剣道部の活躍
本校は部活動が盛んで、多くの生徒が運動部文化部に所属しています。
この中でも、運動部の硬式テニス部、剣道部、文化部のギター・マンドリン部、
放送部、囲碁・将棋部は全国大会レベルに達しています。
9月3日(日)、この剣道部が兵庫県私立中高等学校剣道大会において、中学男子団体、中学女子団体で優勝、高校男子団体2位という成績を収めました。今回の好成績の裏には、生徒と指導者の日頃のたゆまぬ努力があるのは間違いありません。毎朝、道路沿いにある剣道場からは元気溢れる大きな声と竹刀の触れ合う音が聞こえてきます。学校行事や授業の関係で、全員が揃わない時でも個々の部員達が時間を見つけ自分達の意思で朝夕練習に励んでいるのです。
部員達は、礼儀が正しく私と出会うと立ち止まって「おはようございます」という明るい挨拶が返ってくるため、いつもすがすがしい気分になります。
剣道部のここ数年の成績は高等学校・中学校共に宝塚市・北摂では男女個人・団体すべて優勝していますが、阪神地区ではあと少しというところで優勝を逃し、2位に甘んじてきました。やっと昨年の大阪の北摂学校剣道大会で中学男女団体・高校女子団体において優勝(3部門制覇)、高校男子団体3位と好成績を収め、今年は4月の阪神高校剣道大会において女子団体で優勝することができました。この勢いで中学も兵庫県初制覇・全国大会初出場を狙っていましたが、惜敗し残念ながら夢を果たすことができませんでした。しかし、この悔しさをバネに夏休みに合宿する等技と心の両面の強化をはかり、一人ひとりの生徒は大きく成長したようです。
部顧問の大見先生に聞くと、剣道部のモットーは『朝鍛夕錬』とのことです。
これからも〝毎朝の道場掃除・雑巾がけで心を磨き、朝夕の稽古で身体を練る〟という精神で部活動に励んでいきたいとの強い思いをお聞きし、大変心強く感じました。