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2017年05月29日

理事会、評議員会                第21号

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先週5月23日に理事会、評議員会が学園内告天舎にて開催されました。理事長のご挨拶の後、平成28年度事業報告、決算案説明、監査報告がなされ、議案が承認されました。
そのあと、理事、評議員、監事の方から、ご質問をいただき、学園、各校種からお答えいたし、各校種近況報告を行いました。学園経営、入学者定員・内訳、2020年問題、英語教育、プログラミング教育、大学合格実績、周年事業、興味のわく授業、少子化問題、小中連携、広報活動など様々な角度から直面する課題から将来にわたる問題にまで活発なご意見をいただくことができました。
ご見識深く、様々な分野でご活躍の方々がそれぞれの見方で、ご意見をいただく機会であり、この点においても本学園は多くの方々に支えていただいているということが実感できます。
中高校におきましても、方針に基づいて生徒育成を行うように励ましの言葉をいただきました。理事、評議員、監事の方のご意見をしっかりと受け止めて、学校経営に関わっていきたいと思います。

2017年05月25日

雨の登校風景から                 第20号

中間考査3日目は雨となりました。久しぶりの雨です。生徒たちは、色とりどりの傘を差してながら、テキストやプリント類に持ち、登校しています。平常よりも荷物は重くないようですが、窮屈そうに器用に勉強しながら歩いてきます。私にも経験がありますが開始まで寸暇を惜しんで必死です。
その中で傘のない生徒がいます。相合い傘です。一人は傘を手に持っています。おかしいなと見ていると1つの傘の中で、1つのテキストを見ながら歩いています。一緒に声に出しながら勉強する方が効果が上がるのでしょうか?
まったく傘を差さずに手にも持たずに歩いている人もいます。「傘はないの?」と声をかけると、「鞄の中に持っています」と返ってきます。駅からが近いので差さないようです。
また「持っていません」と返ってくる生徒もいます。そんなに多くはありませんが、私が立っている短時間に中2年1名、中3年1名、高1年2名でした。今日の場合は午後はやむ予報でしたが朝からしっかりの降りです。髪が濡れています。少し元気がないようにも見えます。風邪を引かなければ・・・と心配します。
こちらは想像をします。家を出るときに外の様子や天気予想は見なかったのかな?家の人が声をかけてくれなかったのかな?家の人の方が先に家を出ているのかな?最寄り駅まで車で送ってもらっているのかな?
新学期から約2か月。慣れもあり生活リズムが乱れる生徒が出てきます。起床時間、朝の挨拶、朝食、新聞・ニュースなど忙しい朝の時間だと思いますが、家庭内コミュニケーションをとっていただけたらと思います。

1学期中間考査第3日目             第19号

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桜は緑に 小学校の校庭を臨む     夏服の生徒も増えました
今週23日より1学期中間考査が始まってます。4日間ですので明日までとなります。新入生にとっては違うことも多く緊張したのではないかと思います。中学1年生にとっては定期考査は小学校とは違った形ですし、高入生にとっては中学までと違い科目数が多いので、戸惑った人もあるかも知れません。日々の授業、学習の復習を中心に、しっかりと準備をして考査に臨めているでしょうか?最終日まで集中力を切らすことなく取り組んでほしいと思います。
学年、学級、各授業では、考査範囲が発表され計画を立てて学習するように指導されています。中学高校6年間の中で、配分を考えて計画を立て、実行し、修正していく能力をつけてほしいと考えています。その練習が定期考査に向けての勉強であり、受験勉強、社会に出てからの仕事でも必須の力です。中学生には、日々の生活習慣をつけるために「フォーサイト手帳」を活用しています。
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中1掲示板 テスト範囲            中2掲示板 小テストの結果
今年度、入学生より成績に関する規定を変更しました。(2年・3年は現行通り)今まで通り、定期考査のテスト点だけで算出するのではなく、考査点、平常点、実技点を元にすることには変わりがありません。変更点は、①学期10段階評価を100点法で科目ごとに算出し示します。相対評価的な評価方法から絶対評価的な評価方法に移行します。それにより、生徒の学習成果が(他の生徒との比較ではなく)直接的に反映します。②学年末は5段階評定で通知します。この評点と評定の算出対応表を事前に公表します。それにより、到達目標が明確になり、5段階評定の透明性が高まります。1年生の保護者には、文書でお知らせしていますが、1学期学年懇談会でも改めてご説明いたします。
評価方法にかかわらず、テストまでの取り組みも大事ですが、テスト返却後のやり直しや平常点など日頃の学習がより重要です。点数や平均点に一喜一憂するばかりでなく、できたところできていないところを見極め、これからの学習、復習の材料にしてください。そして、反省と次のテストに向けての目標を決めて、「授業-家庭学習-テスト」の学習サイクルができていくことを願っております。

