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教員研修会の開催

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  本校では教員を対象として年に何回かの研修会を実施していますが、7月31日(土)、学校行事や夏期講習、クラブ合宿等の合間を縫って、今月2回目となる教員研修会を開催しました。先日(14日)の研修では、本校をめぐる生徒募集の現状についての課題を共有しましたが、今回は大阪大学の小野田正利教授にお越しいただき、講演とワークショップを通じて、さまざまな課題を明確化し〝保護者との関係づくり〟について学習させていただきました。
  小野田氏は「保護者のためのガイドブックづくり」や「イチャモンの研究」等学校現場の実情を踏まえ、日本の今とこれからを見つめておられます。そして、『悲鳴をあげる学校』『ストップ自子チュー」等数多くの著書を出版されています。本日の講演では〝余裕を持って70%でやる〟〝それぞれに背景があり解決の出口がある〟〝孤立しない〟〝前捌きをする〟〝モンスターペアレントと思ってはいけない〟等の数々のキイワードを紹介され、主要な提言をプリントした画用紙大の用紙を貼り付けながら、精力的なプレゼンテーションを展開していただきました。続いて「要望・苦情・イチャモンの具体的ケースから学ぶ」ということで、6~7名のグループに分かれて、教頭、教員、保護者、生徒の役割を演じながら、ロールプレイングを行ないました。
  本校は〝家庭と学校が連携して生徒を育てるという共育と共学〟を教育の基本の考え方にしていますが、何と言っても日頃のコミュニケーションを通じた信頼関係が大切であると思っています。
  この度、小野田先生には過密スケジュールの中、教員に元気を与えていただきました。心より感謝申し上げます。


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