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2017年07月31日

チャレンジの夏 本物の学び 第44号

    アカデミックサマー、サントリー研究者体験

7月25日に徳島大学医学部でのアカデミックサマーに同行し、視察と先生方へのご挨拶に伺いました。徳島大学は、医学科1名を含む5名が今年度進学しております。医学部志望の4名の生徒に玉置俊晃教授から冒頭「医師の仕事はすばらしい。社会的な認知やステータスの部分だけでなく、生死と向き合うタフさ、患者や家族と向き合う人間性、チーム医療からの協働性が重要である」とお話をいただきました。また、臨床、研究、行政、国際貢献などいろいろな場面での活躍の場所があり、そのことも生徒たちに伝えていきたいと話されました。先生のすばらしい人柄、医療人材育成に対する情熱に触れ、また個別に医療の将来像もお話しいただき、大変勉強になりました。
このあと、、丹黒 章医学部長、中谷学務課長とも面談いただき、次年度以降のアカデミックサマーについてご相談させていただきました。玉置俊晃教授、丹黒 章医学部長ともに本校での講義の約束もしていただきました。
徳島大学蔵本Cは、医学部に医学科、医科栄養科、保健学科(看護、放射線、検査)、歯学部、薬学部があり、教育研究が充実しており、生命科学の医療統合型キャンパスとしてすばらしい環境だと思いました。「オープンキャンパスに是非参加しようと書こう」と思いましたが、HPによりますと医療関係学部は締め切った学科が多いようです。次年度アカデミックサマーに参加して、是非チェックして下さい。
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                           国立国会図書館です

7月28日はサントリー「研究者体験」にお邪魔しました。場所はサントリーワールドリサーチリセンターの生命科学財団です。お隣は国立国会図書館、その隣は国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で人工知能、脳情報科学、ロボット技術などの先端技術研究が行われています。このような環境の中で5日間過ごすだけでもすごいことです。その上、先進の設備内で研究者の方につきっきりで指導を受け、最終的にプレゼンを行います。ちょうど、プレゼン準備に悪戦苦闘中でした。私はプレゼン内容は難しくて何回聞いてもよくわかっていませんが、科学に対する姿勢が形成されすばらしいことです。ここに来ると思うのが、いつも次の2つです。1つめは参加した生徒が「研究者になりたい」という夢を持つのは当然だなということ。2つめは、自分が高校生の時代にこのような機会があれば、人生変わっていたかなぁということ。なぜか毎回頭に浮かぶことです。

そのほかにも、鳥取大学、京都大学、森ノ宮医療大学や公認会計士、法学のアカデミックサマーが予定されており、学びが深まるいい体験ができることと思います。参加する人は「自分を変えるチャレンジの夏」になると思います。また激励に参りたいと思います。


2017年07月27日

チャレンジの夏 夏期講習         第43号

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                              セミもちからいっぱいです

夏期講習が始まっています。7月28日までは講習・補習優先期間として午前中に講習を行い、クラブ活動の多くは午後に設定されます。講習用チャイムが鳴り、プリント類を抱えた先生方が教室に向かいます。
夏休みは家庭学習を基本として、宿題、研究活動、苦手分野など自らの課題に取り組んでほしいと考えています。しかし、夏休みなると生活リズムが大きく崩れる人もいます。中学生には学習リズムをつけ、1学期できていなかった内容を復習するために、高校生は1学期の復習と自ら補強すべき科目・内容にじっくりと取り組んでもらうために、講習を設定しています。7月に学習のペースをつかんでいきましょう。各学年の講習計画を見ますと、先生方が工夫され、指名制や基礎・標準・応用などレベルを設定しています。また、高2は文系理系受験科目を意識した内容です。
高3は、例年通り7月8月を6期に分けて65の講座が設定されています。志望校に向けて勝負の夏ですね。周りに左右されることなく取り組んで下さい。
授業の延長線で、受講して勉強をした気分になるだけでなく、家で予習復習し、自ら積極的に取り組む姿勢が重要です。実力アップにつなげて下さい。

2017年07月26日

バットをペンに持ち替えて           第42号

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講習の最中、図書室での自習状況を見に行きました。野球部3年生がバットをペンに持ち替えて猛勉強中でした。うれしくなり、野球関係の本の紹介を書きます。
  こんな本を読んだ