2017年05月22日

卒業生とともに                   第18号

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顔写真を取り忘れましたのでおみやげの徳島名菓です

ゴールデンウィークの土曜日5月6日に、この春卒業した大学生(59期生)がたくさん訪れてくれました。連休ということで家を離れて進学している人と誘い合った方が多かったようです。今年は暦の関係で家に戻りやすく来校しやすかったのかも知れません。大学入学して1か月、ネット通信が発達しているとはいえ、慣れない土地での一人暮らしは保護者の方もご心配されているのではと思います。卒業生は大学、新生活での土産話とともに元気な顔をみせ、親孝行をされたのではないかと思います。北海道、東京、金沢、滋賀、京都、三重、徳島、鳥取、九州など日本全国の大学から戻られ、本校生徒は全国の特長ある大学に進学していると再認識しました。受験期とはまた違った晴れやかな顔つきで近況を報告してくれました。先生方も喜んでおられました。校長室にも徳島大学と鳥取大学に進学された2名が来てくれました。大学での授業はまだそんなに忙しくないことや思っていたよりも便利で快適に過ごしていることなど、興味深く聞かせていただきました。両大学ともに、アカデミックサマーでお世話になっており、多くの卒業生が進学しています。在校生も先輩に続き、アカデミックサマーにも積極的に参加して大学に触れてほしいと思います。

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5月20日土曜午後に「卒業生による学習支援」が行われました。定期考査前に卒業生に来ていただいて勉強を教えてもらおうというものです。これは、大阪、神戸、大阪市立、大阪府立など自宅から通っている大学生が協力してくれました。今回は59期生が中心に10名参加してくれました。後輩たちのために駆けつけてくれ大変ありがたいです。大学生とはいえ授業や課外活動など忙しいにも関わらず、後輩たちのために代々つながって参加してくれます。
学校の先生よりも年齢が近いので質問しやすい中学生もおり、積極的に尋ねています。数学や理科の質問が多いようです。卒業生は丁寧に教えてくれていました。また、学習内容だけでなく学習の仕方なども教えてもらっているようです。この土曜日は、会議室だけでなく、自習スペースや教室でも自習する姿が多く見られました。

今日からは教育実習が始まります。本校では教員志望の意志が強く、教員採用試験受験予定の卒業生に限り実習生として受け入れています。大学で勉強され、母校で実習を行い、教育現場で活躍される卒業生もたくさんいます。自ら吸収して充実した実習期間にしてほしいと思います。

2017年05月18日

グローバル教育                  第17号 

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高校1年生の廊下にこのような掲示を見つけました。高1担当の英語科の先生と外国人の先生からのメッセージです。"tips from the critical thinking team"の題名のとおり先生方からのメッセージも新鮮で思わず写真に撮りました。
高校1年生の担当の先生にお聞きしますと、
これまで「英会話」としていた授業を、あえて「Critical Thinking」と称しています。前者を「English Conversation」、後者を「Academic English」と使い分けをしている場合が多くあります。Critical Thinking はあくまでも考え方の手段ですので、授業名としては本来は変かもしれませんが、「大事にしたい姿勢」としてあえて明示しています。
2つのテーマがあり、①グループディスカッションでは、「間違い」を気にせず仲間と英語(private English)を使うことを主目的にし、4人の教員が促すように言葉かけをしていきます。②プレゼンテーションでは、人前で「きっちりとした英語」(public English)を堂々と使えるようになることを主目的にします。英語で発信する力を伸ばせるように指導・支援していきます。目の前にある事象や相手が話した内容について論理的に考え、議論して問題解決に対する解決策や結論を導くことができるようになるのが到達目標です。(近年の大学入試やTOEFL等のessay writingにつながります。) 一言で言えば、従来の「会話ができる」という発信力から、「議論ができる」コミュニケーション力への展開ということになります。
高1だけでなく各学年ともにそれぞれの発達段階で、グローバル社会における英語教育を研究し推進しています。先生方の挑戦です。ホームページでも紹介できればと思います。

