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反省なきところ進歩なし

定期考査

  先週一杯で定期考査の答案もすべて返却されました。一人ひとりの成績もまとまり、明日からは個人懇談が始まります。努力したことが報われ高い点数に結びついた者もあれば、努力したにもかかわらず思い通りの結果が得られなかった者、日頃の努力不足がそのまま結果に反映された者、等さまざまだと思います。
  ともすると試験の結果に一喜一憂しがちですが、そのまま放置しておけば同じ失敗を繰り返すことになります。大切なことは、何が出来て何が出来なかったのか、どうして出来なかったのかをしっかりと反省し、同じ問題が出された時には必ず解けるようにしておくことだと思います。
  できなかった原因を反省し、次に備えるということは、勉強に限らずスポーツにおいても仕事においても同様です。プロ野球を取り上げても、一流と言われる打者は必ず試合後バットの素振りを欠かしません。特に大事な場面で打てなかった時には、納得できるまで素振りをするそうです。
  成長するかしないかは、この反省するという姿勢にかかっています。“反省なきところ進歩なし”。もう一度、返されてきた答案を見直しましょう。そして、出来なかったことを確実に出来るようにしましょう。このような習慣は、将来社会に出た時に、きっと役立つことになると思います。