2017年07月24日

どんな夏に?                  第41号

夏休み中の県大会、近畿大会、全国大会出場のみなさん健闘を祈ります。

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前号に続き、式辞後半を補足します。夏休みに向けて2つ話します。
1つめ「チャレンジの夏」「自分を変える夏」と学年から呼びかけられていました。日常・日頃から飛び出して、挑戦しよう。限界を超えよう。いろいろと計画を立てていますか?アカデミックサマーなどの行事や旅行・合宿など計画がある人はもちろん、まだない人は自分でつくって、その中で日頃と違うことに挑戦してほしいと思います。半日でもいいから旅をしてみるとか。12時間以上集中して机に向かって勉強するとか。趣味に没頭とする時間を作るとか。日頃できないお手伝いをするとか。もちろんすべきことはしっかりやって。
2つめ「平和について考える夏」を意識してほしい。8月は戦争や平和について考える機会があると思います。新聞を読んで、歴史や世界の情勢に目を向けて下さい。
8月22日2学期始業式に元気な顔を見せてください。

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中学カナダ研修旅行、高校ニュージーランド研修旅行に出発しました。偶然30分違いの伊丹空港でしたので時間差で出発していきました。緊張と不安な顔はまだなかったですが、いろいろと困難もあるでしょう。やりがいと思い出、大きな自信を携えて帰国すること間違いなしです。英語の習得だけでなく、出会いを大切にして多くのことを学んでほしいと思います。充実した研修旅行にして下さい。


2017年07月21日

1学期を振り返って                第40号

    1学期終業式
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日射と熱射のため式辞を短くしました。話せなかった前半部分を補足します。
4月の全校朝礼で2つのことを話しました。1つめは「さわやかな挨拶を自らする」です。
挨拶をしてくれる人が多くなったと思います。登校のあいさつ・声かけでは、大きな声で返してくれる人もあります。笑顔で返事をしてくれる人もあります。こんなときは、私の心に10点、20点が加算され、プラスになり、元気になります。一方、こちらから「おはよう」とあいさつしても、無視する人がいます。悪気はないのかもしれません。運動部のクラブバックを持っている生徒だと一層悲しくなります。私の心には、マイナス100点が突き刺さります。さっきまでの心のプラスが、一気にマイナスになります。その人のことが心配になります。悩みがあるのか・・他の人とうまくやれているのか・・
いつも心のバロメーターがプラスで一日を始めたいと願っています。
コミュニケーションは、キャッチボール。その基本は、あいさつ。
野球ではキャッチボール、バレー、バスケ、サッカーではパス、テニスではストローク、柔道剣道では打ち込みでしょうか?まず、基本が自然に、うまくなってほしいです。

2つめ、「公欠の報告を、校長室に」とお願いしました。1学期は公欠以外にもクラブ関係で多くの人が来てくれました。大会への意気込みや表彰の報告もあれば、敗退や引退の報告もありました。
自分のやったことに自信と誇りを持って、伝えることも大事だと思います。
クラブに限らず、2学期も報告を楽しみにしています。

みなさんと1学期を拍手で終えました。

そのあと校庭では、環境大使のみなさんが芝生整備を行ってくれました。
今回は中1が11名、中2が18名、中3が7名、高1が7名、高2が9名の参加のようです。

2017年07月17日

海の日そして山へ                第39号

      少し地理の話
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昨年の中3沖縄研修旅行

「海の日」とは、1995年(平成7年)に制定され、1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日のひとつで、日付は施行当初は7月20日、祝日法改正のあった2003年(平成15年)以降は7月の第3月曜日となっています。
国民の祝日に関する法律において「海の日」は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」と定義されています。
地理の授業でお話しするのですが、生徒たちは「日本は小さな国」とよく言います。しかし、世界の国(国連加盟国193カ国)の中で面積は62位で上位3分の1以上にです。ヨーロッパでは日本より大きいのは、フランス、スペイン、スウェーデンの3国です。(高3生センターはマストですよ)人口は10位EEZ(排他的経済水域)となると6位で海洋大国となります。漁業、食文化においても大きな役割を果たしてきました。周辺国との海洋資源やサンマなどの漁獲量の問題も発生しています。(高3生これもね)地理の授業においても「海」は切っても切れないテーマであります。
日本は、大陸の東の端で、海に囲まれた島国で、世界でも類を見ない独自の地形と気候の自然環境と文化、そして歴史、伝統を育んできました。この日本のいい意味での特異性は注目され、海外の研究者が研究対象にしようしています。この研究分野が日本でもより注目され、中等教育で取り上げられるようになればよいと思います。