本校では1985年に他校に先駆けて国際科を創設しました。英語や第2外国語教育に力を入れ、以降、オーストラリア、NZ、ドイツ、カナダへの研修旅行や国際科全員の留学制度、他国からの留学生研修生の受け入れなど国際理解教育に力をいれてきました。その後、国際理解教育は国際科だけのものでなく、全生徒に関わるものと位置づけ、2006年に国際科募集を停止し現在のコース制にいたしました。
現在は、国際科のような特別な学科・コースはありませんが、国際理解教育の実績、国際科のDNAを受け継ぎ、すべての生徒に英語教育やグローバル教育に取り組みを進めているところです。

校内で行うグローバル研修、エンパワメントプログラム、English zone、海外からの留学生やJICAとの交流、校外で行う海外修学旅行、カナダ、NZ研修旅行、中3中期留学、高校留学など様々な機会を活用して学んでほしいと思います。


2017年05月15日

中学体育大会                   第16号

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雨による順延で中学生の気合いはどうかな?と心配しておりましたが、入場行進前の団の円陣と気合いのかけ声のあと入場行進は全体がそろっていました。気合い十分。心配は不必要でした。
練習段階から考えるとこの本番が最高でした。
開会式で、中学生らしく元気いっぱい全力で取り組むことをお願いしました。そのとおり、規律正しくてきぱきと全体が動いていました。
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新学年で、友人、先輩、後輩の新しい一面を見ることができ、友人の幅や視野が広がったと思います。先輩とともに声をかけ合ったこと、先輩から後輩またその逆にバトンが渡されつなぎ、ゴールを目指したこと、みんなで大きな声を出して作り上げることなど日頃の授業ではできない多くの経験があったと思います。最近は、視野が狭くなってしまいがちですので、中学生には特に同年齢や異年齢の人たちとふれあい、交流の中で多くのつながりを持って成長してほしいと思います。その機会としての体育大会団活動は意義深いものであったと思います。
これらの経験は、これからの学習、行事、宿泊行事で活かされるものだと思います。
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「先生チーム」がクラブ対抗リレーに、綱引きには担任の先生方が参加されました。私と教頭も生徒たちのがんばりを見て自ずと動き、一緒に大声をあわせて綱を引きました。


保護者のみなさまへ
 日程がずれてしまいましたが、高校、中学とたくさんの保護者の方にご観覧、ご声援いただきありがとうございました。
近隣のみなさまへ
 予行練習、当日と3日間にわたり、騒音などご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

みなさまのご理解とご協力を賜り、無事行うことができました。心より感謝申し上げます。

2017年05月14日

高校体育大会                第15号

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晴天の中、高校体育大会を行うことができました。早朝より多くの保護者の方に観覧いただきありがとうございました。受付の方からは1200名(昨年1000名)を超える方に来ていただいたと報告を受けております。
まだ、少しの写真しかお届けできないのが残念ですが、学年ブログなどより順次紹介されると思います。「学園からのお知らせ」で動画を公開しております。あわせてご覧ください。
競技、応援、運営と生徒たちの躍動する姿をたくさん見ることができ、感動いたしました。団対抗競技となり2年目、7色の団の団長、副団長、クラスの体育委員を中心に団の結束力があらわれておりました。表彰では代表者に賞状や優勝旗を手渡したときに握手をさせていただきました。その際の一瞬の生徒の表情が見ることができ、たくさんの元気をいただきました。(校長の役得かも知れません。)また、代表生徒のみならず、閉会式後の記念撮影での姿は達成感とすがすがしさが見られ、美しかったです。
閉会式での講評では、みなさんの一生懸命と全力を讃えるとともに「新学年で友人や先輩・後輩の新しい一面を見ることができ、友人の幅が広がったり、深まったりしたと思います。この経験をこれからの学習、宿泊行事、文化祭などの行事で活かしてほしいと思います。」とお話ししました。

