憶は頭ではなく身体にある。
初めて靴下を履いた日、自分ではいた?いや違う。
子どもはお父さんお母さんの記憶の塊だ。支えられた記憶の大事さ。

4. 中島みゆき「Remember」
幼少、体に刻まれた記憶。
支えられた、支えられている記憶。
社会とどう関係するのか、それを見つけるこれから。
親が自分にしたこと 、自分が親にしたこと、
これから何を為すべきか、何を継ぎ、紡いでいくのか。

5. 初代理事長 鳥井信治郎 氏
「親孝行のできる人はなんでもできる」

10月10日は、本校の創立記念日「親孝行の日」です。
ご家庭でも、ぜひ親子関係について一考巡らせてみてください。