大阪府立大学公開講座 関西経済論
大阪府立大学は現在大学改革を推進中ですが、同大学においては毎年授業公開講座『関西経済論』が開催されています。昨年10月に大阪府の教育委員に就任したこともあって、3月にこの講座の講師を依頼されました。この講座は平成7年度に経済学部の特殊講義としてスタートしましたが、非常に人気が高かったこともあり、翌年からは大阪府民と府立大学の学生が共に学ぶ公開講座の形をとることになり今に至っています。
今年は4月から7月末までの4ヵ月にわたり、毎週木曜日の午後、15回にわたって開催されることになっていますが、いよいよ来週8日に『社会で役立つ力』というテーマで講演することになりました。これまで、企業の経営者やスポーツ、マスコミ、官僚等さまざまな分野の方が話をされています。受講者は800名くらいで、学生から主婦や年配の方まで幅広い年齢層にわたっているとのことですので、パワーポイントの資料作りにあたっては、できるだけグラフや写真をとり入れ、字もできるだけ大きくするようにしました。90分の講演の内容は、世界のトレンドと企業の動向、民間企業での経験、日本のグローバル化への対応遅れ、教育界をめぐる課題と学校の役割、これからの学校づくり等です。どれくらいの受講者の皆さんが出席されるかわかりませんが、少しでも心に残る話題を提供することができればと思っています。