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高3生によるエンカレッジパフォーマンスの終了時に高3全員から「母の日」の両親への感謝と「LOVE」「アリガト」の人文字がプレゼントされました。親としても生徒の成長を感じ、うるっとくる瞬間でした。

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写真は高3生によるエンカレッジパフォーマンスの時にエンカレ係の生徒から本部席でいただいたものです。「なかなか一つにまとまらずダンスも笑顔で踊れていませんでした。しかし、本気でぶつかり合い、ここ数日で団結力が深まり、今日はアンパンマンのようなにっこりスマイルでエンカレができました。高3にエンカレという機会を作って頂きありがとうございました」感謝の言葉をいただきました。

体育大会を通じて成長された姿がたくさんあらわれていましたので紹介いたしました。

明日は、順延の中学体育大会です。どんな元気と躍動と成長を見せてくれるか楽しみです。

2017年05月13日

中学体育大会                  第14号

中学生の皆さん、体育大会が雨で延びてしまいました。
残念ですが、天候には勝てません。
15日月曜日は、晴れの予報です。
いっぱいの元気を持ってきてください。
いい体育大会にしよう。がんばろう!

2017年05月11日

伝統文化                      第13号

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先日、箏曲部が出演する当道友楽会 地歌箏曲定期演奏会に行かせていただきました。この会は「なにわ芸術祭」参加のもと第97回定期演奏会として国立文楽劇場大ホールにて開催されたものです。部員たちは、大きな舞台で他の出演の門下生の方や大学生の方と一緒に演奏ができて幸せだったと思います。「ジブリメドレー」をしっかりと演奏することができ聞き応えがありました。この由緒ある演奏会に出演させていただく機会を与えていただき本当にありがとうございました。これも、日頃ご指導いただいている勝井先生をはじめ、みなさまのおかげです。このように「本物の学び」を経験できるのも本校の特長だと思います。
本校には、日本の伝統文化を学ぶ授業やクラブがいくつかあります。どれも専門の先生から学んでいます。音楽の授業では三味線を体験しています。体育系クラブでは、柔道部、剣道部です。武道は体育の授業で男女ともに学んでいます。男子は中1より高2まで柔道剣道の選択制で行い、1月には早朝寒稽古に参加します。文化系クラブでは、書道部、茶道部、華道部、箏曲部、囲碁将棋部があります。書道は中学生は授業の中で国語とは別に全員が専門の先生から学んでいます。茶道、華道は、かつて高校の授業で扱っていた関係もあり、現在クラブには専門の先生に教えに来ていただいています。囲碁将棋も専門の先生の指導をいただくこともあります。いずれの部も対外の大会にも参加し実績を上げています。
グローバル人材育成の中で必要な力として語られるのが「日本人としてのアイデンティテイ」です。いくら英語力が高く、コミュニケーションが上手だとしても、話す中身がなければ、グローバル社会ではリスペクトされないと思います。その話す中身の深みや質を高めるのが母国のアイデンティテイです。自分の生まれ育った国の文化や歴史、それに裏打ちされた意見や主張、これがなければ世界では相手にされないと言われています。その意味でも、中学高校時代から伝統文化を学び、その精神に触れることは重要ではないかと思います。
私の経験ですが、JICAの関係で中東のヨルダンで柔道の稽古に参加したことがあります。また、アメリカで漢字、ひらがなの成り立ちや折り紙を教える機会がありました。精神や主張という大きなものではありませんが、外国の皆さんが日本に興味を持っていただいていて、技術的な部分でなく日本の心のようなものを伝えることができた時、国際交流という偉そうなことでなく、じんわりと複雑なうれしいような不思議な気持ちになったことがあります。
特に伝統文化に関わる活動では、その精神を意識して学んでほしいと思います。クラブ活動の皆さんはそのリーダーとしてこれからもがんばってください。
体育大会でのクラブ行進も楽しみにしています。