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昨年の中2大山登山と水工場前の歴代生徒の植林
本校ではかつては中学生が臨海学舎を実施していました。しかし、安全性の問題と中3研修旅行の実施から、中2で林間学舎、中3で沖縄研修旅行としています。「海の日」の翌日18日から第35回の林間学舎です。メインの大山弥山(1710m)登山、宇多田ヒカルさんのCMのサントリー奥大山ブナの森工場の見学・植樹・自然観察、キャンプファイヤーなど学校では体験できない学習を行い、ひとまわり大きく成長して帰ってきてください。先日もリーダーを中心にキャンプファイヤーの出し物の練習が早朝より行われていました。土産話をたのしみにしています。

2017年07月16日

第1回中学校説明会、オープンスクール    第38号

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本日は、猛暑の中、第1回の中学校説明会、オープンスクールにご来校いただきありがとうございました。講堂は満席、900名を超える来校者で昨年の20%増となりました。
会の冒頭あいさつで、せっかく来校いただいたので、個別質問OK、雲雀丘の生徒、先生、雰囲気を肌で感じてほしいと話しました。
予想を超える多くの方で十分に対応できるか不安でしたが、教職員は総出・フル回転、生徒も声をからして説明や誘導を行ってくれました。みなさまに知ってほしい雲雀丘を、体験授業、クラブ体験、校内見学と盛りだくさんのメニューでお迎えしました。
対応など不手際があったかもしれません。個別に説明・相談・見学の対応もさせていただきますのでご連絡ください。
全クラブの全部員が受験生のお世話をするとともに、丁寧に質問にも答えていました。あちこちで、生徒への質問の輪ができており、一生懸命に対応している生徒の姿が印象的でした。さすが本校の生徒です。アンケートにもうれしいご意見をたくさんいただくことができました。
自分の学校やクラブのことを知らない人に話せる、伝える、教えることができる、質問に対して対応できる、これこそ育てて行くべきコミュニケーション力だと思います。
また、今回は放送部、鉄道研究部、吹奏楽部、水泳部のみなさんがクラブ体験以外にボランティアで校舎見学や運営などお手伝いをしてくれました。また、案内の生徒が「私は雲雀愛が強いのでしっかり話せます」といってくれました。
これも学校力。とてもこころ強く、うれしい気持ちになりました。
生徒のみなさん、本当にありがとうございました。

2017年07月15日

明日の説明会、オープンスクール           第37号

明日16日、第1回中学説明会(9:00~10:30)とオープンスクール(11:00~12:30)を行います。
例年よりもたくさんの方に申し込みをいただき、うれしく思っております。
当日は混雑が予想されますので、時間の余裕を持ってお越し下さい。
また、気温の上昇も予想されます。飲み物などのご用意もお願いします。
今年度初めての校内説明会です。雲雀丘を体感して下さい。

生徒のみなさんには、クラブ体験のお世話、校舎の案内・誘導など積極的に取り組んでもらえました。知らない方に自分の思いを伝える、ホスピタリティーの気持ちで接するなど本校が目指す人間力を高める場にもなると思います。さわやかなあいさつと笑顔で未来の後輩たちをお迎えしましょう。

2017年07月13日

おいしそうなお弁当                第36号

    ECO弁当の日

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3,4人の中学2年男子が集まって弁当を食べています。「今日は自分でつくりましたか?」と聞くと、「はい!」という元気良い返事。ある人は「今日は忘れていました」「半分はおかあさんです」という人も。昼食時の楽しいひとときです。
今日はECO弁当の日ということで、家庭科の先生の指導で「自分でお弁当を作って持ってくる」としております。毎日食べるお弁当にも環境問題が詰まっていることを知ってもらうために設定しています。

以下「家庭科だより」からです。
○フードマイレージやバーチャルウォーターについて考え、地産地消の国内産食材を使う。
○冷凍・加工食品は、産地が書いていないものも多いので使わない。
自分で作るといつも作ってくださっている保護者の気持ちがよ~くわかります。
やってきなきゃわかりません!!やったらわかる!!

