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いざという時に周りでも声をかけ合いながら 第32号

      「心肺蘇生法とAED」教職員講習会
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7月3日に、今年も、宝塚東消防署雲雀丘出張所の救急隊員の方々と普及指導員の方々に来校していただき、講習会を行いました。各指導者のグループに分かれて、教員一人一人が実際に、ダミー人形とAEDを使い、心臓マッサージ(胸骨圧迫)とAEDの使い方の練習を行いました。
私自身、神戸市消防局市民救命士の資格講習で「頭で理解と実際の現場での対応の違い」がたたき込まれました。やはり、練習が大事なものだと思います。

この日私は会議のために参加できませんでしたので、以下養護教諭からのレポートです。
 救急隊員の方々は一人一人の動作を丁寧に見てくださり、適切なアドバイスをくださるので、教職員もリラックスしながらも真剣に訓練に取り組むことができ、非常に有意義な研修会になりました。また、実技を行いながらも、「体が濡れている時は?」「解析の結果、電気ショックが必要ではない場合はパットは外していいのか?」「パットを貼るべき位置に、傷やペースメーカーがあったら?」などなどたくさんの質問が交わされていました。隊員の方から、実際に現場対応する時の想像を超える緊張・緊迫感を聞くにつれ、いざという時に周りでも声をかけ合いながらフォローしていくこと、定期的に何度も繰り返し確認と練習を行う事の大切さを知りました。

7月7日には、同じく宝塚東消防署雲雀丘出張所の方を講師にお招きして、生徒向けのメディカルケアトレーニング(応急処置編)を開催します。これは、運動部部長・副部長・マネージャー原則参加で行い、各部に戻って伝達講習を行うものです。それぞれが責任感を持って臨み、リーダーシップが育成される機会になっています。昨年は、熱中症をテーマに行いましたが、今年は応急処置について学びます。
宝塚東消防署雲雀丘出張所のみなさまには、お忙しい中、講習会にご協力いただきありがとうございます。今後もご指導の程どうぞよろしくお願いいたします。