2017年05月08日

行進練習から                    第12号

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上左の写真は5月3日休日の校庭です。3連休初日です。この後いくつかのクラブが練習試合や練習で登校して来ますが、早朝は静かです。数羽の鳩が我が物顔で芝生をついばんでおります。私は生徒の皆さんの顔を思い浮かべながら「私の挑戦」をコメント記入をしておりました。
上右の写真は5月6日土曜8時の校庭です。世の中では連休中ですが、本校には賑わいが戻って参りました。朝一番からの体育大会の行進練習の始まりの様子です。
校長室より少し様子を見ておりましたが、中学3年のリーダーでしょうか?みんなに指示を出しております。「足を高く上げて・・・」「視線は・・・」今月13日の中学体育大会に向けて一生懸命声を上げて教えています。ぎこちないながらもこの後、校庭を団ごとの行進練習が進んで行きました。
現在は、中高別日程、クラス対抗から団対抗の体育大会としました。賛否ご意見はいただきますが、中学の活躍の場面、縦のつながりを経験するいい機会になっていると思います。中高一貫校では高校生が主体となりやすいので、このように中学生が前面に立つことも重要だと考えています。
中学生にも行事においてリーダーとして、みんなに関わっていくことの難しさを体験し、リーダーシップ、自己肯定感を育成したいと思います。また、中学生においては、人とのつながり・関わりが苦手な生徒もおりますので、行事を通じて他学年を含め多くの人とも関わり、状況判断ができるようになってほしいと思います。
競技としての練習、団・クラスとしての練習、大会運営委員としての準備と今週末の体育大会に向けて、限られた時間の中で生徒たちは大忙しになっていきます。本番の天候はもとより、今週の天候が練習・準備を大きく左右します。天に祈るばかりです。保護者のみなさまには、生徒たちの躍動ぶりをぜひご覧ください。

朝の登校では、少し眠そうな生徒の様子もありましたが、多くは元気に挨拶してくれました。どのような休みを過ごされたのかまた聞いてみたいと思います。

2017年05月04日

多くの方に支えられ                第11号

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4月29日に学園小学校PTA総会にお邪魔して中高校の教育内容と連絡入試を含む入試についてお話しさせていただきました。1年生から6年生までの多くの保護者の方に聞いていただき、ありがとうございました。時間が限られておりましたので急ぎ足での説明になってしまい申し訳ありません。
下記日程で校外説明会を行いますので、ぜひご参加ください。
     6月10日(土)10時 プレラ西宮
     6月24日(土)10時 AP大阪梅田茶屋町

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また午後からは雲雀丘学園同窓会「告天子の会」の告天子の集いに参加させていただきました。現教職員はクラブ大会などの引率があり、多くが参加できないため、全教員からのメッセージを配布させていただきました。
1部総会として、学園幼稚園ホールにて、会員物故者への黙祷、会長挨拶、事業、会計報告と事業、予算案、役員選出承認が行われました。そのあと、本校吹奏楽部による演奏を聴いていただきました。幼稚園ホールでしたので限られたメンバーでの演奏でしたが、ポップな曲も演奏され参加の方からお褒めの言葉をいただきました。
2部懇親会は、学園告天舎に場所を移して行われました。新会員の中高59期生が数多く参加して盛り上げてくれました。多くの同窓の方が参集され、初対面の方同士が年代を超えていろいろなお話に花が咲いており、これも雲雀丘のよいところだと実感いたしました。28年度卒業生までで高校卒業生数は1万567名となりました。いろいろな分野で活躍されている方も多く、このような会合でお話を伺うと新たな発見ばかりで大変勉強になります。私が初めて担任をした学年の33期生のKくんは、日本で会社を経営しながら単身ベトナムで会社業務とは違う日本語を教えるなど事業をされていて、この夏は家庭を離れ、数ヶ月間単身ヨーロッパを旅する計画を話されていました。雲雀丘にはこのような人並みならぬ行動力をお持ちの方がおり、驚きとともにうらやましくも思います。
卒業生の方には、同窓会事業はもちろん学習支援、広報活動、進路学習行事、クラブ活動など様々な活動で支援をいただいています。卒業生のお子さんが本学園にたくさん入学していただいてもいます。本当にありがたいことです。また、役員の方や東京支部長の星野様をはじめ年配の卒業生のみなさま、旧職員の先生方からも多くの激励のお言葉といただきました。本校は多くの方に支えられており、感謝の気持ちを持って学校運営にあたらせていただこうと意を強くした一日になりました。
9月3日文化祭では「ホームカミングデイ」として卒業生の方を「おかえりなさい」でお迎えしたいと思います。ぜひご来校ください。

