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授業アンケートの実施

本年度より、“より良い授業を目指すために”というテーマで全生徒が全授業について評価するという、本格的な授業アンケートを実施することにしました。
本校では従来から各先生が自分の担当する授業についてアンケートを実施し、それぞれ独自の方法で反省を加え授業改善を行なうというやり方をしてきましたが、これでは個々の取り組みになってしまいます。
 今回のアンケートは、“生徒がそれぞれの授業をどうとらまえているのか”、“教員と生徒の双方が何を反省すべきなのか”ということを明らかにし、学校全体で授業の改善をはかることを狙いとしています。言い換えると、単に教員や生徒の授業態度を評価するものではなく、あくまで授業の改善を通じて生徒の授業への前向きな姿勢の育成をはかっていくものです。質問項目は、先生と生徒に分かれており、先生に対しては「説明のわかりやすさ」「板書のわかりやすさ」「内容が興味深いか」「授業のスピード」、生徒に対しては「始業前の教科書・ノートの準備」「授業の集中度」「予習・復習の有無」「考査の準備期間」に分かれています。
 既に先般、ホームルームを活用してクラス単位でアンケートを実施し、現在質問項目毎に集計中ですが、この結果については各教員、各教科、各クラス、各学年にフィードバックし、それぞれどういう課題があるのかを把握することとし、今後の授業運営や生徒指導に生かして行く予定です。 また、教員研修会等を通じて相互の意見を述べ合う、教科を超えた授業ノウハウの方法をはかる、IT機器等を積極的に取り入れた新しい授業をスタートさせるといった取り組みにつなげていく。更に、外部模試や学内考査の結果等も参考にしつつ、総合的に勘案してカリキュラムや進路指導の見直し、保護者との三者懇談を実施していきたいと思っています。