大学生の食生活の問題点として、欠食、孤食、偏食、間食の4つと聞いたことがあります。本校卒業生でも一人暮らしの人やアルバイトなどで時間が不規則になる人にもこの問題が多いようです。朝食欠食率は4割を超える大学もあり、女性にはお菓子の間食でおなかいっぱいで欠食するケースもあります。また、遊行娯楽費のためのお金の節約、時間の不規則のために欠食やレトルトやコンビニ弁当など栄養のバランスを欠いた偏食にも陥るようです。
ライフスタイルの変化によって食生活も大きく変化しますが、食に対する正しい知識・姿勢・態度は、自らの人間力、伝えていくべきものとしても重要だと思います。中学高校時代の学習を通じて身につけてほしいと考えています。保護者のみなさま、ECO弁当のご協力ありがとうございました。


2017年07月10日

アンケートの実施                 第35号

福岡県、大分県の大雨により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

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教務部、指導主事主体の「授業アンケート」、生徒指導部主体の「生活アンケート」が行われました。本校ではこのほかにも、、生徒のみなさんに学習実態調査(家庭学習)や外部模試と連動した調査、アンケート、QUテスト(中学校)、保護者のみなさまには9月に「保護者アンケート」をお願いしています。
「授業アンケート」は、学期末に行うもので、生徒のみなさんに授業への取り組みを振り返ってもらい、教員の授業に対する評価も数値化しています。教員が自分の授業において各項目について振り返ることができます。改善点を研究してもらいます。同じ先生でも、学年やクラスによっても数値が違います。その原因を担当教員だけでなく、教科主任や指導主事、われわれと共有して相談、アドバイス、指導するようにしています。「授業は 、教師が一人でつくるものなく、生徒ともにつくるもの。」と大学の先生から教わりました。よい授業が行われれば生徒の学力は伸びます。アンケートを活用して授業力向上を進めていきたいと思います。
「生活アンケート」は、奇数月に行うもので、人間関係のトラブルなど日頃の学校生活を振り返ってもらうものです。無記名で行っています。「秘密は守りますので相談してください」「スクールカウンセラー紹介」をアンケートの中に入れました。中学高校時代には、いろいろな悩みもあると思います。一人で悩まないで是非相談して下さい。
「QUテスト」は、中学校で年2回行います。学校生活意欲や満足度から学級集団の状態を測定するもので、人間関係のづくりや不登校やいじめの発見、予防に活用できることから資料として学年、学級経営に活かしています。

2017年07月07日

学園小学校保護者対象入試説明会      第34号

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7月6日学園小学校保護者対象の入試説明会を学園講堂にて行いました。
昨年の約120名に比べ今年は約160名の方にご参加いただきありがとうございました。
大森教頭より本校の進路状況や教育の取り組み、方針について、野条入試部長より入試についてお話しさせていただきました。考査中のため授業は見ていただけませんでしたが、校舎見学にもたくさんの方が参加されました。同じ敷地内ではありますが、多くの方が初めてだったようです。
会の冒頭、私から「連絡入試」と「「一般入試(連絡入試以外)」の方があります。「一般入試」は3回あります。中高校に関心を持っていただいて、是非受験して下さいとお願いしました。また、「正しい情報を受験生保護者の眼で確かめて下さい」と話しました。受験では学園小だけに限らず、いろいろな情報が飛び交います。学校選びは自分で確かめていただき、受験する本人の希望も大切にしてもらいたいと思います。
会に出席できなかった方もあるかも知れません。中学高校では、校内説明会7月16日、校外説明会、また個別の相談も受け付けております。低学年の方も遠慮なくご相談下さい。

2017年07月06日

入試に「絶対」はない。              第33号

    7月3、4日 60期高3進路検討会
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校長、両教頭、進路指導部長、副部長、学年担任7名、難関大プロジェクトリーダーで高校3年生の進路の方針・課題を検討する会議です。資料から抜粋した目的です。
●現段階での本人の学力と志望を確認し、夏に取り組むべき課題を洗い出す。
●必要ならば選択の可能性を拡げるために、受験校候補を提供する。
●検討内容は担任個人ではなく、学年進路指導部を含めた学校全体の指導方針として共有する。

