« 盛会だった文化祭を終えて | メイン | 文化祭後記~制服のリユース »

文化祭後記~ふれあいバザーの開催

H22.9.5_2.jpg tusin166hokkaidou.jpg

  今回の文化祭のテーマは『心輝一転』ということでしたが、生徒達はそれぞれ心を新たに輝いていたようです。
  この中のひとつは高校2年生が担当した「ふれあいバザー」です。本校では高校2年の6月に北海道への修学旅行を行なっていますが、この中のメインはファームステイによる農業体験です。今年も多くの農家に宿泊させていただき、実際にサトウキビ・ジャガイモの苗植えや大豆の種まき、ビニールハウスの解体・設営など色々な農作業を行ないました。この体験を通じて、学校の授業では学ぶことができない農業の大切さや苦労を実感することができたようです。このファームステイの集大成という意味も兼ねて、文化祭で北海道物産展を開催することになりました。この企画にあたっては、北海道の深川・美唄・月形・滝川・浦臼・栗山・雨竜・新十津川・羅臼地区の皆さんに、さまざまな農作物を提供していただきました。品目はジャガイモ、トウモロコシ、ニンジン、かぼちゃ、トマト、アスパラ、タマネギ、アスパラ、ブロッコリー、トマト、メロン、米に加えて、ヒグマやエゾシカの缶詰等です。昨年の反省も踏まえて、今年は予約販売を中心にし、8月中に予約を取り文化祭当日に商品を渡すという方式にし、当日販売は数量を限定することにしたようです。
  私の家庭でも早速トウモロコシとメロンを美味しくいただきました。農業にとって大切なことは〝生産者と消費者の顔がお互いに見えることである〟と言われています。運送や価格の決定等の課題については来年度に向けて改善し、これからも北海道の農家の皆さんとの交流を深めていきたいと思っています。今回の催しに対して、ご協力いただいた皆様に心よりお礼を申し上げます。