中学・高校新入生の合宿研修
新学期が始まって一週間が経過した4月15日(火)、中学1年生が「自然学舎」に、高校1年生が「オリエンテーション合宿」に向けてそれぞれ出発しました。高校は1泊2日、中学は2泊3日の合宿研修となっており、私は中学の自然学舎に同行しました。
中学校では、平成6年度から各学年に宿泊行事を設定していますが、これらの行事は〝人生のうちで、心身ともに最も成長する中学生時代に仲間と寝食を共にし、自然や人間生活の歴史・文化に溶け込み、さまざまな経験をすることによって集団としての生活意欲を高めていこうとする〟ことを目的としています。この中で、中学1年生の「自然学舎」は、本校に入学して間もない生徒に対するオリエンテーションと仲間づくりをはかることにより、これから始まる中学校生活の基本的な習慣を身につけ、規律ある学校生活を送るための基礎を築いていこうとするものです。
また、高校1年生のオリエンテーション合宿では、自分史の作成や英語・数学・国語の3教科の授業の理解を深めるためのポイントアドバイスや自分の未来予想図の作成等を行なうことになっています。
9時過ぎにバスで学校をスタートして、約3時間で一部雪の残る早春の鉢伏高原に着きました。昼食の後、開舎式、体育館でのオリエンテーション、大広間でのセミナー、夕食、入浴、学級活動等盛りだくさんのスケジュールをこなしました。短い期間ですが、素晴らしい自然環境の中で、生徒達がさまざまなことを体験して成長をはかって欲しいと思っています。