久しぶりにこの会議に出席しました。昔と変わらず、一人一人に向き合って行きます。志望校、志望動機は何か?この学部で間違っていないか?こちらの学部でもいいのではないか?これをやりたいならばこの大学学部では?あそこはこれが有名だ・・・本人の興味のあることは何だ。などなどまずは本人の資質、興味、関心が大学選択のスタートです。つぎに、模試の結果をふまえた議論になります。できている科目は?なぜ6月の模試が悪いのか?これが実力か?今は伸びている!のばしたい教科は?どうすればどうアドバイスすれば?どう声かけするのか?担任は必死にメモをとります。生徒へのアドバイスが詰まっています。~先生頼みますよ、という声も。
現段階の偏差値による判定結果は資料としてみていますが、主な話題にはなりません。なぜなら、勉強はこれからです。初日7時間、2日目6時間30分。合計13時間あまり。毎年、長丁場の会議になります。先生方は考査の採点疲れも見せず、取り組みます。私は、一人一人の個人写真を見ながら記録をとります。志望など新しい発見です。声かけする材料になります。
少し手前味噌ですが、ここに雲雀丘の進学実績向上の秘密があるように思いました。みんなで真剣に生徒のことを考える。生徒に関する情報量が多い。大学や学部に関する情報,入試情報が多い。どちらも先生がよく知っている。みんなで何とかしよう。3年、6年の想いが詰まっています。そして何より、生徒の志望に対して先生方が諦めていないということです。誰しも今の偏差値でどうかと考えてしまいがちだし、そのような進路検討会をされる学校もあるかも知れません。しかし、雲雀丘の先生方は生徒の志望に対して実現のために立ち向かっています。こころに火をつけるための会議です。
久しぶりに出席してみて、「一人一人を大事にする諦めない指導」を感じ大変こころ強く思いました。60期生高3諸君、先生方にぶつかっていって、いい夏を過ごして下さい!
次は12月受験校決定のために行います。楽しみにしています。

2017年07月05日

いざという時に周りでも声をかけ合いながら 第32号

      「心肺蘇生法とAED」教職員講習会
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7月3日に、今年も、宝塚東消防署雲雀丘出張所の救急隊員の方々と普及指導員の方々に来校していただき、講習会を行いました。各指導者のグループに分かれて、教員一人一人が実際に、ダミー人形とAEDを使い、心臓マッサージ(胸骨圧迫)とAEDの使い方の練習を行いました。
私自身、神戸市消防局市民救命士の資格講習で「頭で理解と実際の現場での対応の違い」がたたき込まれました。やはり、練習が大事なものだと思います。

この日私は会議のために参加できませんでしたので、以下養護教諭からのレポートです。
 救急隊員の方々は一人一人の動作を丁寧に見てくださり、適切なアドバイスをくださるので、教職員もリラックスしながらも真剣に訓練に取り組むことができ、非常に有意義な研修会になりました。また、実技を行いながらも、「体が濡れている時は?」「解析の結果、電気ショックが必要ではない場合はパットは外していいのか?」「パットを貼るべき位置に、傷やペースメーカーがあったら?」などなどたくさんの質問が交わされていました。隊員の方から、実際に現場対応する時の想像を超える緊張・緊迫感を聞くにつれ、いざという時に周りでも声をかけ合いながらフォローしていくこと、定期的に何度も繰り返し確認と練習を行う事の大切さを知りました。

7月7日には、同じく宝塚東消防署雲雀丘出張所の方を講師にお招きして、生徒向けのメディカルケアトレーニング(応急処置編)を開催します。これは、運動部部長・副部長・マネージャー原則参加で行い、各部に戻って伝達講習を行うものです。それぞれが責任感を持って臨み、リーダーシップが育成される機会になっています。昨年は、熱中症をテーマに行いましたが、今年は応急処置について学びます。
宝塚東消防署雲雀丘出張所のみなさまには、お忙しい中、講習会にご協力いただきありがとうございます。今後もご指導の程どうぞよろしくお願いいたします。


2017年07月03日

いい点がとれますように            第31号

     1学期期末考査スタート
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6月30日10時校長室からの中学東館校舎の写真です。昨夜は雷や激しい雨で、今日は一日雨のようです。プロジェクターが光っています。教室を見に行ってみますと、試験前で先生も気合い十分、みんな集中して授業を受けていました。姿勢の悪いのが気になります。数学の授業では、グループでアクティブラーニングが行われていました。
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中学1年生にとっては、入学後2回目の定期考査です。中間考査の反省から学習方法を先生から教えてもらったり、友人のまねをしたりしているのだと思います。そこが学校のいいところ。こころからの願いの「期末でいい点がとれますように」はいつの時代も同じたくさんの七夕飾りでした。工夫をしてがんばって下さい。
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6月30日19時50分の自習室、自習スペースの写真です。今年度より20時までの自習を高校全体に認めることにしました。写真は予定の部屋で収まらず、第2第3の場所です。高校2・3年生はもとより高校1年生も多数自習をしています。写真はありませんが、職員室では教材研究や試験作成の先生方がたくさん残って仕事をされていました。「いい点数とってくださいね」