2017年05月01日

PTA4月総会                    第10号

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4月最終週28日には、PTA4月総会を実施しました。旧役員の方へ感謝状をお渡しし、新役員の紹介のあと、会長よりご挨拶をいただきました。多くの方にご出席いただき、また委任状をご提出いただいておりましたので、総会は成立し、以下の議事をすべてご承認いただきました。
第1号議案 平成28年度 会計決算
第2号議案 平成29年度 予算審議
第3号議案 平成29年度 行事予定審議
ご欠席に方には、配付資料を生徒を通じてお配りいたします。ご確認ください。

PTA行事として、6月17日(土)午後にPTA文化講演会を行います。詳細は後日お知らせしますが、ふるってご参加ください。

私からのご挨拶として、配付資料のご説明とともに少しお話しさせていただきました。
「大学合格状況」を配布いたしました。この数字は、旧高3の59期生と既卒生の大学別合格を学部別に示したものです。マスコミでもこの数字がよく取り上げられます。私たちも外部にはこの数字を公表することになります。しかし、これは、それぞれの本校受験生が受験、進路に取り組んできた努力の後、合格の部分の数字だけを集めたものです。それぞれの受験生には取り組んだ努力の物語(ストーリー)があります。本校では一人一人違ったその足跡、挑戦も大切にしたいと考えています。生徒一人一人が希望する進路が実現するようにサポートして行きます。
「進路関連行事」「「校内実施模擬試験」を配布しました。進路は高校3年生だけのものでなく、中学から始まっています。本校では「ライフデザイン教育」「本物の学び」など進路学習を系統立てて行っていきます。希望者参加のものもありますので、ご家庭でのあと押しもお願いいたします。模試については、校長通信第6号をご覧ください。進路学習については、学年懇談会や中学進路説明会で内容をお伝えしていきます。

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冊子「親孝行の木」をお配りしました。10月創立記念日「親孝行の木」ではほぼ全員の保護者のみなさまからしっかりとしたコメントをいただき大変感謝しております。こちらが感動するものの多く、保護者の方々にも読んでいただこうと岡村校長の発案で冊子にいたしました。また、中1自然学舎での保護者からの手紙、高3卒業式での卒業生からの手紙の様子をご紹介しました。生徒たちには、親の想いを知って日々の生活をしてほしいと思っています。今年度もお願いすることがあると思いますよろしくお願いいたします。
本校では、多くの行事を保護者公開にしております。学校に足を運んでいただいて生徒の様子を見ていただき、保護者の方のネットワークも広げていただきたいと思います。「子どもの関心事は何か?」これがスタートだと思います。学校と家庭が連携して生徒育成をしていきたいと思います。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

4月が終わり5月に入りました。4月は先生方に「出会いの月をていねいにしよう」とお願いしました。5月は、大型連休の後、体育大会、中間考査と続きます。うまく乗り切れるかどうか不安な生徒もあるかも知れません。面談や質問紙なども通じて生徒観察をしっかり行っていきたいと思います。